住職の娘です。
去年、二回にわたって折れた境内のクロマツ(西宮市指定保護樹木)の古木が、とうとう枯れてしまいました。
過去のブログ記事『保護樹木クロマツとイチョウの大規模剪定』
今年に入った頃にはすべてが茶色くなって、長雨の後には木の幹全体にキノコが生えてきてしまう状態です。
名塩の村の方からも、あの松はもう枯れているんじゃないの?と言われて数ヶ月。
大変残念ですが、根のもとの部分から切るほかありません。
正直、去年の時点で、長雨のあとにその吸収した水分の重みで自然と折れてしまうようになっており、安全性を考えれば大きな枝は払うしかありませんでした。
結果的に、枯れてしまうのも時間の問題であったと思います。
とはいえ、長年境内でどっしりと生きていていたクロマツです。
大変もったいないことで、心苦しく思います。
指定保護樹木ですので、西宮市の担当部署にも連絡をいれて、職員の方にも確認して頂きました。
対応した夫曰く、キノコが生えているのを見て、来山された職員さんも「あー…もう生えてるわ」という感じだったようです。
業者さんに依頼したところ、伐採予定は10月上旬です。
またご報告したいと思います。
合掌
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