なな色メール 

シュタイナーの勉強会の仲間と始めたニュースレター。ブログでもその一部をご紹介していきたいと思います。

2012年は変化の年

2012年05月01日 | くどうせいこ
「誕生数秘学」のはづきこうえい氏の占いによると、2012年は政治、経済から私たちの生活まで、あらゆる方面でさらなる変化の波が待ち受ける「激動の1年」となりそうだとのこと。自分にとってはまさに変化の年になっています。

2月、義父が2度目の脳梗塞で入院し寝たきりになってしまいました。3月、娘と息子の卒業、就職、旅立ち、進学がありました。仕事面では苦渋の決断をせまられた上司がストレスから来る体調不良で緊急入院などとなってしまいました。その影響で、私は春休み、朝7時からの勤務が続き責任も重くなりました。さすがの私も体調を崩し中耳炎になってしまい、医者通いとなりました。

とにかく、無我夢中で目の前にあることをこなしてきて、今ようやく一息ついているところです。ここまで変化が重なるとは思ってもいませんでした。皆さんも大なり小なり変化があったと思います。

はづき氏によるともう「今までどおり」は通用しないと覚悟し、変化に抵抗しないことが今年の運勢の波をとらえる秘訣と言っています。そして、自分に正直に素直に、あなた自身が「ありのままの自分」を生かして、より自分らしく生きることで、必要なご縁やチャンスが自然と巡ってくるようになるでしょうと結んでいます。

忙しい日々の中、浜田省吾の震災復興支援コンサートの情報が入ってきました。これはチャンスと思い、娘と2人で6月2日(土)さいたまスーパーアリーナのライブに行ってきます。どんなライブになるのか楽しみです。今からわくわくしています。

ありのままの自分を愛したい 

2011年06月01日 | くどうせいこ
大震災が起こる数日前、図書館で『四つの約束』(ドン・ミゲル・ルイス著、松永太郎訳 コスモスライブラリー)という本を見つけました。
『四つの約束』の約束とは何なのかとても気になったので借りてみました。
著者のドン・ミゲル・ルイスさんは、メキシコ生まれでキャンデラ(ヒーラー)の母親とナワール(シャーマン)の祖父によって育てられたそうです。成長して外科医になったのですが臨死体験によって霊性に目覚め、現在はナワール(シャーマン)として活動しているそうです。
 118ページという薄い本ですが、内容がとても深くて理解するまで長い時間がかかりそうです。今までの人生の中で知ることのなかった発見がたくさん詰まっています。真理がこの本の中にあるような気がしています。
今の自分の心の中に響いている部分を紹介したいと思います。


―第7章 新しい夢、地上の天国― 

ありのままの自分を愛することを想像してみよう。
あなたはありのままの自分の身体、ありのままの自分の感情を愛する。
あなたはありのままのあなたがいかに完全であるか知っている。
ありのままの他の人たちをなんの条件も付けずに愛せますように。
ありのままの他の人たちを裁くことなく愛せますように。
―中略―
人間の運命から逃れられることはできないかもしれないが、
選ぶことはできる。
自分の運命を苦しむのか、自分の運命を楽しむのか、選ぶことはできる。
苦しむのか、愛するのか、幸福であるのか、選ぶことはできる。
地獄に生きるのか、天国に生きるのか、選ぶことはできる。
私は天国に生きることを選ぶ。
あなたは何を選ぶだろうか。


私も天国に生きることを選びたいと思います。
ありのままの自分を愛したい、そしてありのままの他の人を愛せるようになりたいなあ。
                    

「大きなうた」を心の中に

2011年02月01日 | くどうせいこ
 昨年の秋頃、図書館で月刊「クーヨン」(2010年2月号)という雑誌を見ていたところ、とても懐かしい歌が目に飛び込んできました。

 その歌に出会ったのは確か小学5年生の頃だったと思います。1学年下のクラス担任の先生が病気で入院した為、代用教員として若い熱血漢の先生がやってきたのでした。

 石垣先生というお名前だったと思います。何ヶ月か過ぎ、入院していた先生が退院し復帰することになりました。

 全校生徒(110人ほど)が、石垣先生とのお別れのために体育館に集められました。その時、全校生徒へのお別れのメッセージとして石垣先生が独唱してくださったのが、「大きなうた」でした。体育館全体に響く大きな声で涙ぐみながら歌ってくださったことを覚えています。

 歌詞は1番しか覚えていませんでしたが、記憶の深い所にこの情景が残っていました。あれから35年以上も時が過ぎ、先生はもしかして退職されているかもしれません。きっと、あの頃のまますばらしい先生として人生を歩まれていたと思います。

 月刊「クーヨン」の解説には、「実直で、真面目で、誠実で、清らかな精神が満ちているいろいろな意味で本当に大きな歌なのだ」と書かれていました。


 大きなうた

   作詞・作曲/ 中島 光一

 1. 大きなうただよ/// 2. 大きな空だよ///// 3. 大きな夢だよ///// 4. 大きなこころだよ
  あの山の向こうから  お日さまが笑ってる   このぼくのこの胸に    自由を求める
  聞こえてくるだろう     僕らを見つめる     いっぱい広がる      しあわせ願う  
 大きなうただよ       大きな空だよ      大きな夢だよ       大きなこころだよ


 5.大きな力だよ ////// 6.大きな道だよ ///// 7. 大きなおれたちさ    
   働く力は         本当の道は         雨風吹こうと
   明日を動かす     平和に続く         おそれはしない
   大きな力だよ     大きな道だよ        大きなおれたちさ



くどうせいこ

閉校した小学校との再会

2010年06月01日 | くどうせいこ
 今年の3月、わたしの故郷五城目町内川地区にある内川小学校が135年の歴史に幕を閉じました。
 3月末地元に住む友人から電話がありました。ご主人が学校最後のPTA会長、上野娘さんは最後の卒業生、下の娘さんは最後の在校生となったそうです。これも時代の流れとはいえ、母校がなくなってしまうのは、さみしいものです。

 この連休最終日の5月5日、久しぶりに実家へ帰って来ました。お天気に恵まれ青空が広がる気持ちの良い1日でした。その建て物がいずれ取り壊されることを知りました。これが見納めになるかもしれないとの思いで、母と一緒に小学校を訪ねて来たのです。

 学校は見晴らしのいい高台にあります。地域のシンボル「湯の越山」が見守るように近くにそびえ立っています。この山からは現在も温泉が沸き出ており、山裾には温泉施設「湯の越の宿」があります。現在の校舎は2代目で、初代の校舎はこの温泉の敷地にあったそうです。当時の校舎には温泉が引かれていて、児童たちは温泉に入ることができたそうです。またお掃除用に温泉水が使われていたとのことです。

 懐かしの母校に到着すると、「く」の字形をした2階建て木造校舎は昔のままでした。「ありがとう。内川小学校」と書かれた大きな看板が正面に掲げられており、それを目にした時は、さすがにせつない気持ちになりました。木の壁にある無数の丸い穴。これはキツツキたちが巣穴に使った跡です。授業中、「トントントントントン・・・。」とキツツキが穴をあけている音が教室に響いていたことを思い出しました。野鳥たちの「ピィピィピィ」「チィチィチィ」という鳴き声が心地良かったことも。

 母とわたしは思い出話をしながら、学校の周りをゆっくり散策しました。グランドを囲むように植えられている30本近くの桜の木が、ちょうど満開を迎えていました。薄ピンク色の桜の花々と、甘い香りに包まれた幸せなひとときを過ごすことができました。

 あれから時が過ぎ、日を追うごとに母校に対するありがたさを感じるようになりました。
 木の校舎はいつもあたたかなぬくもりがありました。

 どんなに嫌な出来事があっても、「学校へ行きたくない。」と思ったことはなかったように思います。校舎そのものが、児童を優しく包み込み、癒し、そして育んでくれたのでしょう。

 色彩や形は違うけれど、以前本で見たことのあるシュタイナー教育で学校建築に用いられているような「気」の流れがあったのかもしれません。まるで学校全体が「愛のエネルギー」に包まれているイメージです。ここで6年間学ぶことができたこと、それは大きな恵みだったのです。長い年月を経て、今ようやく気付きました。

 「ありがとう、内川小学校。わたしもあなたのようになりたい。強くて、あたたかくて、おおらかな人間になりたい。」心からそう思います。

 母校からのメッセージが伝わってきます。

 「わたしが消えてしまっても悲しむことはない。わたしはただ役目を終えただけ。姿、形はなくなっても、あなたの心の中に生き続けるのです。おおらかに生きなさい。」と。

くどうせいこ

心の中にある「聖句」

2006年11月01日 | くどうせいこ
 母校である聖霊高校では、毎朝朝礼があり、聖書の中の聖句を聞いたあと、お祈りをしていました。

 「あなたがたは、自分の身を、気品、威厳、善業をもって飾りなさい。」

 たくさんある聖句の中で、高校生の頃から自分の心に響いたことばです。外見ではなく内面を美しく  そんなふうに解釈しています。子育て中の今は、なかなか着飾ることもなくなってしまったけれど、そんな時こそ内面を美しく「気品、威厳、善業」を心の片隅に・・・。

 「内面を美しく」かなり奥が深いと思うので、自分の一生をかけて磨いていくテーマだと言えます。

 この聖句に関しては、Iさんからじっくりお話を聞きたいと思います。わたしの中では、「マザーテレサ」がこの聖句そのもののように思っています。

くどうせいこ