ドイツに住む日本人家族から10月にいただいたメールに次のようなことが書かれていました。
「日本の原発事故後、ドイツ国内の原子力発電所は段階的に全て廃止することが決まり、私たちが住んでいる州は、みどりの党に変わりました。多くのドイツ人は、原発に対する日本政府や電力会社の対応、これほどの大事な問題に対して消極的な国民の態度を理解できないと言います。」
痛い指摘でした。ものごとすべてを合理的に考え、解決していくドイツ人にしてみれば、今回の原発廃止決定は当然のこと。原発は危険なものだから、廃止する。事故が起きた限りは、それを起こした会社は即座に相応の責任を取るべき。国民ひとりひとりの生活は守られなくてはならず、守られない場合は、おかしいことについて声をあげていく。論理は極めてシンプルです。
「これほどの大事な問題に対して消極的な国民の態度」という一文が心に残りました。回りには、私も含めて原発に賛成の人はほとんどいません。しかし、そのことに対して国民的な議論が巻き起こっているかというと、それほどではない。被災地では、除染がすすめられたり、健康被害の調査が行われたりと、放射能に対する生活防衛が進んでいますが、国として原発を今後どうするか、東京電力の責任追求について、国民的な議論が継続しているとは言えないと思います。テレビや新聞で騒がれなくなれば、次第に意識から消えていき、目の前の話題に気持ちが向いていく我々。過去のことは水に流す日本人の国民性ゆえのことなのでしょうか。
今回の震災によって多くの人が、日本の地理的状況を視覚的にイメージし、この国土が自然の猛威に襲われやすい場所であることを意識するようになったと思います。理系出身の小説家池澤夏樹氏が直近に書いた『春を恨んだりはしない・・・震災をめぐって考えたこと』にわかりやすい日本人論(と思われる記述)がありましたので引用します。
「日本列島は細く長く、ほぼ北東から南西の方角を軸として弧状に伸びており、花綵(かさい)列島という美称がついている。この形のおかげで気候や植生は変化に富み、モンスーンがそれをまた拡大し、場所と季節によって変わる美しい空と陸と海をもたらした。陽光は豊かで、水は多く、外の脅威はないに等しい。このように細く長く弧状に伸びた陸地は偶然の産物ではない。」
「日本列島が太平洋プレートとフィリピン海プレート、それにユーラシアプレートと北米プレートが出会ったところにしたから押し上げられたのがこの島々である。」プレートの境界線が生み出したのが日本であると池澤氏は説明を続けます。そして、気象学的に非常に不安定な場所で、災害が多いと。火山の噴火、地震とそれに伴う津波、毎年南からやってくる台風・・・。大雨による土砂崩れも毎年のことです。
池澤氏は、災害が我々の国民性を作ったと言います。
「この国土にあって自然の力はあまりに強いから、我々はそれと対決するのではなく、受け流して再び築くという姿勢を身につけた。・・・モンスーンの移ろいやすい気象と多くの天災が、一つのステージに留まらず速やかに次に移ることを我々に教えた。・・・我々は社会というものもどこか自然発生的なものだと思っている節がある。社会ではなく世間であり、論理ではなく空気ないし雰囲気がことを決める。こういう社会では論理に沿った責任の追及などはやりにくい。その時の空気はそうだったのだ、で議論は終わってしまう。後世がなぜあんなことになったのかと問うても、先代はおまえはあの頃の空気を知らないといって済ませてしまう。第二次世界大戦の後、ドイツは戦争の責任をしつこく問い、戦争犯罪人を徹底して追訴した。同盟国であって同じくらい惨めな敗北を喫して資産の喪失と社会の崩壊を経ても、日本では戦争責任の追及はおよそいい加減なものだった。一億総懺悔などというとんでもないスローガンでことは収束してしまった。」『春を恨んだりはしない』池澤夏樹 中央公論新社 p56~p61
かつて和辻哲郎という哲学者が『風土』という本で、地理的環境が国民性を規定するとして日本人論を述べました。が、池澤さんの文章は、そのエッセンスを易しく説明してくれています。日本の自然の豊かさ、地理的特殊性、不思議な国民性を再考、反省するのに、勉強になりました。確かに日本は、特殊な環境の下にある国で、池澤さんが書いているような行動パターンを取る国民である気がします。でもね、池澤さん(いえ池澤さんだけではありません。明治の開国以来ずっと日本の不思議な国民性を研究してきた日本人論の研究者の皆さん)、私は思うのです。世界的に類いまれな豊かな自然に恵まれつつ、厳しい天災にも頻回に襲われる日々を送ってきたから、日本人は過去のことを忘れて今を刹那的に生きるという国民性は、昔の話にしませんか。日本人論を変えていきたいのです。これだけネットも普及して、人々はグローバルスタンダードの知を得ているのだから、考え方も行動様式も地球レベルに広げようと思いませんか。国を越えて考え行動していきませんか。「地球レベルの良心global concience」といったものを持つことが求められている時代になっていると思います。
その地球人として我々日本人が考えるべき、今一番の大事なこと。それは、日本史上最悪のできごとである原発事故への対応だと思います。影響は国内だけに止まらない。地球のみんなに迷惑をかける事故でした。こんなに恐ろしい事故が起きたのに、少しずつ意識から遠ざかり日常に戻っている日本人の感性はおかしいと思います。2度も原爆を落とされ、今回の原発事故で国土のかなりの部分が、放射能汚染されてしまった国。その国の住人である我々がどうして今後も原発を推進できるのでしょうか。危険なものを取り除くという当然のことが、どうして力強い民意の声となってこないのでしょうか。ヨーロッパの多くの国がフクシマの事故を教訓に原発廃止に動いたことを、他人事としてとらえてはいけないのです。それどころか野田首相は、原発をアジアに輸出しようと言います。自国で事故を起こした危険なものを、どうして他国に売ろうなどと考えるのか。輸出した国民に対する責任は考えているのでしょうか。目先の経済的利潤ばかり追求していると、後でとんでもないしっぺ返しに合うと思います。
自分の利が減っても、皆で助け合う社会を作る。生命の源である地球にやさしい社会を作る(だから当然再生可能エネルギーへシフト!)。シンプルな論理で良いではないですか。「世間」ばかりに目を向けて、大事なことを見失う国民性とはもうさよならをしましょう。国の枠を超え、地球人としての良心を持って生きること・・・これを肝に銘じて、危機を乗り越えていきましょう。勇気を出して、正しいことを声にしていく力が地球人としての日本人に求められているのです。
◎日経ビジネスオンラインと通販生活 秋号読んでください。通販生活では、原発に対する国民投票実施に向けての勉強をしようという特集が組まれています。嬉しい取り組み。是非ご一読を!日経ビジネスオンライン 11月11日 原発輸出再開の愚
◎田中優『原発に依存しない国になるために』は原発やエネルギー問題入門に好適書。
「日本の原発事故後、ドイツ国内の原子力発電所は段階的に全て廃止することが決まり、私たちが住んでいる州は、みどりの党に変わりました。多くのドイツ人は、原発に対する日本政府や電力会社の対応、これほどの大事な問題に対して消極的な国民の態度を理解できないと言います。」
痛い指摘でした。ものごとすべてを合理的に考え、解決していくドイツ人にしてみれば、今回の原発廃止決定は当然のこと。原発は危険なものだから、廃止する。事故が起きた限りは、それを起こした会社は即座に相応の責任を取るべき。国民ひとりひとりの生活は守られなくてはならず、守られない場合は、おかしいことについて声をあげていく。論理は極めてシンプルです。
「これほどの大事な問題に対して消極的な国民の態度」という一文が心に残りました。回りには、私も含めて原発に賛成の人はほとんどいません。しかし、そのことに対して国民的な議論が巻き起こっているかというと、それほどではない。被災地では、除染がすすめられたり、健康被害の調査が行われたりと、放射能に対する生活防衛が進んでいますが、国として原発を今後どうするか、東京電力の責任追求について、国民的な議論が継続しているとは言えないと思います。テレビや新聞で騒がれなくなれば、次第に意識から消えていき、目の前の話題に気持ちが向いていく我々。過去のことは水に流す日本人の国民性ゆえのことなのでしょうか。
今回の震災によって多くの人が、日本の地理的状況を視覚的にイメージし、この国土が自然の猛威に襲われやすい場所であることを意識するようになったと思います。理系出身の小説家池澤夏樹氏が直近に書いた『春を恨んだりはしない・・・震災をめぐって考えたこと』にわかりやすい日本人論(と思われる記述)がありましたので引用します。
「日本列島は細く長く、ほぼ北東から南西の方角を軸として弧状に伸びており、花綵(かさい)列島という美称がついている。この形のおかげで気候や植生は変化に富み、モンスーンがそれをまた拡大し、場所と季節によって変わる美しい空と陸と海をもたらした。陽光は豊かで、水は多く、外の脅威はないに等しい。このように細く長く弧状に伸びた陸地は偶然の産物ではない。」
「日本列島が太平洋プレートとフィリピン海プレート、それにユーラシアプレートと北米プレートが出会ったところにしたから押し上げられたのがこの島々である。」プレートの境界線が生み出したのが日本であると池澤氏は説明を続けます。そして、気象学的に非常に不安定な場所で、災害が多いと。火山の噴火、地震とそれに伴う津波、毎年南からやってくる台風・・・。大雨による土砂崩れも毎年のことです。
池澤氏は、災害が我々の国民性を作ったと言います。
「この国土にあって自然の力はあまりに強いから、我々はそれと対決するのではなく、受け流して再び築くという姿勢を身につけた。・・・モンスーンの移ろいやすい気象と多くの天災が、一つのステージに留まらず速やかに次に移ることを我々に教えた。・・・我々は社会というものもどこか自然発生的なものだと思っている節がある。社会ではなく世間であり、論理ではなく空気ないし雰囲気がことを決める。こういう社会では論理に沿った責任の追及などはやりにくい。その時の空気はそうだったのだ、で議論は終わってしまう。後世がなぜあんなことになったのかと問うても、先代はおまえはあの頃の空気を知らないといって済ませてしまう。第二次世界大戦の後、ドイツは戦争の責任をしつこく問い、戦争犯罪人を徹底して追訴した。同盟国であって同じくらい惨めな敗北を喫して資産の喪失と社会の崩壊を経ても、日本では戦争責任の追及はおよそいい加減なものだった。一億総懺悔などというとんでもないスローガンでことは収束してしまった。」『春を恨んだりはしない』池澤夏樹 中央公論新社 p56~p61
かつて和辻哲郎という哲学者が『風土』という本で、地理的環境が国民性を規定するとして日本人論を述べました。が、池澤さんの文章は、そのエッセンスを易しく説明してくれています。日本の自然の豊かさ、地理的特殊性、不思議な国民性を再考、反省するのに、勉強になりました。確かに日本は、特殊な環境の下にある国で、池澤さんが書いているような行動パターンを取る国民である気がします。でもね、池澤さん(いえ池澤さんだけではありません。明治の開国以来ずっと日本の不思議な国民性を研究してきた日本人論の研究者の皆さん)、私は思うのです。世界的に類いまれな豊かな自然に恵まれつつ、厳しい天災にも頻回に襲われる日々を送ってきたから、日本人は過去のことを忘れて今を刹那的に生きるという国民性は、昔の話にしませんか。日本人論を変えていきたいのです。これだけネットも普及して、人々はグローバルスタンダードの知を得ているのだから、考え方も行動様式も地球レベルに広げようと思いませんか。国を越えて考え行動していきませんか。「地球レベルの良心global concience」といったものを持つことが求められている時代になっていると思います。
その地球人として我々日本人が考えるべき、今一番の大事なこと。それは、日本史上最悪のできごとである原発事故への対応だと思います。影響は国内だけに止まらない。地球のみんなに迷惑をかける事故でした。こんなに恐ろしい事故が起きたのに、少しずつ意識から遠ざかり日常に戻っている日本人の感性はおかしいと思います。2度も原爆を落とされ、今回の原発事故で国土のかなりの部分が、放射能汚染されてしまった国。その国の住人である我々がどうして今後も原発を推進できるのでしょうか。危険なものを取り除くという当然のことが、どうして力強い民意の声となってこないのでしょうか。ヨーロッパの多くの国がフクシマの事故を教訓に原発廃止に動いたことを、他人事としてとらえてはいけないのです。それどころか野田首相は、原発をアジアに輸出しようと言います。自国で事故を起こした危険なものを、どうして他国に売ろうなどと考えるのか。輸出した国民に対する責任は考えているのでしょうか。目先の経済的利潤ばかり追求していると、後でとんでもないしっぺ返しに合うと思います。
自分の利が減っても、皆で助け合う社会を作る。生命の源である地球にやさしい社会を作る(だから当然再生可能エネルギーへシフト!)。シンプルな論理で良いではないですか。「世間」ばかりに目を向けて、大事なことを見失う国民性とはもうさよならをしましょう。国の枠を超え、地球人としての良心を持って生きること・・・これを肝に銘じて、危機を乗り越えていきましょう。勇気を出して、正しいことを声にしていく力が地球人としての日本人に求められているのです。
◎日経ビジネスオンラインと通販生活 秋号読んでください。通販生活では、原発に対する国民投票実施に向けての勉強をしようという特集が組まれています。嬉しい取り組み。是非ご一読を!日経ビジネスオンライン 11月11日 原発輸出再開の愚
◎田中優『原発に依存しない国になるために』は原発やエネルギー問題入門に好適書。
毎日どんな暮らしをしているんですか?と尋ねられました。夫なし、子どもなしの独り者、しかも70近くなった初老の日常をちょっぴり紹介させていただきます。
Ⅰ)食いしん坊の粘液質ですので、先ず食生活から。
木枯らしが吹く頃、のれんやテーブル掛けを温かい暖色系に変えるように食器も衣替えします。涼し気な藍のせとものからぼってりと厚手のあるものへ。土鍋、耐熱皿、うるし碗の登場です。
土鍋(鍋焼きうどん)、常滑焼(とこなめやき)耐熱鉢(ビビンバ用)、同じく常滑焼耐熱皿(大きい皿ではスパゲッティ)、川連塗りの朱碗
朝食は“わたし流ビビンバ”。常滑焼(とこなめやき)のビビンバ用耐熱鉢をあたため作り置きのごはん、お惣菜、佃煮などを蒸し焼きするのです。この春思うことあって電子レンジを手離しましたのでこれがレンジの代わりです。ご飯は玄米か胚芽米、お惣菜はキンピラ、麩・厚揚げ、切干大根、ひじき、ぜんまいなどの煮物、佃煮というのはちりめんじゃこと大根葉を炒って味付けしたものです。最後にグリーン野菜のおひたしをトッピングしてごまドレッシングを振りかけて出来上がり。新聞や趣味の軽い本を読みながらもぐもぐもぐ・・・・30分。
食後のデザートも愉しみの一つ。香りのよいほうじ茶に干し柿とクラッカー。クラッカーにはジャムをのっける。干し柿もジャムも手作り。季節の果物ジャムですが、今はりんごとさつまいものきんとん風ジャム。ノンシュガーの私の十八番ジャムです。熟しトロトロの柿ジャムも作ってみました。外食も中食も味覚に合わないので、もっぱらハンドメイド。
従って台所に立つ時間は結構長いです。一日二食ですが、準備、後片付け3~4時間でしょうか。
調理したアツアツをそのままテーブルへ。冬の何よりのごちそうです。後片付けもラクチン。基本は穀物菜食のマクロビオ食ですが、サンマ、ハタハタ、塩鮭の三平汁もいただきます。寒い雪国の冬、ある程度の動物性食品は体をあたためてくれるからです。
Ⅱ)腰曲がりおばあちゃんのストレッチも欠かせない日課です。
大腰筋というインナーマッスルを鍛えるトレーニングを始めて一年、前より腰の力が強くなった気がします。骨盤体操や片足立ち、あるいはラジオ体操もどきなど。“わたし流ストレッチ”を約30分。天気の良い日は外出して歩け歩け運動40分。JR駅の階段昇り降りや通路での背面歩き(後ろ向き歩行)。電車の時刻より10分早く出ての筋トレです。田舎の駅でラッシュ時間でなければ人も少なくそれが可能なのです。私には格好のジムとなっています。独り暮らしで歩けなくなるという事は一番の障害になりますので、出来るだけの自主トレに励んでいるところです。重いもの、大きいものの買い物の時は車を使います。車?そう、手押しシルバーカー?でも今は高齢化社会で買い物の宅配サービスが行き届いて楽になりました。
最近読んだ五木博之さんの養生の本はとても参考になりました。(『養生の実技』『きょう一日』)
どんな養生法でも強調されるのは ①冷えに気をつける ②少食 ③疲れたときは早く寝る ④深い呼吸 ⑤快便 ⑥呑気に暮らす くよくよしない ⑦すべてホドホド、良い加減に
・・首元・足元を冷やさない工夫、足湯or半身浴、くつ下4枚かさねばきを勧める人もいます!(青木美泳子著『ずぼらな青木さんの冷えとり毎日』)
例)シルクの5本指くつ下→エクスタイルのくつ下→木綿のくつ下→ウールの手編みくつ下
Ⅲ)本という友だちいっぱい
白内障手術をして、視力10倍、お目目ぱっちりになったのですが、なぜか眼精疲労が激しいのです。若い時から結膜が弱かったのでそのせいかも知れません。テレビ、映画が一番こたえます。ケータイもパソコンも人さまのを見るだけで目がチカチカする感じ。もっぱら本だけ。それも一日3時間までが許容範囲です。その半分を『聖書』拝読に当て、残りを趣味の本に当てています。
今読んでいる本 ①佐藤初女さんの本(90才のメッセージ・森のイスキア20年記念) ②無農薬・有機ガーデニング手引き ③暮らしのヒント集:『暮らしの手帖社』 ④健康法:からだのメンテナンス ⑤ぬいもの:森南海子著『布への祈り』この本にとても刺激を受けています。この本に載っていた五十肩ウォーマーが友人のSさんに役立ったようです。私は古市のやわらかい布で上っ張り(作務衣)を作ってもらいました。軽くて、あたたかくて、着やすいというのが高齢者の願うところとなります。
Ⅳ)神サマとの同居生活
形としては独身、老人の一人暮らしですが、実は同居人がいます。人ではなく、神サマと呼ばれる方が心の中に内住してくださっております。その名はキリスト・イエス。結婚している皆さんがご主人とひとつ屋根の下で素顔のお付き合い、交わり、会話を交わしているように、私も心の中で神サマと四六時中お付き合いしています。24歳の時、洗礼すなわちイエスさまとの同棲生活が始まり、40年あまりが経ちました。修道院に入って熱烈な献身を捧げようとしましたが、なぜか続きませんでした。私の人生はイエスさまに喜んでもらいたい一心でがんばったつもりですが、なぜかどれも成就せず、挫折の連続です。
(わが計らい ことごとく つぶされる!)
皆さんと知り合った頃、信仰的な起業“ちゃぶ台カフェ”をもくろみました。色んな人と親しく交流し友情と信仰を育みたいと思いました。きっと、神サマも喜んで応援してくださると期待をしたのですが、フタを開けたもののカフェは閑古鳥の鳴くばかり。なぜ?なぜ?と悩み、とことん落ち込みました。もう自分の人生にすっかり失望し神サマに泣きつきました。 死なせてください と頼みました。そんな時、階段の中ほどから空中に浮いて落っこちる出来事が起こったのです。床にたたき打ちのめされて神サマから※ゴシャガレてしまったのです。※訳:叱られる(秋田弁)
神サマはご自分をさしおいて私が自分の考えでアレコレ計画したり行動したりすることをずっと嫌われていたようです。「どうして我輩にまかせないのか。我輩に預けるならあなたの一番幸せな人生を実現してやるのに。まだわからないのか。」
神サマにゲタを預けること。今流で言えば、自分という車のハンドル、運転を神サマにまかせること。ですから今、私が同居人キリスト・イエスに申し上げることは、ただ
「主のお望みどおりになさってください。」
という心の明け渡しです。お粗末ですが、ようやくイエスさまを愛することを学んでいます。
外面的には大震災ボランティアも原発反対運動もしていません。(ごめんなさい!)町内の民生委員の依頼もありましたがお受けしませんでした。ちっとも人のため社会のため直接役立つことはしていません。でも、私に代わって神サマが存分に動いてくださっている気がします。これは信仰者の陥りやすい自己満足かも知れません。皆さんのご意見を聞かせてください。
私の人生も、日々の暮らしも、未熟・未完成交響曲の演奏中です。
いしかわようこ
Ⅰ)食いしん坊の粘液質ですので、先ず食生活から。
木枯らしが吹く頃、のれんやテーブル掛けを温かい暖色系に変えるように食器も衣替えします。涼し気な藍のせとものからぼってりと厚手のあるものへ。土鍋、耐熱皿、うるし碗の登場です。
土鍋(鍋焼きうどん)、常滑焼(とこなめやき)耐熱鉢(ビビンバ用)、同じく常滑焼耐熱皿(大きい皿ではスパゲッティ)、川連塗りの朱碗
朝食は“わたし流ビビンバ”。常滑焼(とこなめやき)のビビンバ用耐熱鉢をあたため作り置きのごはん、お惣菜、佃煮などを蒸し焼きするのです。この春思うことあって電子レンジを手離しましたのでこれがレンジの代わりです。ご飯は玄米か胚芽米、お惣菜はキンピラ、麩・厚揚げ、切干大根、ひじき、ぜんまいなどの煮物、佃煮というのはちりめんじゃこと大根葉を炒って味付けしたものです。最後にグリーン野菜のおひたしをトッピングしてごまドレッシングを振りかけて出来上がり。新聞や趣味の軽い本を読みながらもぐもぐもぐ・・・・30分。
食後のデザートも愉しみの一つ。香りのよいほうじ茶に干し柿とクラッカー。クラッカーにはジャムをのっける。干し柿もジャムも手作り。季節の果物ジャムですが、今はりんごとさつまいものきんとん風ジャム。ノンシュガーの私の十八番ジャムです。熟しトロトロの柿ジャムも作ってみました。外食も中食も味覚に合わないので、もっぱらハンドメイド。
従って台所に立つ時間は結構長いです。一日二食ですが、準備、後片付け3~4時間でしょうか。
調理したアツアツをそのままテーブルへ。冬の何よりのごちそうです。後片付けもラクチン。基本は穀物菜食のマクロビオ食ですが、サンマ、ハタハタ、塩鮭の三平汁もいただきます。寒い雪国の冬、ある程度の動物性食品は体をあたためてくれるからです。
Ⅱ)腰曲がりおばあちゃんのストレッチも欠かせない日課です。
大腰筋というインナーマッスルを鍛えるトレーニングを始めて一年、前より腰の力が強くなった気がします。骨盤体操や片足立ち、あるいはラジオ体操もどきなど。“わたし流ストレッチ”を約30分。天気の良い日は外出して歩け歩け運動40分。JR駅の階段昇り降りや通路での背面歩き(後ろ向き歩行)。電車の時刻より10分早く出ての筋トレです。田舎の駅でラッシュ時間でなければ人も少なくそれが可能なのです。私には格好のジムとなっています。独り暮らしで歩けなくなるという事は一番の障害になりますので、出来るだけの自主トレに励んでいるところです。重いもの、大きいものの買い物の時は車を使います。車?そう、手押しシルバーカー?でも今は高齢化社会で買い物の宅配サービスが行き届いて楽になりました。
最近読んだ五木博之さんの養生の本はとても参考になりました。(『養生の実技』『きょう一日』)
どんな養生法でも強調されるのは ①冷えに気をつける ②少食 ③疲れたときは早く寝る ④深い呼吸 ⑤快便 ⑥呑気に暮らす くよくよしない ⑦すべてホドホド、良い加減に
・・首元・足元を冷やさない工夫、足湯or半身浴、くつ下4枚かさねばきを勧める人もいます!(青木美泳子著『ずぼらな青木さんの冷えとり毎日』)
例)シルクの5本指くつ下→エクスタイルのくつ下→木綿のくつ下→ウールの手編みくつ下
Ⅲ)本という友だちいっぱい
白内障手術をして、視力10倍、お目目ぱっちりになったのですが、なぜか眼精疲労が激しいのです。若い時から結膜が弱かったのでそのせいかも知れません。テレビ、映画が一番こたえます。ケータイもパソコンも人さまのを見るだけで目がチカチカする感じ。もっぱら本だけ。それも一日3時間までが許容範囲です。その半分を『聖書』拝読に当て、残りを趣味の本に当てています。
今読んでいる本 ①佐藤初女さんの本(90才のメッセージ・森のイスキア20年記念) ②無農薬・有機ガーデニング手引き ③暮らしのヒント集:『暮らしの手帖社』 ④健康法:からだのメンテナンス ⑤ぬいもの:森南海子著『布への祈り』この本にとても刺激を受けています。この本に載っていた五十肩ウォーマーが友人のSさんに役立ったようです。私は古市のやわらかい布で上っ張り(作務衣)を作ってもらいました。軽くて、あたたかくて、着やすいというのが高齢者の願うところとなります。
Ⅳ)神サマとの同居生活
形としては独身、老人の一人暮らしですが、実は同居人がいます。人ではなく、神サマと呼ばれる方が心の中に内住してくださっております。その名はキリスト・イエス。結婚している皆さんがご主人とひとつ屋根の下で素顔のお付き合い、交わり、会話を交わしているように、私も心の中で神サマと四六時中お付き合いしています。24歳の時、洗礼すなわちイエスさまとの同棲生活が始まり、40年あまりが経ちました。修道院に入って熱烈な献身を捧げようとしましたが、なぜか続きませんでした。私の人生はイエスさまに喜んでもらいたい一心でがんばったつもりですが、なぜかどれも成就せず、挫折の連続です。
(わが計らい ことごとく つぶされる!)
皆さんと知り合った頃、信仰的な起業“ちゃぶ台カフェ”をもくろみました。色んな人と親しく交流し友情と信仰を育みたいと思いました。きっと、神サマも喜んで応援してくださると期待をしたのですが、フタを開けたもののカフェは閑古鳥の鳴くばかり。なぜ?なぜ?と悩み、とことん落ち込みました。もう自分の人生にすっかり失望し神サマに泣きつきました。 死なせてください と頼みました。そんな時、階段の中ほどから空中に浮いて落っこちる出来事が起こったのです。床にたたき打ちのめされて神サマから※ゴシャガレてしまったのです。※訳:叱られる(秋田弁)
神サマはご自分をさしおいて私が自分の考えでアレコレ計画したり行動したりすることをずっと嫌われていたようです。「どうして我輩にまかせないのか。我輩に預けるならあなたの一番幸せな人生を実現してやるのに。まだわからないのか。」
神サマにゲタを預けること。今流で言えば、自分という車のハンドル、運転を神サマにまかせること。ですから今、私が同居人キリスト・イエスに申し上げることは、ただ
「主のお望みどおりになさってください。」
という心の明け渡しです。お粗末ですが、ようやくイエスさまを愛することを学んでいます。
外面的には大震災ボランティアも原発反対運動もしていません。(ごめんなさい!)町内の民生委員の依頼もありましたがお受けしませんでした。ちっとも人のため社会のため直接役立つことはしていません。でも、私に代わって神サマが存分に動いてくださっている気がします。これは信仰者の陥りやすい自己満足かも知れません。皆さんのご意見を聞かせてください。
私の人生も、日々の暮らしも、未熟・未完成交響曲の演奏中です。
いしかわようこ
今、部屋の大がかりな整理整頓をしています。「40代になったら、本当に必要なものを選び抜いて、暮らしをシンプル化していくべきでしょう。人生の半分はトライを重ねて、後半は大切なものだけに絞って暮らしてはいかがですか。」クロワッサンにあったフランス人ドミニック・ローホーさんの記事を見て、つくづく物で溢れる我が家を変えたいと思ったのです。
受験生の長女の部屋の同室者を小学生の長男から私へと代えることになり、出来るだけ私の荷物を減らそうと思ったのがきっかけ。今はシンプルな生活に憧れて・・・。物への執着をふっきってみると楽になったような気がします。
ドミニックさんの記事では、自分にとって大切なものをリストアップしてみると自分の内面が現れてくるとありました。今は“断捨離” という考えがあるようですね。自分の荷物(物質)を整理して捨てることで、物への執着心もなくなり、悟りを開くものだそうです。私も、自分が何て欲集り人間なのかと、捨てられないものの荷物の山の中でつくづく呆れています。
シャーリー・マクレーンの『カミーノ』から・・・「富や物を蓄積したり体を意識することは何も悪いことではない。魂のことを忘れなければ・・・。財産や生命を失うことを恐れなくてもよい。そのような恐れは、魂の成長を制限する。」今の私にピッタリくる言葉です。
9月末に『ミツバチの羽音と地球の回転』の上映会で新しい出会いがありました。応援にいろいろな人が来てくれて助けられました。中でも特筆すべき人物は、一見レゲエ風なAKOちゃんと呼ばれている男性です。AKOちゃんは“あなたに愛に来ました”という文字を縫い付けた服を着て日本中の有機農家を手伝いながら旅をしています。
彼が23歳の若者だった時バブルがはじけ、大卒で入ったデザイン会社を辞めることになり、その時から今の生き方に入ったと言っていました。今の生き方、それはママチャリで旅をしながら訪れた先々で、肉、牛乳、合成洗剤の危険性と、反原発運動を広めるというものです。彼の友人たちは彼の活動をインターネットの中で(MIXYやブログ)広報、居場所探し、連絡の要請などをして応援していますが当の本人は携帯電話やパソコンなど無関係。それらが巷に溢れる前に今のシンプルな生き方をし始めたのです。タバコ屋だった実家は健康食品や、せっけん洗剤のお店に20年かけて変えたとのこと。
なな色メール(このブログと、その大元の季刊誌)のことを話して、シュタイナー教育の勉強会が元だと言ったら、京都シュタイナー学校の一年生の最初に習う字は“光”という字だということ(彼は京田辺のシュタイナー幼稚園の園長宅にも行っているとのこと。その園長先生のお子さんのノートを見せてもらったのだとか。)や、環境破壊のことを防ぐ働きかけをしたいことを話すと、岩手の宮古市の重茂という所では町中で合成洗剤を使用していないとか、(今、そこも被災していて支援の手がなかなか入らず困っているそうですが、生協の生活クラブが応援しているそうです。)秋田に来る前は『六ヶ所村ラプソディー』に出ていた菊川さんの“花とハーブの里”にしばらくいた事、そこでルバーブジャムを作っていたとか・・・。(ルバーブは酸味があってとっても美味しいハーブの一種です。)是非、取り寄せてお試しください。
彼は全く乳製品も食べないビーガンベジタリアンです。彼に教えてもらったインターネットで見ることができるという映画『Earth Lings』を観ました。食用に飼育されている牛や豚が物として扱われ、まだとどめをさされる前(息のあるうち)に肉を解体されていく様がありました。肉の大量生産の現実です。食べるのなら、これを見てから!肉を食べるのなら、見てください。私は正視できませんでした。涙が出てきました。同じ生き物なのに。感謝の言葉もかけられずに、人間のためにただ成長させられ殺され・・・。
私は長女のベジタリアン宣言から早一年、共に肉を食べない生活に入っていますが、元の考えはマクロビオティックでした。マクロビオティックは、玄米菜食を中心とした陰陽バランスに基づくライフスタイルのことでベジタリアンというより、時には陽性の白身の魚も摂ってもいいという考えです。バランスとその土地に合ったもの、旬のもの(自然な作られ方のもの)を摂るということなのです。私は職場(介護施設)で検食に当たった日は利用者さんたちと同席し食べているため、たまには肉も魚も食べています。でも自分からは肉類は欲しいと思わなくなりました。牛乳も10年前では体に悪いなんて考えられませんでしたが、むしろ弊害があるものだと知り絶っています。乳牛たちの扱われ方も酷いものなのです。ホメオパシージャパンの由井寅子先生の著書でも、肉類を摂る事について、その動物の思いも体に入るので、酷い扱い方で育ったり、殺された動物ではない、質の良いものを摂るようにとありました。
ひょうどうともこ
受験生の長女の部屋の同室者を小学生の長男から私へと代えることになり、出来るだけ私の荷物を減らそうと思ったのがきっかけ。今はシンプルな生活に憧れて・・・。物への執着をふっきってみると楽になったような気がします。
ドミニックさんの記事では、自分にとって大切なものをリストアップしてみると自分の内面が現れてくるとありました。今は“断捨離” という考えがあるようですね。自分の荷物(物質)を整理して捨てることで、物への執着心もなくなり、悟りを開くものだそうです。私も、自分が何て欲集り人間なのかと、捨てられないものの荷物の山の中でつくづく呆れています。
シャーリー・マクレーンの『カミーノ』から・・・「富や物を蓄積したり体を意識することは何も悪いことではない。魂のことを忘れなければ・・・。財産や生命を失うことを恐れなくてもよい。そのような恐れは、魂の成長を制限する。」今の私にピッタリくる言葉です。
9月末に『ミツバチの羽音と地球の回転』の上映会で新しい出会いがありました。応援にいろいろな人が来てくれて助けられました。中でも特筆すべき人物は、一見レゲエ風なAKOちゃんと呼ばれている男性です。AKOちゃんは“あなたに愛に来ました”という文字を縫い付けた服を着て日本中の有機農家を手伝いながら旅をしています。
彼が23歳の若者だった時バブルがはじけ、大卒で入ったデザイン会社を辞めることになり、その時から今の生き方に入ったと言っていました。今の生き方、それはママチャリで旅をしながら訪れた先々で、肉、牛乳、合成洗剤の危険性と、反原発運動を広めるというものです。彼の友人たちは彼の活動をインターネットの中で(MIXYやブログ)広報、居場所探し、連絡の要請などをして応援していますが当の本人は携帯電話やパソコンなど無関係。それらが巷に溢れる前に今のシンプルな生き方をし始めたのです。タバコ屋だった実家は健康食品や、せっけん洗剤のお店に20年かけて変えたとのこと。
なな色メール(このブログと、その大元の季刊誌)のことを話して、シュタイナー教育の勉強会が元だと言ったら、京都シュタイナー学校の一年生の最初に習う字は“光”という字だということ(彼は京田辺のシュタイナー幼稚園の園長宅にも行っているとのこと。その園長先生のお子さんのノートを見せてもらったのだとか。)や、環境破壊のことを防ぐ働きかけをしたいことを話すと、岩手の宮古市の重茂という所では町中で合成洗剤を使用していないとか、(今、そこも被災していて支援の手がなかなか入らず困っているそうですが、生協の生活クラブが応援しているそうです。)秋田に来る前は『六ヶ所村ラプソディー』に出ていた菊川さんの“花とハーブの里”にしばらくいた事、そこでルバーブジャムを作っていたとか・・・。(ルバーブは酸味があってとっても美味しいハーブの一種です。)是非、取り寄せてお試しください。
彼は全く乳製品も食べないビーガンベジタリアンです。彼に教えてもらったインターネットで見ることができるという映画『Earth Lings』を観ました。食用に飼育されている牛や豚が物として扱われ、まだとどめをさされる前(息のあるうち)に肉を解体されていく様がありました。肉の大量生産の現実です。食べるのなら、これを見てから!肉を食べるのなら、見てください。私は正視できませんでした。涙が出てきました。同じ生き物なのに。感謝の言葉もかけられずに、人間のためにただ成長させられ殺され・・・。
私は長女のベジタリアン宣言から早一年、共に肉を食べない生活に入っていますが、元の考えはマクロビオティックでした。マクロビオティックは、玄米菜食を中心とした陰陽バランスに基づくライフスタイルのことでベジタリアンというより、時には陽性の白身の魚も摂ってもいいという考えです。バランスとその土地に合ったもの、旬のもの(自然な作られ方のもの)を摂るということなのです。私は職場(介護施設)で検食に当たった日は利用者さんたちと同席し食べているため、たまには肉も魚も食べています。でも自分からは肉類は欲しいと思わなくなりました。牛乳も10年前では体に悪いなんて考えられませんでしたが、むしろ弊害があるものだと知り絶っています。乳牛たちの扱われ方も酷いものなのです。ホメオパシージャパンの由井寅子先生の著書でも、肉類を摂る事について、その動物の思いも体に入るので、酷い扱い方で育ったり、殺された動物ではない、質の良いものを摂るようにとありました。
ひょうどうともこ
今回は大豆製品「大豆のお肉」のネット通販のショップ、「マルシェ」で見つけた本『本当に怖い低血糖症』の文を紹介します。
“食べ物は食べ命である。命をいただくということをもっと重視し、その命が怒りやかなしみを持っていたらそれも食べることになる。昔の伝統文化では獲物を仕留めた後はその霊魂を慰める儀式や食べ方があった。食物に対して気をいただく、感謝していただく。”
アボリジニの人々の考えと同じです。
その本によると、現代人は忙しい毎日のストレスで陽性過ぎる状態(極陽)となっており、膵臓が固まっている状態である。(陽性は中心に向かう作用)そこで→陰である精製糖を欲して摂って、急な陰性化に→また糖が欲しくなる。こうしてジェットコースターのような急激な血糖の変動により過激な要求に体が振りきれインスリンを出せなくなると糖尿病となる、これが今現在日本で糖尿病が増加の一途を辿っている所以です。
低血糖症(血糖調節障害)の症状としては、 冷え性 ・神経質 ・妊娠しにくい(男女) ・イライラすることが多い・胃腸が弱い、便秘症 ・午後甘いものや菓子パンが無性に欲しくなる・コーヒーまたはアルコールを摂りたくなる等があります。皆さんは思い当たる節がないですか?私は大ありでした。お腹がすくとイライラし、それが普通だと開き直っていました。
血糖異常はまず膵臓のホルモン分泌異常を治す必要があります。それには、食生活を改善するのが大事です。甘いものは本来、日本では必要なものでないので、常食とせず特別な時のものとし、バランスをみながら摂る事。それもできるだけ心のこもった良質のもの、植物性のものの割合が多いようなものとすること、白砂糖より黒砂糖、てんさい糖、メープルシロップを使っているもの。極端な陰陽から、適度な陰陽を増やして陰陽のバランスもできるだけ中庸に近いものでとるようにする。陰陽は7:1のバランスがベスト。(陰性より陽性の方が長く体に残るのです。)
マクロビオティック食事法ガイドラインを参考にしてみてください。
<低血糖を改善する方法>
①ご飯(麺)をしっかり食べる:人間には臼歯が多い(穀物をいただくため)
②食べ方
・食前食後に祈りを捧げる「いただきます。」「ご馳走様でした。」だけでもいいので心をこめて言う。(食べ物にきちんと向き合う)
・左右の歯を使ってよく噛むこと(一口100~150回噛む)・・・といっても、いきなりは出来ないと思うので、今の数に+20回から!
・味噌汁、お吸い物(発酵食品の入ったスープをはじめに食べる。(梅干、ザワークラフト、納豆、テンペなども消化を助け新陳代謝、肝臓の働きを助ける。
③調味料を質の良いものに変える
・ 天日塩と自然海塩(日本では北半球のもの、食塩は極陽→精製糖や乳脂肪が欲しくなる)
・ 醤油・・・原材料が塩と麦と丸大豆だけの本来の醤油が良い。 醤油は優れた発酵食品で肝臓や腸、腎臓の調子も整える、生ものの害も中和する
・ 味噌・・・優れた発酵食品で肝臓や腸を整えるだけでなく、胃も保護する。 麦味噌がとてもいい。(長味噌、八丁味噌、玄米味噌・・・強陽性)
米味噌や白味噌は陰性。本来の調味料+しょうが汁やレモン汁、梅酢、みりん、マスタード、炒りゴマ、しそ、梅干などでバリエーションを。粒マスタード、紅生姜を自然食品の 店で購入しても良い。
④ オーガニック食材:本来の自然な育てられ方→元気な食材、オーガニック食材はそれ自体陰陽バランスが整っている、高価だが縮まず少量で満腹、味がいい→調味料が減らせ る、痛みにくい、皮ごと食べられる、栄養価も高い、強いので虫がつきにくい
・ ノンオーガニック野菜の食べ方 下処理・・・ゆでる時多めの塩(陽性)
青菜以外は一度塩水に放って引き締めて余分な水気を出す
青菜は花のように水切りをする
⑤ 肉や卵を減らす
・ 膵臓や肝臓を硬くし、低血糖症になった主原因である極陽の数々を絶つ(減らす)ことで、元の元気な状態に戻す。極陰のもの<』精製糖やお酒、スパイスなど)が欲しくなく なる。 鶏肉とそのエキス、卵、魚卵、チーズ、えび、かに、他の肉もできれば避けて欲しい。
・ たんぱく質は植物性で充分。昔の人より体を動かしていない、温暖、(暖房)があるのでエネルギーを持て余している。 ↓
怒鳴る、奇声、せっかち、物質主義、関節炎、リウマチ、背骨の湾曲、臓器の硬化
↓
癌などの病気
・ 中和できるものと一緒に摂る 大根おろし、カブおろし、麦味噌、ねぎ、青菜(ホーレン草以外)レタス、セロリ、きゅうり、きのこ類、もやし、レモン、生姜、わさび、りん ご、みかん、イチゴなど(動物性の中でもより中庸に近いもの:白身魚、イカ、たこ、川魚、貝類)
・ 生活改善
ヨガ(日本の気候では水分をしっかり摂ること,生サラダ、果物も。)
スポーツをする人では、ガイドラインのブロックBも増やす。
⑥精製糖、砂糖を減らす。 甜菜(てんさい)糖、メープルシロップ、米飴やはと麦飴、玄米甘酒、オーガニックピーナッツペースト・ゴマペースト、ライスソイ、濃縮還元でない 100%ジュース、オーガニックドライフルーツ
・ うどん、のり巻き、野菜の蒸し物も立派なおやつ
・ 中庸な飲み物を摂る
コーヒー、 ウーロン茶(極陰) → 番茶 、 麦茶 、 ハーブティー
・ 日本(温帯)・・・温帯のものをメインに。 陰性の強いものは頻繁には摂らない様に。パイナップル、キウイ、アボガド、マンゴー、さつまいも。(さつまいもには天日塩 をかけて)
・ 脂肪の摂り過ぎ→アトピー、アレルギー、疲れやすい、胸焼け、胃もたれとなるので、油の質には気をつけて、純正のゴマ油、菜種油(良質の)を摂る事
・ せんべい、マフィン、甘栗、きな粉、ローストナッツは陽性(材料は陰でも、作り方で熱が加わっている)食感の柔らかいもの、水分の多いものは陰性
⑦丸い野菜を食べる
ひょうどうともこ
“食べ物は食べ命である。命をいただくということをもっと重視し、その命が怒りやかなしみを持っていたらそれも食べることになる。昔の伝統文化では獲物を仕留めた後はその霊魂を慰める儀式や食べ方があった。食物に対して気をいただく、感謝していただく。”
アボリジニの人々の考えと同じです。
その本によると、現代人は忙しい毎日のストレスで陽性過ぎる状態(極陽)となっており、膵臓が固まっている状態である。(陽性は中心に向かう作用)そこで→陰である精製糖を欲して摂って、急な陰性化に→また糖が欲しくなる。こうしてジェットコースターのような急激な血糖の変動により過激な要求に体が振りきれインスリンを出せなくなると糖尿病となる、これが今現在日本で糖尿病が増加の一途を辿っている所以です。
低血糖症(血糖調節障害)の症状としては、 冷え性 ・神経質 ・妊娠しにくい(男女) ・イライラすることが多い・胃腸が弱い、便秘症 ・午後甘いものや菓子パンが無性に欲しくなる・コーヒーまたはアルコールを摂りたくなる等があります。皆さんは思い当たる節がないですか?私は大ありでした。お腹がすくとイライラし、それが普通だと開き直っていました。
血糖異常はまず膵臓のホルモン分泌異常を治す必要があります。それには、食生活を改善するのが大事です。甘いものは本来、日本では必要なものでないので、常食とせず特別な時のものとし、バランスをみながら摂る事。それもできるだけ心のこもった良質のもの、植物性のものの割合が多いようなものとすること、白砂糖より黒砂糖、てんさい糖、メープルシロップを使っているもの。極端な陰陽から、適度な陰陽を増やして陰陽のバランスもできるだけ中庸に近いものでとるようにする。陰陽は7:1のバランスがベスト。(陰性より陽性の方が長く体に残るのです。)
マクロビオティック食事法ガイドラインを参考にしてみてください。
<低血糖を改善する方法>
①ご飯(麺)をしっかり食べる:人間には臼歯が多い(穀物をいただくため)
②食べ方
・食前食後に祈りを捧げる「いただきます。」「ご馳走様でした。」だけでもいいので心をこめて言う。(食べ物にきちんと向き合う)
・左右の歯を使ってよく噛むこと(一口100~150回噛む)・・・といっても、いきなりは出来ないと思うので、今の数に+20回から!
・味噌汁、お吸い物(発酵食品の入ったスープをはじめに食べる。(梅干、ザワークラフト、納豆、テンペなども消化を助け新陳代謝、肝臓の働きを助ける。
③調味料を質の良いものに変える
・ 天日塩と自然海塩(日本では北半球のもの、食塩は極陽→精製糖や乳脂肪が欲しくなる)
・ 醤油・・・原材料が塩と麦と丸大豆だけの本来の醤油が良い。 醤油は優れた発酵食品で肝臓や腸、腎臓の調子も整える、生ものの害も中和する
・ 味噌・・・優れた発酵食品で肝臓や腸を整えるだけでなく、胃も保護する。 麦味噌がとてもいい。(長味噌、八丁味噌、玄米味噌・・・強陽性)
米味噌や白味噌は陰性。本来の調味料+しょうが汁やレモン汁、梅酢、みりん、マスタード、炒りゴマ、しそ、梅干などでバリエーションを。粒マスタード、紅生姜を自然食品の 店で購入しても良い。
④ オーガニック食材:本来の自然な育てられ方→元気な食材、オーガニック食材はそれ自体陰陽バランスが整っている、高価だが縮まず少量で満腹、味がいい→調味料が減らせ る、痛みにくい、皮ごと食べられる、栄養価も高い、強いので虫がつきにくい
・ ノンオーガニック野菜の食べ方 下処理・・・ゆでる時多めの塩(陽性)
青菜以外は一度塩水に放って引き締めて余分な水気を出す
青菜は花のように水切りをする
⑤ 肉や卵を減らす
・ 膵臓や肝臓を硬くし、低血糖症になった主原因である極陽の数々を絶つ(減らす)ことで、元の元気な状態に戻す。極陰のもの<』精製糖やお酒、スパイスなど)が欲しくなく なる。 鶏肉とそのエキス、卵、魚卵、チーズ、えび、かに、他の肉もできれば避けて欲しい。
・ たんぱく質は植物性で充分。昔の人より体を動かしていない、温暖、(暖房)があるのでエネルギーを持て余している。 ↓
怒鳴る、奇声、せっかち、物質主義、関節炎、リウマチ、背骨の湾曲、臓器の硬化
↓
癌などの病気
・ 中和できるものと一緒に摂る 大根おろし、カブおろし、麦味噌、ねぎ、青菜(ホーレン草以外)レタス、セロリ、きゅうり、きのこ類、もやし、レモン、生姜、わさび、りん ご、みかん、イチゴなど(動物性の中でもより中庸に近いもの:白身魚、イカ、たこ、川魚、貝類)
・ 生活改善
ヨガ(日本の気候では水分をしっかり摂ること,生サラダ、果物も。)
スポーツをする人では、ガイドラインのブロックBも増やす。
⑥精製糖、砂糖を減らす。 甜菜(てんさい)糖、メープルシロップ、米飴やはと麦飴、玄米甘酒、オーガニックピーナッツペースト・ゴマペースト、ライスソイ、濃縮還元でない 100%ジュース、オーガニックドライフルーツ
・ うどん、のり巻き、野菜の蒸し物も立派なおやつ
・ 中庸な飲み物を摂る
コーヒー、 ウーロン茶(極陰) → 番茶 、 麦茶 、 ハーブティー
・ 日本(温帯)・・・温帯のものをメインに。 陰性の強いものは頻繁には摂らない様に。パイナップル、キウイ、アボガド、マンゴー、さつまいも。(さつまいもには天日塩 をかけて)
・ 脂肪の摂り過ぎ→アトピー、アレルギー、疲れやすい、胸焼け、胃もたれとなるので、油の質には気をつけて、純正のゴマ油、菜種油(良質の)を摂る事
・ せんべい、マフィン、甘栗、きな粉、ローストナッツは陽性(材料は陰でも、作り方で熱が加わっている)食感の柔らかいもの、水分の多いものは陰性
⑦丸い野菜を食べる
ひょうどうともこ
人のホントの食べ物とは?正食協会の大森一彗さんの本『からだの自然治癒力を引き出す食事と手当て』にもあります。
人の歯は穀物をすりつぶす為の臼歯が多く次に野菜や果物、海藻をかむための門歯、犬歯は少ないから肉や魚はたまの摂取が本来の生理にあった食事だと。現代日本の食事は穀物の割合が当時の6割に減り、肉食の量が急増している。さらに食材自体が自然の形を離れ、化学物質を添加したり化学処理をした加工品が増え、病気になりやすい体質が作られている。現代病は自然から離れたことが原因とあります。食は大事なんですね。“医食同源” “身土不二” です。
「人間はやはり人間でなくてはいけません。精神的な本当の人間に戻らなくてはいけない。今は動物になっています。ただ食べるだけ。そんなことばかりしていると、宇宙の法則から外れていくような気がします。本来、精神世界の生き物ですから、人間は人間に戻れるはずです。
玄米菜食にすると、精神的に落ち着いて言動も慎重になり、動作も注意深くなります。今の日本は世界的に見れば裕福な経済環境にあるので、なおさらお金に執着しているように見えます。誰もがお金のために時間を奪われています。玄米菜食で食費も医療費も保険金もかからなければ、その分働かなくても良くなり時間ができます。その時間を人間らしく生きるために使えます。人間は自由を得て人間らしく生きられるのです。それが一番大事なことだと思います。人間こそ精神世界に生きられる動物であり、それが人間の特徴です。それを謳歌したいと思います。今までのような消費中心の生活から離れてみると、そこから何か見えてくるものが必ずあります。本当の意味での自由が実現してくるのではないでしょうか。」
玄米菜食でお子さんたちを立派に育てた『天才とキンピラごぼうの作り方』小倉充倭子(みわこ)さんの著書より抜粋。息子さんたちは、ピアニスト、料理家としての道を自ら歩まれています。
またこんな理想的な話ばかりを書いてしまいましたが、私の正体はというと、以前紹介した「即席道場」の全く逆です。家族に対して毒づいてばっかりです。だから、何年ぶりかの高熱を出してしまいました。マイコプラズマ肺炎、長男からしっかり潜伏期間を置いた3週間後に発熱。
長男の看病、治療にホメオパシーのレメディを私の本とにらめっこ状態での判断で投与。そして、肝、腎を回復させるという自然療法のこんにゃく温湿布、熱を取るという豆腐湿布を。でも、うまく治らず、私も長男も5日くらいの後に病院で薬をもらいました。気管支炎症状がとれず自然療法だけでは、対処できなかったのです。
10月半ば何だか理想と自分とがかけ離れていて、家族との関係も私のこだわりのせいでうまく行っておらず、とっても落ち込んでいました。カウンセリングに行こうかとも思ったのですが、スケジュールが合わず、そうこうしているうちにヘルプメッセージを出した友人たちからの返答に癒されて、ホメオパシージャパンにかかった時に処方されたイグネシア、ネイチュミアのレメディを摂ってみることにしました。
○イグネシア(イグナチア豆):自分の欲しいものは必ず手に入らない、理想と現実のギャップ、失恋、悲しみ、ロマンチック
○ネイチュミア(岩塩):人生は苦悩するためのもの、もう絶対傷つかない、失恋、人生はしょっぱい、悲観
この歳で思春期のレメディの代表がマッチするということは、精神年齢が中学生?(長女と一緒)と複雑な心境ですが落ち着いてきました。
今、由井寅子先生の本『「とらこ先生通信」完全復刻版・ホメオパシー的哲学、真に生きるための奥義書』~あなたはあなたを生きていますか?~この4月大坂の癒しフェアで買ったものを今読んでいます。その中からこれから来る冬の季節についての章の内容を紹介します。
「―秋から冬にかけて、生き物は徐々に活動を停止し眠りに入ります。人もこの時期、自分の内面と向き合い少しうつっぽくなったりします。のら猫も・・・・たぶん。―
寒さは動きを停止させ、時間の進みを遅らせ、心を落ち着かせてくれます。動きの停止は固定されたパターン(型)をほどき、新しいパターンを生み出す可能性へと還元します。黒化の過程(死)で古い自己は解体され、おおもとの生命力に還元され、新しい自己の誕生とともに自己の属性である目的に向かって進む力を蓄えます。(中略)
自分自身を知ってはじめて、次の目指すべき位置を設定することが可能となるのです。自分がどこへ行きたいのかを選択することのできる季節、運命を変えることのできる季節です。
冬を象徴するタロットカードは、無番号(0番)の「愚者」可能性の塊のような存在です。そして圧倒的な意志を象徴する「剣の1番」でしょうか。人は死んで生まれ変わるあいだ、冥界にて自分の人生を振り返り、新しい人生を設計し新しい目的を持ち、方向を決定し、自分が乗り越えるべき課題も盛り込んで再誕生します。平穏無事な人生などありません。だから人生は生きるに値するのです。
日々走り続けるのを立ち止まってみてください。時には会社をずる休みしてみるのもいいものです。好きだったことが好きでなくなってしまっていることに気づいたら立ち止まり、しばし何もせずボーッとしてみることをおすすめします。もし本当に好きなら、以前とは違うかたちで再出発させることができるでしょう。あるいは、一日の中で10分でもいいから静かな時間をつくり、目を閉じて自分自身の内側に問いかけてみることが必要です。どう落ち着けばいいか知るには冬の季節をしっかりと受け入れ、感じ、その寒さの中で心も体も活動を減らし、動物たちが冬眠するように冬ごもりをし、外との接触をなるべくしないことです。そして月を見ることです。月がクリアに見える寒い静かな冬は、寒さの体感とともに、時が止まったような感覚、心が静まる感覚を与えてくれます。同時に、生きていること、人の温かさ、太陽の暖かさなどへの感謝の心も養われます。
(月を見ることの注意:自己憐憫や悲しみを秘めている人は、月を見ると心がかき乱されてしまうので注意)」
私も、以前は月が怖いと思ったときがありました。レメディをとって、素直に夫に不満を言えた後は、心の奥の性根の悪いところを見透かされて怖い、というような感じが消え、澄みきった星空、月光が素直に綺麗だと思えるようになりました。
冬篭りの時期も必要なんですね。有頂天になったあとは、自己嫌悪の心境になる・・・、は又違います?
ひょうどうともこ
人の歯は穀物をすりつぶす為の臼歯が多く次に野菜や果物、海藻をかむための門歯、犬歯は少ないから肉や魚はたまの摂取が本来の生理にあった食事だと。現代日本の食事は穀物の割合が当時の6割に減り、肉食の量が急増している。さらに食材自体が自然の形を離れ、化学物質を添加したり化学処理をした加工品が増え、病気になりやすい体質が作られている。現代病は自然から離れたことが原因とあります。食は大事なんですね。“医食同源” “身土不二” です。
「人間はやはり人間でなくてはいけません。精神的な本当の人間に戻らなくてはいけない。今は動物になっています。ただ食べるだけ。そんなことばかりしていると、宇宙の法則から外れていくような気がします。本来、精神世界の生き物ですから、人間は人間に戻れるはずです。
玄米菜食にすると、精神的に落ち着いて言動も慎重になり、動作も注意深くなります。今の日本は世界的に見れば裕福な経済環境にあるので、なおさらお金に執着しているように見えます。誰もがお金のために時間を奪われています。玄米菜食で食費も医療費も保険金もかからなければ、その分働かなくても良くなり時間ができます。その時間を人間らしく生きるために使えます。人間は自由を得て人間らしく生きられるのです。それが一番大事なことだと思います。人間こそ精神世界に生きられる動物であり、それが人間の特徴です。それを謳歌したいと思います。今までのような消費中心の生活から離れてみると、そこから何か見えてくるものが必ずあります。本当の意味での自由が実現してくるのではないでしょうか。」
玄米菜食でお子さんたちを立派に育てた『天才とキンピラごぼうの作り方』小倉充倭子(みわこ)さんの著書より抜粋。息子さんたちは、ピアニスト、料理家としての道を自ら歩まれています。
またこんな理想的な話ばかりを書いてしまいましたが、私の正体はというと、以前紹介した「即席道場」の全く逆です。家族に対して毒づいてばっかりです。だから、何年ぶりかの高熱を出してしまいました。マイコプラズマ肺炎、長男からしっかり潜伏期間を置いた3週間後に発熱。
長男の看病、治療にホメオパシーのレメディを私の本とにらめっこ状態での判断で投与。そして、肝、腎を回復させるという自然療法のこんにゃく温湿布、熱を取るという豆腐湿布を。でも、うまく治らず、私も長男も5日くらいの後に病院で薬をもらいました。気管支炎症状がとれず自然療法だけでは、対処できなかったのです。
10月半ば何だか理想と自分とがかけ離れていて、家族との関係も私のこだわりのせいでうまく行っておらず、とっても落ち込んでいました。カウンセリングに行こうかとも思ったのですが、スケジュールが合わず、そうこうしているうちにヘルプメッセージを出した友人たちからの返答に癒されて、ホメオパシージャパンにかかった時に処方されたイグネシア、ネイチュミアのレメディを摂ってみることにしました。
○イグネシア(イグナチア豆):自分の欲しいものは必ず手に入らない、理想と現実のギャップ、失恋、悲しみ、ロマンチック
○ネイチュミア(岩塩):人生は苦悩するためのもの、もう絶対傷つかない、失恋、人生はしょっぱい、悲観
この歳で思春期のレメディの代表がマッチするということは、精神年齢が中学生?(長女と一緒)と複雑な心境ですが落ち着いてきました。
今、由井寅子先生の本『「とらこ先生通信」完全復刻版・ホメオパシー的哲学、真に生きるための奥義書』~あなたはあなたを生きていますか?~この4月大坂の癒しフェアで買ったものを今読んでいます。その中からこれから来る冬の季節についての章の内容を紹介します。
「―秋から冬にかけて、生き物は徐々に活動を停止し眠りに入ります。人もこの時期、自分の内面と向き合い少しうつっぽくなったりします。のら猫も・・・・たぶん。―
寒さは動きを停止させ、時間の進みを遅らせ、心を落ち着かせてくれます。動きの停止は固定されたパターン(型)をほどき、新しいパターンを生み出す可能性へと還元します。黒化の過程(死)で古い自己は解体され、おおもとの生命力に還元され、新しい自己の誕生とともに自己の属性である目的に向かって進む力を蓄えます。(中略)
自分自身を知ってはじめて、次の目指すべき位置を設定することが可能となるのです。自分がどこへ行きたいのかを選択することのできる季節、運命を変えることのできる季節です。
冬を象徴するタロットカードは、無番号(0番)の「愚者」可能性の塊のような存在です。そして圧倒的な意志を象徴する「剣の1番」でしょうか。人は死んで生まれ変わるあいだ、冥界にて自分の人生を振り返り、新しい人生を設計し新しい目的を持ち、方向を決定し、自分が乗り越えるべき課題も盛り込んで再誕生します。平穏無事な人生などありません。だから人生は生きるに値するのです。
日々走り続けるのを立ち止まってみてください。時には会社をずる休みしてみるのもいいものです。好きだったことが好きでなくなってしまっていることに気づいたら立ち止まり、しばし何もせずボーッとしてみることをおすすめします。もし本当に好きなら、以前とは違うかたちで再出発させることができるでしょう。あるいは、一日の中で10分でもいいから静かな時間をつくり、目を閉じて自分自身の内側に問いかけてみることが必要です。どう落ち着けばいいか知るには冬の季節をしっかりと受け入れ、感じ、その寒さの中で心も体も活動を減らし、動物たちが冬眠するように冬ごもりをし、外との接触をなるべくしないことです。そして月を見ることです。月がクリアに見える寒い静かな冬は、寒さの体感とともに、時が止まったような感覚、心が静まる感覚を与えてくれます。同時に、生きていること、人の温かさ、太陽の暖かさなどへの感謝の心も養われます。
(月を見ることの注意:自己憐憫や悲しみを秘めている人は、月を見ると心がかき乱されてしまうので注意)」
私も、以前は月が怖いと思ったときがありました。レメディをとって、素直に夫に不満を言えた後は、心の奥の性根の悪いところを見透かされて怖い、というような感じが消え、澄みきった星空、月光が素直に綺麗だと思えるようになりました。
冬篭りの時期も必要なんですね。有頂天になったあとは、自己嫌悪の心境になる・・・、は又違います?
ひょうどうともこ
喜んだり落ち込んだりのマクロビオティック料理から数点を紹介します。
―食いしん坊のマクロビレシピ紹介―
<豆腐ステーキ>
豆腐は水切りをしっかりしておきます。(朝から容器上の部分に切れ目を入れ、タッパーに逆さにして傾けておくと夕方すぐ使えます)適当な大きさにカットし塩コショウをふりしばらく置きます。米粉や片栗粉などをまぶしてオリーブオイルで焼きます。それにステーキ特製たれをかけて食べます。
ステーキ特製たれの材料(玉ネギ、りんご、にんにく)をすりおろして鍋に入れ、みりん、醤油、料理酒を入れ熱し、冷まします。作り置きOK。
<豆腐の味噌づけ>
水切りした豆腐を適当な大きさにカットし、砂糖少々を混ぜ、みりんでのばした味噌を塗ります。タッパーにキッチンペーパーを敷き、豆腐を入れ、三日ほど寝かせます。三日して開けると、いい感じで発酵しかけ、焼いてもよし、天ぷらにしてもよし、フライにしてもよしのとっても美味しいものが出来ます。
<たかきびのハンバーグ>
たかきび(穀類)は濁らなくなるまで洗って前日の晩から塩一つまみを入れた1,2倍の水につけるか、4時間ほどお湯(塩入)につけておきます。そして中火にかけ、蒸気が上がったら弱火にして15分炊き、火をとめて10分蒸らします。後はれんこん、大根、にんじん、玉ネギなど刻んだものと混ぜ、小麦粉、パン粉でつなぎ塩コショウ、ケチャップで味をつけます。丸めて焼きます。ひき肉そっくりの見た目。食感は歯ごたえ良くお奨めです。私はこれをいっぱい作ったら水加減を失敗し、ベチャベチャのができたので、ミートソーズ代わりにして、パスタや、ラザニアにしていただきました。
<テンペの煮付け、または、照り焼き>
テンペ(アジアの大豆の発酵食品)を適当に切り、砂糖、醤油、みりんで大根か、茄子などと煮ます。だしはこんぶで。たれに漬け込んでおいたものを焼いても。
<凍り豆腐の唐揚げ>
豆腐をパックのまま凍らせておく。凍らせた豆腐は、半日冷蔵庫に移動させ解凍するか、ぬるま湯に浸け解凍させる。解凍したら、ぎゅっと絞って水分を出す。(すっごく出ます!)スポンジになったものを、みりん、しょうゆに5分だけ漬ける。米粉をまぶして揚げる。見た目は鶏肉の唐揚げみたいです。
ひょうどうともこ
―食いしん坊のマクロビレシピ紹介―
<豆腐ステーキ>
豆腐は水切りをしっかりしておきます。(朝から容器上の部分に切れ目を入れ、タッパーに逆さにして傾けておくと夕方すぐ使えます)適当な大きさにカットし塩コショウをふりしばらく置きます。米粉や片栗粉などをまぶしてオリーブオイルで焼きます。それにステーキ特製たれをかけて食べます。
ステーキ特製たれの材料(玉ネギ、りんご、にんにく)をすりおろして鍋に入れ、みりん、醤油、料理酒を入れ熱し、冷まします。作り置きOK。
<豆腐の味噌づけ>
水切りした豆腐を適当な大きさにカットし、砂糖少々を混ぜ、みりんでのばした味噌を塗ります。タッパーにキッチンペーパーを敷き、豆腐を入れ、三日ほど寝かせます。三日して開けると、いい感じで発酵しかけ、焼いてもよし、天ぷらにしてもよし、フライにしてもよしのとっても美味しいものが出来ます。
<たかきびのハンバーグ>
たかきび(穀類)は濁らなくなるまで洗って前日の晩から塩一つまみを入れた1,2倍の水につけるか、4時間ほどお湯(塩入)につけておきます。そして中火にかけ、蒸気が上がったら弱火にして15分炊き、火をとめて10分蒸らします。後はれんこん、大根、にんじん、玉ネギなど刻んだものと混ぜ、小麦粉、パン粉でつなぎ塩コショウ、ケチャップで味をつけます。丸めて焼きます。ひき肉そっくりの見た目。食感は歯ごたえ良くお奨めです。私はこれをいっぱい作ったら水加減を失敗し、ベチャベチャのができたので、ミートソーズ代わりにして、パスタや、ラザニアにしていただきました。
<テンペの煮付け、または、照り焼き>
テンペ(アジアの大豆の発酵食品)を適当に切り、砂糖、醤油、みりんで大根か、茄子などと煮ます。だしはこんぶで。たれに漬け込んでおいたものを焼いても。
<凍り豆腐の唐揚げ>
豆腐をパックのまま凍らせておく。凍らせた豆腐は、半日冷蔵庫に移動させ解凍するか、ぬるま湯に浸け解凍させる。解凍したら、ぎゅっと絞って水分を出す。(すっごく出ます!)スポンジになったものを、みりん、しょうゆに5分だけ漬ける。米粉をまぶして揚げる。見た目は鶏肉の唐揚げみたいです。
ひょうどうともこ