地方の田舎なんかでは、なかには親に薦められて中毒になった若者もいると聞きますからネ。
とんでもないことです。 タイの麻薬問題、ホント深刻ですヨ。 昨日からの続きです ・・・
今年、リハビリ施設に収容されている子どもらの中に、なんと11歳の子が5人もいるそうですから。
麻薬組織は貧困層の子どもたちに安いカネを払って 「運び」 をやらせ、なおかつ彼らを麻薬
中毒にして、友達に薦めさせる方法で買人を広げているという話を聞きます。
幼少時から常習者にしてしまえば、将来の売り上げが期待できる。 子どもは深く考えずに興味
本位で行動するから麻薬なんかに染まりやすい。 子供を狙うなんて酷い、恐ろしいことです。
日本でも、女優・高島礼子の旦那である高知東生が、逮捕された時も覚醒剤と大麻の両方を
持っていたことが話題になりました。 タイでも、複数の麻薬を混ぜて使用したり、大麻も一緒に
使用するのが当たり前になっているようです。
今までは、麻薬常習者の6 割が覚せい剤、2割が大麻、2割が他の薬物と聞きますが、両方使用する者が
増えており、このケースだとリハビリで立ち直るのが非常に難しくなるとのことですからネ。 より深刻です。
もう こうなったらフィリピン方式でやるほかないのかな ・・・ 凄いですねぇ~ フィリピン!
ドゥテルテ新大統領の過激というか麻薬撲滅対策が、良い悪い評価を二分に分け世界を驚かせています。
警察が、麻薬密売人などの現行犯をその場で、402人 射殺したことが報じられたら、殺害を恐れた
麻薬密売にかかわる何万人という関係者が、自首してきたとのこと。 本当ですかネ。
すでに報道されていますが、ドゥテルテ新大統領が20年前にダバオ市長に就任してから汚職が少なくなり、
10年で麻薬が激減し、治安も良くなり経済を大きく発展させ、やり手の市長と評判でした。
フィリピンのトランプ氏と呼ばれるドゥテルテ新大統領>
大統領になったらフィリピンから麻薬を撲滅させると宣言していました。 が、市でない国を変えるのは
難しいと言われていましたが、大統領の有言実行ぶりに国民は 皆 拍手喝采で驚いているようです。
一部の人権団体などから批判も出ており賛否両論ですが、警察の公式発表の2倍の800人以上が
射殺されているという情報もあるようです。 ちょっと本気度が違いますよネ。 このくらいの姿勢で
臨まないと、タイだって麻薬撲滅なんて、出来ないかも知れません。
そう言えば、タクシン氏が首相時代の2003年、麻薬一掃作戦として軍隊・警察を導入し、政府が
作成したブラックリストを元に、リストアップされた人物を強制逮捕したり処刑しました。
その数、民間人で2500人以上、軍と警察の殉職者は25人で逮捕者は9万人に上りました。
しかし、人権的観点から世界で大きな批判も浴びましたよネ。 二人の麻薬撲滅対策は行き過ぎでしょうが、
このくらい思い切った覚悟で臨まないと、タイから麻薬、覚醒剤は無くならないでしょう。
新憲法は、軍部の介入が大きく認められる内容で、来年に総選挙が実施され、民政移管されても、事実上、軍部が実権を維持することになります。
現在は軍部独裁政権ですが、今後は軍部支配政権となります。
http://www.newsclip.be/article/2016/08/08/30094.html
日本国では、憲法改正が至難ですが、タイ王国では数年おきに憲法が改正されています。どっちがいいのかな?