安全なタクシーの乗り方！

　　
　先日　「領収書を発行するタクシーが出てきた」　などと、バンコクのタクシーの様変わりについて
お話ししたばかりですが、タイ警察では夜間のタクシー利用についての注意を呼びかけています・・・

　実は　先月中旬、午前4時頃にタクシーに乗った女性（47歳）が、運転手（36歳）にけん銃で撃たれ、
貴重品・現金などを奪われた上、20㌔㍍も離れた郊外の道路脇に放置された事件が発生しているんです。

女性はタクシーが去った後、道路まではい出て　通りがかった人に病院まで運ばれ一命は取りとめ、
女性がタクシーの色やナンバープレートの一部を覚えていたことから、犯人は逮捕されました。
犯人は金に困っての犯行と供述しているとの事・・・　この手の事件、時折　思い出したように起きますネ。

　
＜しっかり取り締まって下さいな！＞

　でも　タクシーを利用する時に、どのタクシーが安全か、危険か、なんて分かりませんものねぇ～
そこで、今回の事件を受けてタイ警察では、女性がタクシーを利用する際の注意として・・・

＊　運転手の真後ろに座る
＊　運転手とむやみに会話をしない
＊　ナンバープレートや運転手の名前を控えておく　
＊　ゴールドなど金目の物を身につけない　　　　　　　

・・・　としています。　

　
＜バンコク市内のタクシー＞

もう一つの安全な方法は　“タクシー　コール・センター１６６１　”　を利用することでしょうか…
タクシー・ドライバーは選べませんが、コール・センターを利用した場合のタクシー・ドライバーは、
登録制でタクシー会社所属のドライバーなので、流しのドライバーとは違い、安全でしょう。

　空港からタクシーに乗ると、プラス50バーツのサービス・チャージがかかりますが、コール・センター
利用の場合はプラス20バーツでOKです。　コール・センターは政府系ですし、英語も多少できる
タクシー・ドライバーも多いと聞きます。　郊外へ行く…　夜間利用する…　こんな時はお薦めです。

雨の日などのタクシーが捕まりにくい時、あまりタクシーが来ない場所など、コール・センターに連絡すると
近くを走っているタクシーをアレンジしてくれ、指定場所までピック・アップして貰えますしネ。　

　　
＜日本語が通じたら最高なのに＞

また　自宅から頻繁に使う場合など　電話番号を登録しておくと、番号を言うだけで、指定場所やいつもの
行き先を即座に確認し、的確なタクシーを手配してくれ、とても便利ですヨ。　日本からの人達がゴルフ場へ
行く折にも良いかも知れません。　これで日本語が通じたら観光客に最高なサービスとなりますのにネ。

　バンコク市内を走るタクシー、5万台とも7万台とも言われていますが、一台のタクシーを二人や数人で
レンタルしているケースが多く、公務員などの副業、アルバイトも多いと聞きますので、運転手の数は
一万人前後はいるんでしょう…　政府も運転手の資格を厳格すれば事件・事故も減るでしょうにネ。

　タクシーのお話し、もう少し続きます。　長くなりますので明日へ　　



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