大分県議会議員・なかの哲朗です(^_^)

大分県議会議員の中野哲朗です。
誠心誠意、全身全霊をかけてがんばります👊

玖珠川河川敷(右岸)の災害復旧

2021-06-12 21:43:55 | 日記
令和3年6月12日(土曜日)
日田市議会6月定例会3日目。市の休日のため休会。

先日、地域の方との対話の中で、災害に関する話が出ました。

昨年7月の豪雨災害が、鮮明な記憶として残っており、梅雨時期を迎えて不安が高まります。


①防災ラジオ

昨年7月の発災直後の9月議会、私は、防災ラジオを一般質問で取り上げ、「効果をどのように分析しているか」と質問し、総務部長(当時)は「防災ラジオを通じて、避難情報を迅速かつ確実に伝達できたことは、市民の早期避難行動につながったと考えている。また、防災ラジオは乾電池でも起動し、無線送信で市からの情報を受信できる有効な情報手段であると確認できた」と答弁しました。

「課題や問題点をどのように把握しているのか」との質問には、「停電時、乾電池のみでは数日しか使えず、以降の情報収集ができなかった」との答弁がありました。

これから、梅雨の長雨など、避難行動が必要な場合に、防災ラジオによる情報収集が必要な場面が出てくる可能性があります。停電時に、確実な情報収集をするためには、乾電池が必要です。お時間のある時に、ぜひご準備ください。

【防災ラジオには、単3✕3本が必要です】



また、防災ラジオの特徴の一つは、グループ設定による地域限定の放送です。自治会単位、地区単位での細かい情報発信ができるので、災害時のみならず、地域内のコミュニティにも活用できます。詳しくは、市にお問い合わせいただきたいと思います。

防災ラジオの申請率は、昨年の災害前の昨年(令和2年)7月1日時点で59.32%でしたが、本年6月1日時点では65.63%となっています。


②玖珠川災害復旧工事

令和2年7月7日、私が生まれ育った三芳小渕町から隣の日高町からにかけて、玖珠川右岸の河川敷が大きな被害を受けました。

さらに2年前(平成30年)の同じ日、日頃は少年野球で白球を追う小学生の声が響き、私が最初の選挙で出陣式を執り行ったグラウンドが、激しく痛みました。その復旧を目指す最中に、さらに大きな被害。この一年近くは、無残さを剝き出しにした状態が残ったままです。





昨年8月、地域のお世話をされている方々と一緒に、国土交通省筑後川河川事務所日田出張所を訪ねました。日田市の都市整備課とスポーツ振興課の職員が同行してくれました。災害復旧の基本が「原形復旧」であることを理解した上で、今後を見据えた「改良復旧」を要望しました。地域の皆様や日田市の力強い協力などを得て、本年3月、復旧工事の概要が示されました。

・掘削幅  :最大約15m(堤防防護ラインギリギリまで掘削)
・掘削の深さ:現況河床を基本とし、現在のグラウンド高さから約5m下まで
工事は、本年10月に着手する予定です。


③新型コロナウイルス感染症

本日の大分県内の新型コロナ新規陽性者は7名(昨日も7名)で、日田市での新規陽性者は、今日もゼロでした。10日連続となります。




病床使用率は、16.7%。
総病床数は5月20日以降、438床。
⑦134床→⑧117床→⑨99床→⑩92床→⑪81床→⑫73床

感染経路不明者割合は、この1週間の新規陽性者35名中5人で、14.3%でした。

1週間の人口10万人あたりの新規陽性者は、3.08人(一昨日=10日は2.91人)。

1週間の陽性率も、5%前後だった約1か月前と比較しても、格段に低い0.5%となっています。

数値的には、かなり改善していますが、ここで緩まず、気を引き締める必要があります。

いつもお示しする【手洗い・マスク・避けよう3密+換気】は、三芳小学校の感染防止スローガンです。わかりやすいので、勝手に使わせていただいています😀