Happy English Yokohama days

とっておきたいこと。毎日のこと。横浜のこと。そしてHAPPYになれる英語のことば。いろいろ。

容疑者Xの献身(book)

2008-10-26 10:19:41 | books,movies,DVD,CD
久しぶりに新宿の紀伊国屋に行った。
いやいやいや、だめなのよ。ここは。お財布が開いちゃってね。
なんだかね、購買意欲をそそられてしまうんですね。
横浜の本屋さんと品揃えが違うのね。
流行ものもきちっと、いい本もきちっと、その分野のベーシックな本もきちっと。
その品揃えには品格が漂い・・・。
まぁ、小さい頃から通っていた本屋なのでどのへんに何があるかっていうのが、
感覚的にわかるのもあるんだけれど。

ちょうど、東野圭吾さんがガリレオシリーズの新しい本を2冊出版されていて、
エスカレーター前にど~んとコーナーがありました。
しかしそれに気がついたのはもう多量に本を買ったあとでありまして、
ちょっと混んでいる山の手線と東横線に両手に袋下げて乗るのは嫌だなぁ、
とさんざん、ジロジロ立ち見をしたもののそのまま帰ってきました。

帰りの電車が混んでいるし、ヨレヨレで嫌な気分にもなり、家に着いたら
どうして1冊でもいいから買ってこなかったんだろう・・・と悲しくなりました。

それを見ていた旦那がチーズを買いに行くからついでに買ってきてくれると
言ってくれました。う、うれしい。
本のタイトルを教え、あとはおまかせ。
だってどれがいいか迷っていたんでその中から好きなの選んできて、と。
帰ってきた旦那はな、なんと、容疑者Xの単行本から新刊の2冊全部、
3冊買ってきてくれました。ありがと~~~~。
もう。すっかり気分がよくなったよ。

夜は早速、読書タイム。
まずは単行本の容疑者Xの献身から。

一気に読んでしまった。

映画は映画でおもしろかったんだけど、?っていうところが何カ所かあってね、
なんでこんな風に撮っているのかなぁ???って。
それが本を読んでいてわかりました。

本の方が好きかな?
本は映画ほど華美なお話ではないのね。映画の方はやっぱりフジテレビ風の味付けがしてあったではないですか。
本にはあれがない。飾りがない感じ。
もっとディテールが本には丁寧に淡々と書き込まれてあり、人間味がある話でありました。
犯人は映画の中ではさらっと犯罪を進めていくけれど、
本の中では大丈夫だろうか、と悩んでいる様子が続く。
もちろん、映画の中にあった、雪山のシーンは本の中にはないし。ははは。
さすが、フジテレビ、雪が好きだなぁ。なんて。

映画をみて違和感のあった方、ぜひ、本の方を。
おすすめです。

映画が先か本が先かこれはちょっと難しい選択ですが。
どちらも違った意味で楽しめます。


Woooops! I wrote last entry, and I typed ‘Y’ not ‘X’ on the movie title. Never mind, I was tired. Well, still embarrassed.
My lovely husband bought 3 of Higasino’s books for me as a present. I was sooooooo happy. After a hard week, after the crouded train, I was sooooo happy. I started to read straight after dinner time. His book is always good, he never disappoints me. After reading the book, I felt the movie is cheap and light. It was a good movie as entertament. But their technique of making drama freaked me out. Actors were good and impressive, but the details they erased were important for me. Fujitelevision’s dramas are good entertamant, but not made in a thoughtful way. I hope a lot of people won’t miss the chance to read the books because of this movie, though.