住職の娘です。
↓お盆のお荘厳
今日は、お荘厳(お飾り)を戻しました。
ご尊前の前卓(まえじょく)を、常香盤(じょうこうばん)と入れ替えます。
常にお香を焚いておくための平たい香炉みたいなものです。
前卓や常香盤の台は、1人では運べないので夫と2人で運びます。
手前が打敷(うちしき)、奥が水引(みずひき)です。
この打敷は昭和6年に寄進して頂いたものなので、もうすぐ90年ですね。
こうして目にする度に、先にお浄土に参られた方から、改めてお荘厳のいわれを感じさせて頂いております。
もちろん傷んでいる部分も多いですが、まだまだ綺麗に使わせて頂いてます(^人^)
こうしてお荘厳する事で、ある意味、定期的に虫干ししているようなものです。
*裏地は1度変えています。
↓打敷は少し変わった畳み方をします。
何度か折って小さく畳むにしても、これが金(銀)糸を傷めにくい畳み方なのだと思います。
↑本当は打敷と水引を別々に包む方がいいのですが、収納の関係からセットで保管しています^^;
今回のお盆は前卓のみのお荘厳なので、すぐに終わりました。
最後、常香盤にお線香を焚き、仏様にお香を供えさせて頂いて終了。
こうしてしまい終わると、日常が戻ってきた気がします。
合掌
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