泉中田道場の挑戦

横浜市泉区にある新極真空手道場の稽古や楽しいイベントの様子をお知らせします。

2024⑩ 「9月横須賀大会」と「全日本大会観戦&少年演武」とその他(稽古風景と入院など)

2024-11-11 19:54:48 | 日記

 通常のブログ記事から2回続いた番外編。しかも、それぞれなかなかのニュース(特に番外編②は特大ニュース)でボリュームがあったので、書き終えてホッとして、さて次は関東大会と昇級審査会が中心の記事だ・・・と考えていたら、なんか忘れてないか・・?その間になんかあったような・・・・あっ!横須賀大会と全日本大会観戦&少年演武の記事を書くの忘れていたことを思い出して・・・すいません、すっかり忘れていた(-_-;)。

 こんな感じで二つのイベントを忘れるなんて初めてかも・・(-_-;)これは年齢のせいなのか忙しいからなのか・・。という言い訳めいた前説から始めさせていただきまして、遅まきながら9月末の横須賀大会と10月初めの全日本大会観戦&少年演武の模様を掲載いたします。

 

★9月28日(土)横須賀市新人戦空手道錬成大会(内部試合)

6名が出場

組手部門 5名が出場 2名優勝

型部門  3名が出場 

 

組手 部門 (審判5人制)

 

優勝 臼井 空鳳 (中学エキスパート重量級の部)

*1回戦 本戦5ー0(臼井に技あり)  2回戦(決勝戦)本戦 一本勝ち  (上写真2枚写白、下写真2枚赤)

   

 

優勝 佐藤 龍成(小学6年男子ルーキーの部)

*1回戦(決勝戦)本戦 5-0(写真 白)

  

先週に行われたJFKO主催の神奈川大会の余韻が残る6日後に、内部試合である横須賀新人戦が行われ、ウチからは6名が8部門に出場し2名が入賞しました。いつもながら入賞者を中心にコメントを書きます。

 まずは今大会並々ならぬ意気込みで出場したであろう形で優勝した臼井空鳳選手(小学6年生)。並々ならぬ・・と書いたのは、昨週に行われたJFKO神奈川大会で5名が出場し、そのうちの4名が優勝。入賞できなかったのは臼井選手だけだったのです。その結果が出た時の心理情況はとても辛かったと思います。大会での優勝・入賞できる・できないは、出場部門の競技レベルや対戦相手の実力・人数など様々なめぐり合わせで変わってくるものであるので、こういったことは(仲間が入賞して自分だけが入賞出来ない時)往々にしてあるのですが、今回はその極みとも言える(?)もので、本当に悔しかったと思います。そんな背景があっただけに、その悔しさを晴らすべく舞台としてすぐに横須賀大会があったのは、臼井選手にとっては「申し込んでおいてよかった」と言える事でしょう。実際、JFKO神奈川大会に出場した他の4人はこの大会にエントリーしてなかったのですから・・。さて前置きが長くなりましたが、出場部門は「学年上げ」で出る中学男女エキスパートの部門。今回の相手は2名とも中2・中3と臼井選手より2学年以上の年齢の相手。学年が上・・というのは高校生くらいまでは基礎の体力が違うので、例えその学年内では体力が無くても、学年が下の中に入れば体力がある方になる・・のは育っている期間(年齢)が長いだけに当たり前で、その点で普通に見ると小6の臼井から見ると体力は相手が上・・と推測してしまうので、「これはこれで勝つのはたいへんだぞ・・」と私は思っていました。しかし道場での組手稽古で対戦して感じる臼井選手の技の威力はとても高まっていて、中学生相手でも十分通用すると思っていましたから「どうなるかな・・」とドキドキしながら1回戦の闘いを見ました。相手は中2黄色帯の男子、体格はほぼ同じです。開始序盤からリードを取っていたのは臼井選手でした。持ち前のアグレッシブさを発揮、相手に圧を掛け、パンチと中段ヒザ・左右のローキックで攻め立てます。優勢に進めた中で出した左上段回し蹴りがヒットし「技あり」を奪取。実に良い勝ち方をしました。決勝は中3の女子選手で約2年前に対戦した選手。その時はかなり対格差もあり、圧力で負けてしまいましたが、この2年間の修練で空鳳が身に付けた力と技は伊達では無かった。相手を一方的に攻めて中段膝蹴りで即一本勝ち!時間は30秒ほどか・・相手がかわいそうなくらいでした。見事な勝ち方で学年上げの中で優勝!この結果でJFKO神奈川大会の悔しさが全て晴れたわけではないでしょうが、かなり取り戻すことはできたでしょう。私もとても嬉しく思うし「もしここで負けたら、JFKO神奈川大会の悔しさの上塗りになる・・(汗)」と考えていたので、とてもホッとしました。あ~良かった(笑)

 もう一人の優勝は、まだ白帯で初めて大会に出場した佐藤龍成選手。ワンマッチ決勝の組み合わせでしたが、相手は体格がかなり大きいオレンジ帯の選手。試合場に上がった両選手の姿を見て「これは少し厳しいかな~」と思ってしまいましたが(龍成ゴメン(苦笑))、試合では前に出るのは常に佐藤選手。サウスポースタイルでパンチと回し蹴りの繰り返しで相手を下がらせて完勝、嬉しい初優勝を手にしました。その試合はなかなか勇敢で、入門してから道場で「声が小さい!」「早く動け!」「ボケっとすんな!」と私に叱咤をされることが多かった佐藤選手がとても成長した姿でした。白帯で試合に出場して優勝したのは、泉中田道場では田中碧翔選手以来2人目です。試合後のインタビューでは「相手の前蹴りが結構痛くて、ヤバいと思ってました」と語っていましたが、強がらないその言葉も素直で良し!相手の大きさにも怯まないで闘い勝利を得た事、本当にとてもよく頑張ったと思います。

   

  

        

 今回も保護者の皆様や、横須賀まで応援に来てくれた長嶋さん親娘と田中碧翔くんらが連携して、しかも積極的に選手をサポート・応援してくれていたこと、とても嬉しく思いました。大会という選手が自己表現をする場は、選手をできるだけ良い状態で試合に送り出し、終わったら相手への挨拶などをの作法を含めて良い形で迎えてあげるようにするため、新人生徒(親も子も)は試合が経験豊富な先輩方にお世話になるだけでなく、いろいろなことを学び、次回以降の出場では学んだことを活かして欲しいと思います。それができるようになってくると、この「大会」という舞台への参加は2倍・3倍の楽しさが生まれ、その経験は親子共に素晴らしい経験になり、自分の事だけを考えるだけでなく周りへの気遣い感謝を感じられるという豊かな人間性が身に付けられる場になるのでは・・・と私は考えるのです。

 

☆10月6日(日)全日本大会観戦&少年演武

           

 横須賀大会から1週間後、東京の千駄ヶ谷駅前の東京体育館で行われた第54回全日本空手道選手権大会を観戦と少年演武に参加してきました。今回は7名の少年部生徒が参加。初めて観戦に来た生徒・保護者様が半分を占める形の参加メンバーでした。

 大会の観戦は「時間が長く飽きてしまわないかな~」と毎回心配してしまいますが、思っていたよりも皆さんが興味深く見てくれていたので安心しました。とくに初めてこの会場に来た生徒と保護者様、この世界のトップレベルの選手の試合と大会を見ていかが感じたでしょうか・・?新極真会並びにJFKO(全日本フルコンタクト空手道連盟)の全日本大会の競技レベルは「フルコンタクト空手界で最高峰の大会」と言われています。先週の横須賀大会などの支部内試合から始まってこの大会まで、た~くさんの段階を上がっていかなければいけませんが、「道」は間違いなく繋がっているのです。・・・とても遠い道ですが(苦笑)

 

☆稽古風景 9月~10月

                       

 主に9月中盤~後半の稽古風景写真を適当に掲載しました。

 

  

◇手術入院しました

 あ、さらにそう言えば・・・これは10月中旬の出来事だが・・・忘れないうちに書いて載せておきます。

   

 ここ1年半~2年間にも及ぶ期間悩まされていた「喉のポリープ」を切除する手術を受けるため、戸塚原宿にある横浜医療センターに3日間入院しました。本当にやって良かったです!

 喉のポリープ・・ができたのはいつ頃からなのかは忘れましたが、とにかく数年前のある時から声が出ない・出しづらい・出せてもキタナイ・聞きずらい・聞き苦しい・のガラガラ声・・(-_-;)💦自分では、早口だけど声はまあまあ良い声・・と自負していた(勝手な思い込みですが)ので、このガラガラ声になってきた時には「なんだろ?道場でまた怒鳴り過ぎたか・・。まったく生徒が声を出さないから俺が声を出してこんなになるんじゃないか~。みんな声を出せよ!・・2~3日、あまり喋らなければ治るだろ」などと思い、それで少し戻る時もあったので、あまり気しないでいましたが・・、どんどん症状がひどく声が出せない時が頻繁になってきたので、中田にある斉藤耳鼻科さんに行き診てもらうと「大きめのポリープが出来てますね。これは切らないと治らない。だけど切れば治る」とのしっかりした診断と紹介状も書いてもらい「あら~、とうとうか・・」となったのが約1年前。しかし仕事に道場の運営その他が毎日忙しくあるので、なかなかそれを実行せずにズルズルと・・・数カ月。「先生、ちゃんと治さないと大変なことになるかもしれませんよ。何しろこちらも生徒も聞きずらいですし・・!」という強めの言葉を建石マネさんからもらい受けると「じゃ、いよいよ行くかぁ・・・」と覚悟を決めて7月に横浜医療センターに行きました。斉藤耳鼻科の先生の診断通り、医療センターの先生も「切ればほぼ治って、いい声が出るようになります」と言ってくれたので「なら早くやってもらいたいな」とかなり前向きな気持ちになって、それから3カ月。いよいよ手術入院の日が来て、全身麻酔での手術は成功。ちなみに私は全身麻酔の手術は3回目。局所麻酔の手術は、手術中のお医者さんたちの声やいろいろな音が聞こえたりして怖いし、最初の麻酔もかなり痛い時があるので、全身麻酔の方が好きです。麻酔で寝てしまうと本当になにも分からないので、手術前に「麻酔は大盛りでやってください」のつまらないお願いをするのが定番になっています(お医者さんたちはたいてい愛想笑いしてくれますが(苦笑))。手術が終わって部屋に戻ってボンヤリ目覚めるとなんとそこには道場の保福さんの顔・・。来てくれたみたいですが、こちらはまだ眠くて声も出してはいけないので、保福さんの言葉に頷くだけで、また寝てしまいました(保福さん、その節はご心配いただきありがとうございました。)。その日の夕食は、前日夜からご飯は抜きだったので約1日ぶりに食べられるご飯。喉の手術をしたのにすぐにご飯が食べられる・・。食道と声帯は違うということらしい・・人間の体はスゴイもんだと感心しながら、ありがたくご飯を食べました。味は薄かったけど、お腹が空いていたのでとても美味しく食べられました。「ビールがあったらもっと美味しいのにな~」なんてことを考えながら(当然ですが入院中はお酒は飲めません(^^;))、病院内にあるコンビニで買ってきたアイスで紛らわし、ガマンしました(俺、どんだけ酒好きなんだ(-_-;)💦)

 

 無事に退院しても、しばらくは声を出してはいけないのがこのポリープ切除手術の難しいところ・・体は元気なだけに若干ストレスの溜まるところです。でも入院は短いし、痛みもそれほど無かったので手術の中でも簡単な方なのでしょう。頑張って声を出さないこと約5日間。その間は筆談とジェスチャーで会話をしました。人生初の筆談・・は意外にできるもので、とても良い経験になりましたし、まあまあ楽しかったです。まだ話せない時に特別稽古を開き、生徒に指示を出したのが上の写真です。キタナイ字ですが、みんな分かってくれて、意外に稽古はできました(笑)

 

 特別稽古の次の日の水曜午前に病院に行き、手術後の経過を診てもらうと「今日から6割くらいなら声を出してもよい」とのお言葉を頂けたので、その日夕方からの通常稽古には久しぶりに声を出せることになります。稽古時間、いちばん最初に道場に来て、私に挨拶しに来た田中碧翔くんに「押忍!今日から声がまた出せるようになったので、よろしくお願いします!ただ、こんな声になっちゃったんだ」というのを、安田大サーカスのクロちゃんが出すような変な高い声で言ったら・・碧翔くん身をすくませてビックリ!!の顔が上の写真です(笑)(^▽^)/ 。その後に普通の声で話したら、安心してくれました(笑)。こういう感じのいたずらやおふざけを子供にするのが(大人にも)昔から大好きで・・もう50歳を軽く超えてるのに、なにやってんだろ…(苦笑)

 手術をしたおかげで、その後は本当に快適に声を出せるようになり、結構な人数の人に「若くなりましたね」との声もかけられます(お世辞でしょうが・・)。自分でも今の声がとても気に入ってます。「こんなんならもっと早く手術をすればよかった・・」・・全く、なかなか病院に行かなかったくせに、我ながらよく言いますね(-_-;)(^^;)💦

 以上が私の「喉のポリープ切除手術入院」の顛末でありました。

 

 番外編と番外編②をアップすることで「俺、よく頑張ったな~」なんて思ったら、本編の通常ブログに載せるイベント二つをすっかり忘れてしまうとは(-_-;)💦

 本当に・・・我ながら、いろいろあり過ぎなんです・・きっと(-_-;)💦

 とにかく全力でこのブログを書き、急速リカバリーしたから、これで良いでしょう!文句無し!(誰に言ってるのだ?(^^;))

 

 次回こそは、この頃のブログの末で書いて予告している全関東大会と昇級審査会の模様、10月の稽古風景・・なんてことをお伝えするのですが、ここのところ3回も記事を書き上げたから・・少し遅れてしまうかもしれません。頑張りますが・・(苦笑)

 

コメント
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