今日はすでに施行されている、そして将来 実施される? 保険に関する話です ・・・
一つは飲酒時の交通事故について。
タイの商業保険監督・保険委員会事務局(OIC)は、今月1日から交通事故を起こした
運転者の血中アルコール濃度が50mg/dl 以上の場合、事故によって生じた損害について
保険の適用対象外とされ、運転者にすべてを賠償させる義務に変えました。
ソンクラーンなどの正月で増加した事故原因の要因を探ってみると、第一は 飲酒運転が
40%近くで、次が速度超過で30%だそうですからネ。この二つで事故原因の70%前後に
なります。運転手のマナーや心がけで半減以上 無くせるという、信じられない数字です。
特に、酔っ払い運転で本人が事故死するのは自業自得でしょうが、それに巻き込まれた
犠牲者は、たまったものではありません。ホント 冗談じゃありませんよネ。 でも
加害者に支払う能力がなかったら泣き寝入りでしょうネ。 まだまだ問題は山積みです。
<飲酒運転の検問所は多くなりましたが>
これまでは150mg/dl まで保険が適用されていたのですが、「今後は運転する人は飲酒しては
ならない」と言い、OICはこの規則によって飲酒して運転する者は減ると考えているんで
しょうかネ。 いつも叫んでいますが、免許の取り方と指導を徹底しないとねぇ~
そしてもう一つが、英字新聞「バンコクポスト」が、報道した海外旅行保険加入義務について。
今後の近い時期に、全外国人旅行者はタイへ入国する際、パスポートと共に、海外旅行保険に加入
していることの証左が必要だというのです。こんなこと、他の国々では聞いたことありませんよネ。
なぜにそういうことにするのか? タイを訪れる外国人旅行者で保険に入っていない人が多く、
滞在中での事故で負傷したり、病気にかかったり、その医療費を支払えないケースが増加して
いるんだそうです。その為 病院の負担を軽減しなければならない、という事情があるそうです。
タイ観光・スポーツ省によると昨年にも、外国人観光客への海外旅行保険の義務化を提案したものの、
訪タイ観光客の増加により、監督するための人員がいなかったため実現できなかったと説明しています。
全外国人旅行者のタイ入国時に、海外旅行保険加入を義務化する計画は、タイ政府観光庁 傘下の、
ウェルネスツーリズム委員会によって提案され、今後は観光政策委員会で検討されるとのこと。
タイに入国する時だけでなく、外国人観光客がイミグレーションで滞在期間の延長を申請する際にも、
滞在延長期間に有効な海外旅行保険に加入しているという証左を示す必要が出て来るかも知れません。
<クレジットカード付帯の海外旅行保険の証明はどうする?>
タイの保険委員会事務局は「国際空港や国境の検問所での、海外旅行保険に加入できる
自動販売機の設置を含む、保険契約や保険販売チャネルの詳細について詰めている段階」
といいますが、まさか保険事業の手助けではないでしょうねぇ~
政府と病院の気持ちはお察ししますが、ちょいと面倒なシステムになりそうですヨ。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます