※22時39分、間違いを修正(福は内と鬼は外を入れ替え)
我が家の歳時記、節分編です。
まずは豆まき。
私が子どもの頃はまだ、炬燵に豆炭を使っていて、
豆炭をおこした七輪にフライパンをかけて自家製大豆を炒り、
豆まきに使う豆の準備をします。
あと、七輪では鰯の頭だけを割り箸にさしてあぶっていました。
鰯の頭は玄関脇の国旗を立てる金具のところに、柊と一緒にさしていたかな。
実際に豆をまくのは、基本的にはみんなが帰ってきてから。
「福は内」の掛け声で母屋の外の建物からまき始めて、
次に母屋の部屋を回り、最後に玄関から「福は内、福は内、鬼は外!」と
外に向かって豆をまいて、玄関をピシャッと閉めます。
その日それ以降は外に出ません。
誰かに向かって豆をまくことはないです。
次に、節分の日の晩ごはん。
最近ではすっかり恵方巻きや、それに類するものが定番になりましたが、
我が家での節分の食べ物といえば、「おおとしのおかず」と「イワシの丸干しを焼いたもの」
「おおとしのおかず」は大晦日にも登場する煮物。
具は豆腐、油揚げ、里芋、大根、牛蒡、椎茸。
大晦日にはこれに糸昆布を入れますが、節分には入れません。
どちらも、大晦日に食べるのと同じもの、なんですね。
こうして、立春を迎える準備をするのです。
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