川柳

泣かないと決めて後ろを振り向かぬ

日本―イラク戦

Ｗ杯最終予選の、日本ーイラク戦が昨夜行われて、日本は１：０で勝利した。
それはそれで結構なことだけれど、相手のイラクの監督は、日本でも監督を務めたジーコである。
しかも、先発１０人の選手を、Ｗ杯初出場の選手にしたというのだから、もう少し点が入るかと思ってみていた。
さて、ジーコはなぜ、１０人もの選手を若い者にしたのだろうか。
好意的に考えるならば、前に自分も監督を務めた日本をＷ杯へ出場させてやりたいから、最小失点で負けるか引き分けるなら良いだろうということで戦力を落としてきたとも考えられる。
しかしながら、それによってイラクがＷ杯に出場できなくなる可能性も大きくなるわけである。
ただ、現在のところ日本が１位であるけれど、２位はイラク、オーストラリア、ヨルダンと混戦であるから、まだまだイラクが２位を確保することは十分可能のように見られる。
昨日の試合も、キーマンである遠藤、長谷部、本田をマンツーマンでマークして、あまり働かせなかったために、失点もわずか１点で終わらせることが出来た。
まだまだ、Ｗ杯までは時間があるのだから、そこへ頂点を合わせて若手を育てているとしたら、ジーコ率いるイラクも恐い存在となりそうである。

姉との連絡

姉が入院するといって、もうすぐ１ヶ月くらいになるので、連絡を取ろうとした。
しかし、前に姉から電話があったときに、夫婦どちらも入院することになるので、電話しても通じないといわれていた。
そこで、いつも年賀状をくれていた、姪に電話したけれど、使われていないということだった。
別の姪にかけてみたけれど、やはり同じだった。
１０４で聞いてみたけれど結局わからなかった。
今はケータイがあるため、若い者は固定電話をなくしてしまったのだろうか。
世の中、便利になった一方で、ケータイとなると相手が教えてくれなければ、連絡のしようがないのだから、なんとも不便な世の中になったものである。

平成の明智光秀

石原幹事長に対するこのネーミングは言いえて妙である。
これを聞いたら、政治を知らない人でも、あの織田信長に反旗を翻した明智光秀を容易に想像することが出来る。
しかしながら、実態は、前にも少し書いたけれど、谷垣総裁の失政と不人気による総裁選出馬断念であって、決して、石原幹事長に蹴落とされたわけではない。
一番人気の石原幹事長に比べれば、谷垣総裁はその３分の１くらいしか人気がないのだから、仮に総裁選に出馬しても、決選投票にまでも持ち込めなかったであろう。
そこで、実態を表しているかどうかは別にして、石原幹事長としては、とにかくこの汚名を払拭するような行動に出なければならないはずである。
ただ、実体がないだけに、対策の立てようもないし、騒げば騒ぐほど、余計噂が広まるということもあるので、これが今後総裁選にどれだけ影響するか見ものである。