本堂に設置している古いスピーカーを修繕しました。
住職が若い頃(何十年前?)に、投げ売りされていたらしいMarantz LS-88H。
*基本仕様はこちらに載っています…日本語のページが見当たらず、海外ページです。
「若くてまだお寺の仕事が少なかった頃、音楽をかけながら、ひとり本堂の掃除を頑張っていた」と祖母から聞いたことがあります。
思い返せば、行事で利用しようとしても、いつからか音が割れたりして使われなくなりました。
スピーカーのカバーを開けて確認しても、写真の通りゴムエッジがボロボロ…なんとかしようという知恵も気概もなく、ついついそのままに。
もう何十年も本堂で鎮座ましましているこの大きいスピーカー…なんとかしたい。
捨てるのはいつでもできるけど、どう考えてももったいない。
この度、夫が移動させ(私では運べない)作業用の古座布団の上に横たえて様子見。
カビ?
そして、エッジがボロボロ。
↑合板?当時輸出用(アメリカ向け)の廉価版製品だったのかも?
↓外して、ボロボロ部分を磨いて、拭いて…
↑かつて「日本マランツ株式会社」があったらしい。いろいろな経緯を経て、今は、D&Mに続く。
うーん、マイナーで、売れ残って投げ売りされちゃうのも仕方ない?!
当時の住職の懐事情を考えれば、十分すぎるものだったと思いますが。
ワタみたいなのは、どうしようもないので大きなチリやゴミだけ除いて放置。
夫がネットでいろいろ調べてくれて、とりあえずは普通に音がでるように、最低限修繕してみようということになりました。
わからないなりに、直径サイズを測って、ネットで検索。
ブツを購入!
正直、サイズ的にあまり選択肢がなかった印象です。
↑amazon商品ページから一部転載
本堂はスピーカーにとって過酷な環境です。
丈夫そうなゴムエッジにしました。
音質としては表現力に欠けるかもしれませんが、丈夫で長持ちすることが1番大事です(笑)
接着剤も、ネットで同じことを試している人が使っていたものを購入。
エッジを貼り付け、乾燥を待つ。
さて、夫が4つ全て付け替えると、古いマランツスピーカー復活!
シロウトなので音質に関してはわかりませんが、感じていた不快な音が消え、音量を上げても音割れがなくなりました🤗
ありがたやー!
また孤独な本堂掃除に、お供ができました。
これで行事でも利用できますし本当に感謝です。
今後、レコードとかCDとか好きな音源を持ち寄って聴ける、こじんまり気楽な場を設けられたらいいなぁ♬
そうこうしていたら、沼にハマって「〇〇のステレオスピーカーほしい」ってなるんでしょうか😅
コワイコワイ。
南無阿弥陀仏
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