なな色メール 

シュタイナーの勉強会の仲間と始めたニュースレター。ブログでもその一部をご紹介していきたいと思います。

なな色メール No.18 2011.9

2011年09月02日 | 表紙
いつも 何度でも

呼んでいる胸のどこか奥で いつも心躍る 夢を見たい
かなしみは 数えきれないけれど その向こうできっと あなたに会える

繰り返すあやまちの そのたび ひとは ただ青い空の 青さを知る
果てしなく 道は続いて見えるけれど この両手は 光を抱ける
 
さよならのときの 静かな胸 ゼロになるからだが 耳をすませる
生きている不思議 死んでいく不思議 花も風も街も みんなおなじ


(画像はクリックで拡大します。)


「放射線に安全値はないという。・・・」雑誌クロワッサンの特集記事の紹介

2011年09月01日 | ともこ
クロワッサンに放射線についての特集があった。6月号だったか?
女性たちにもわかりやすくいろんな専門家の意見が載っていて、絶対これはなな色メールに挿入して紹介したいと思った。

特集テーマ”放射線に安全値はないという。これから「いのちと暮らし」は、どうなるのか”

以下に、一番賛同できた柳澤さんの文章を抜粋し、掲載させていただきます。

放射線に安全地はないという。
これからの「いのちと暮らし」はどうなるのか。大量の放射性物質が飛散した、東京電力福島第一原子力発電所の事故。
この事故にどう向き合えばいいのでしょうか。
 
放射線が、生命をおびやかすのはなぜですか。
柳澤桂子さん 生命科学者 お茶の水女子大学名誉博士

「人間は“核”に手を出してはいけないと思うのです。」柳澤桂子さんは分子生物学者として、長年、先天性異常の研究に携わってきた。放射線が人体に影響を及ぼすのかは、よくわかっていました。」柳澤さんは科学の発達それ自体を否定はしない。「わからなかったことが、研究によって解明されるところまではいいと思うのです。ただ、危険が明らかな場合は、それを技術として用いないことが人間の良識なのではないでしょうか。」

つづき、こっち(私の個人記事用ブログ、「スタッフサグリア」)にあります。


いのちの通い合い(1)

2011年09月01日 | いしかわようこ
面白い新聞記事を読みました。
信州でワイン農場をもっている画家でもありエッセイストでもある玉村豊男さんの「隠居志願」コラムからの文に目を通してください。

『花の霊』
私はどちらかというと目に見え手で触れることができるものしか信じない、というタイプの人間で、もちろん霊感はないし、オカルト的な現象にもまったく興味はないのだが、二年ほど前、たまたま知り合った整体の専門家に腰痛があることを告げたところ、なんとも不思議なマッサージを受ける羽目になった。彼女は、私を横にして目にタオルをかけると、ぶつぶつ口の中で呪文を唱えはじめた。それから一時間あまり、からだにはほとんど手を触れることなしに、うっ、うっ、と吐息を漏らしながら、タオルの隙間からおそるおそる覗き見したところによれば、なにかを取り出しては捨てるような動作を何度も繰り返した。
「はい、もう大丈夫」そういって施術を終えた彼女の顔は、真っ赤に上気して汗ばんでいる。彼女の話によれば、私のからだの中には腐った花の霊が棲んでいて、棘のある枝がとぐろを巻いていたそうだ。それを全部掻い出して除霊したという。そういわれてもにわかに信じるわけにはいかないが、たしかに、揉んでも叩いてもいないのに、からだはウソのように軽くなった。あれ以来、私は庭から花を採ってきてアトリエで絵を描き終わると、ゴミ箱に捨てる前に、萎れかかった花に両手を合わせ、モデルになってくれたことを感謝する言葉を口の中で唱えている。あまり人には聞かれたくないけれども、どこかで花の霊をないがしろにしてはいけないと思っているのである。現実主義者も地に落ちたものだが、あれから腰痛は出ていない。

この話から、①花にも霊はあるのか、②除霊とは何か、を考えました。先ず霊という言葉を外して、草花にも人のことばが通じるとはよく耳にすることです。「きれいだね!」「よく咲いてくれたね!」とほめてやると、ますます美しく咲き続けるという。ぞんざいに扱ったり、無関心に放りっぱなしにすると、枯れたり腐っていくとも言われます。

一人の友だちからこんな話を聞きました。洗濯機の寿命がきて動かなくなったけど、買い換えるお金がない。そこで洗濯機に向かって「今までたくさんお世話になりありがとう。もう少しがんばってくれないかな」と手を合わせてポンとたたいたら、又動き出してくれたという。笑い話のようですが、どんな物にも共鳴しあう魂が宿っていると信じる人はいます。古来からのアニミズムです。ご来光を仰ぎ、高山や大木を崇め尊ぶ心を昔の人は持っていました。各国の先住民族の方々はすべての物を畏敬する暮らしをしてきたようです。私たち現代人が忘れてしまった感性かも知れません。

いしかわようこ

いのちの通い合い(2)

2011年09月01日 | いしかわようこ
たとえばこんなエピソードを聞いたら人はどんな反応をするでしょうか。華道家安達瞳子さんが小学生になって初めて花ばさみを持ったとき、ご尊父から先ず言われたのは「花を切る時はゴメンナサイとお詫びするんだよ」と。それが生け花手習いの第一歩だったそうです。

又、ある80代の女性は庭の隅に<花塚>を設けて落ちた花、枯れた花がらを埋めているとか。シュタイナー関連の幼児向けカードや絵には花や鳥の傍らに必ず小人が描かれています。バラにはバラの、水仙には水仙の精霊がいて、その霊が芽を出す時から枯れるまで育て見守っていると。花だけでなく、どんな生き物でも、石ころのような無機質のような物にいたるまで、そう考えています。シュタイナーの思想では「先ず霊ありき」で目に見える世界は、見えない霊の世界の反映と考えます。たとえば、殺人という目に見える出来事も、先ず「憎い!殺してやりたい!どんな風に殺すか」という思いから始まりますよね。想念という目に見えない精神の世界(霊とか魂とか表現は違っても)こそ、ありとあらゆるものに浸透している実体で、目に見える現象はそのあらわれであると。

私は「人のからだ」という図鑑を見るのが好きです。そこに描かれている人体図、特に頭のてっぺんから足の先まで張り巡らされた血管やリンパ管、あるいは神経の網の目を見ると、驚嘆してしまいます。皮膚で覆われて目に見えない自分のからだの中で、血液が、リンパ液が、そして神経が、すみずみまで流れている神秘に、心が震える気がします。

人のからだは、小宇宙とも言われます。果てしなく続く大宇宙の凝縮したかたどりという意味でしょう。食物連鎖のことを考えると、この世界は同じいのちの水路が浸透する一つの世界(ワンネス)ということが具体的にイメージできます。プランクトンをえさに小魚は生き、その小魚をイワシが食べ、そのイワシでマグロは大きくなり、そして人のからだに入る。私の大好きな庭でも<いのちのピラミッド>が展開します。目にかけているムクゲの新芽をアブラムシが吸い、そのアブラムシは小鳥のおいしいえさになり・・・という具合に。

最近読んだ佐藤初女さんの本に、上手な表現がありました。
<食べたものが自分の一部となる>
すべての食べ物には<いのち>があって
いったん口に入ったものは生涯私たちの一部となって生きていきます。
小学校で話をしたときのこと。
4年生の子が手を挙げて、「いのちは大切だっていうけれど、僕たちはミワトリや牛を殺して食べているのはいいんですか?」と言いました。
「殺して食べているのではないの。いのちをいただいて、それがからだに入って、一緒に生きていくんだよ」と言ったら「わかりました」と言ってくれたわ。(『いのちのことば』東邦出版)

いのちは、お互いに支え合って、響き合って、ワンネスの世界を構築していると私は思います。この「ひとつ」の世界、同じいのちの水が浸みとおる世界は、ジクソーパズルの絵に似ていると。100のピースの絵とすると、一つのピースが欠けても完成しない。地球という生態系も同じ。人間のわがままで本来の生態系がくずれ、狂い出しています。かけがえのない一つ一つのピースを人間が欲によって葬っていくことで、地球といういのちが大きくひずんでしまったのではないかと。死因の上位を占める“がん”“動脈硬化”“糖尿病”など、目に見えるシンボルかも知れません。健康な細胞を破壊する悪性腫瘍、血液がにごったり、ドロドロしてしまう症状、ひどい便秘など、地球の姿にそのまま通じるのではないでしょうか。私は思うのです。地球環境の問題も、今の生活習慣病といわれる病も<いのちのつながり>を無視し、断ち切っている人間の罪ではないかと。

私の整体士さんがこう言われます。「頭痛にしろ腰痛にしろ足のしびれにしろ、筋肉の凝りが原因です。老廃物が固まり、その下を流れる血管の流れを遮り、神経を圧迫するために痛みが生じます」と。網の目のようにからだを走る血管と神経の道をふさぐ固まりが体調をくずすように、ひとつのつながったいのちの世界で、私たちのエゴという自分中心の固まり、執着がワンネスの生態系を崩していっている。

除霊という心霊ヒーリングの経験はないのですが、先祖の祟りとか、前世の償いということよりも、自分の心の固まり、コリをほぐす霊の整体(------整心、浄霊)ということを、私たち一人ひとりしてもらわねばならないかも知れませんね。すべての生き物、生きとし生けるものとつながる連帯性をしっかり心に刻み、ひとつの輪となりたいものです。できることなら、もう一度幼な子に還って「お花がイタイイタイと泣いているよ」と言い、なでてやる心を取り戻したいなと切に思うこの頃です。


いしかわようこ

いのちの通い合い(3)    詩、「海が哭く 人が泣く」

2011年09月01日 | いしかわようこ
「海が哭く 人が泣く」                                                         (哭く:なく)        
エネルギーのざわめきは          
いきものにとって 日常のこと)                           

地球の日常にも
くしゃみやしゃっくりが
あるのでしょうか

3月11日のざわめきは
あまりにも激しかった

何をそんなに嘆いたのか
何をそんなに怒ったのか

おさえきれないたかぶり
かくしきれない動揺が
海面をふくらませ あふれさせ
突然のようにおお哭きさせたのでしょうか

そこに
原発があったのです

東北は 半年雪の中だから
    過疎だから
    高度産業が成り立たないから
    財政難だから
危険なもの いやがられるものが
押しつけられるのです

原子力を 売りものにする企業は
この地球から 消えなければ なりません

おだやかな発電に切り替えたとき
海にも 人にも
おだやかな灯りが 灯るでしょう

吉田廣子著
詩語り
『降れば 降ったように』
出版、書肆えん(しょしえん)


私の高校時代の友人が綴った詩を紹介させていただきます。ワンネスのいのちと響き合っている詩です。詩人の魂というのは、花の霊や、とぐろを巻いて人を苦しめる悪霊も見えるのかも知れません。

いしかわようこ


<ウクライナ美女ナターシャグジー>

2011年09月01日 | ともこ
呼んでいる 胸のどこか奥で いつも心躍る 夢を見たい
かなしみは 数えきれないけれど その向こうできっと あなたに会える

繰り返すあやまちの そのたび ひとは ただ青い空の 青さを知る
果てしなく 道は続いて見えるけれど この両手は 光を抱ける

さよならのときの 静かな胸 ゼロになるからだが 耳をすませる
生きている不思議 死んでいく不思議 花も風も街も みんなおなじ

インターネットの動画でとても透明感のある、まるで女神の歌声に出会いました。
彼女の故郷はチェルノブイリの原発事故で地図上からも消されました。
そして二度と帰れなくなりました。
今は日本でのフクシマの原発事故後にも福島県の高濃度放射能汚染地域で暮らしている日本の人々に危険を訴えています。自主避難でもいいからとにかく離れるべきという事、また、日本政府や他の県で暮らす人々にも原発問題を提議しています。

彼女の歌声は癒しです。
高い音色が美しいバンドーラと共に聴いてください。

「いつも何度でも」は、2008年にNHKの支店論点『チェルノブイリとヒロシマ』に出演して歌っています。

ひょうどうともこ

ミツバチリレー(1)

2011年09月01日 | ともこ
6月12日、秋田駅前の反原発デモに参加してきました。「怒っているぞ!」「許さないぞ!」と声高に叫ぶ方法は労働組合的で嫌だと思いました。グリーンピースのホームページにあった“げんぱつバイバイ!energy sift change”を描いたピンクのプラカードで子どもたちや学生に笑顔で誘いかけながら参加してきました。

私も本心では日本政府に怒っています。真実を隠して捻じ曲げて国民に伝えるなど平気なのです。日本は民主主義国家ではありません。結局国民を馬鹿にしているのです。原子力エネルギーを安全だと言いくるめて、クリーンとうそぶいてお金をばら撒き弱みに付け込むやり方で何も言えなくさせ、地域を乗っ取っている。何か起こるとその区域以外の周辺区域も被害を受け、国家内のことだけでなくなるような恐ろしいエナルギーです。事故が起こる以前から下層労働者の派遣(暴力団組織の関与もある)による危険な被爆区域での作業だとか、人権侵害をはらんだブラックなものだったのです。

秋田駅では、他にも「核兵器全面禁止のアピール」国際署名キャンペーンという運動の署名集めが行われていて協力させてもらいました。メンバーの女性からは“新婦人しんぶん”をもらいましたが、会の目的は女性と子どもの生命を守り、生活向上やしあわせのための平和運動です。すばらしい会があるのだと知りました。それから一緒にデモ行進をした方々との交流でも“なずなの会”の会員の方、鳥海山麓のダム建設に反対運動をしている方、秋田市の『環境と暮らしを考える集い』の方など。

なずなの会は陰陽の活用、玄米・菜食の提案、農業体験や大切さの周知を目的とする会のようでその会報には竹酢液の浄化作用や、玄米食、有機味噌、自然海塩のデトックス効果が放射能を排泄するのにいいというような事も載っていました。

私もグリーンピースのサポーターであることと、鎌仲ひとみさんの映画を観たことで、核廃絶の意思表示をする気になった事を話しました。『ミツバチの羽音と地球の回転』秋田上映会“ミツバチリレー”の県南の実行委員会になったのもデモで知り合った秋田市の環境の活動をされている方に声をかけられたことからです。

鎌仲さんのドキュメンタリー映画は、今年福島の原発事故が関東東北大震災の二次災害で放射性物質漏れというレベル7の状況となり今更に注目を浴び、2003年の『ヒバクシャ 世界の終わりに』や、2006年の作品で六ヶ所村核燃料再処理施設可動への問題に焦点を当てた『六ヶ所村ラプソディー』と三部作最後の作品『ミツバチの羽音と地球の回転』が全国あちこちで自主上映されています。私も前述の二作品を観る機会を持つことができました。平和ボケしていると言われて来た私たち日本人はフクシマ以前で放射能の脅威にさらされ被爆者となっていたこと(すでに食のグローバル化、大気の拡がりは防ぎようがなく、世界中の人間が全てヒバクシャとなっていたのです。)そして核燃料を利用し快適に暮らしていることでアメリカがイラクとの戦争で使った核弾頭ミサイルの製造材料を提供していた(加害者になっていた)と知りとてもショックを受けました。

鎌仲さんは4月に渋谷での『ヒバクシャ・・・』上映後のトークショーで語っています。~『テレビでは安全です。大丈夫です。』と繰り返している。わたしはそれを犯罪だと思います。『ただちに健康には影響しないので、冷静に』というが、目に見えない放射性物質は、ゆっくりとわたしたちの体内に蓄積していき、10年後、15年後、ガンや白血病となって、わたしたちに襲いかかる。そのとき、「政府は安全だと言っていたのに」と声をあげたところで、時すでに遅く、2011年の福島原発による放射性物質の被害によってガンになったという因果関係は立証できない。プロパガンダの罠にはまらず、自分で調べて考えて。~(反原発デモに16000人が集ってもちっともメディアが報道しないのには電力会社が大手メディアにとっての最大のスポンサーだからという仕組みがあるのです。)

7月末に聴講した『キューバに学ぶ』でのアレイダ・ゲバラ女史によると、キューバ改革成功の秘訣は、三つのキーワードがあったとのこと。「教育」・「笑い」・「医療」です。教育は識字率のアップから行い、文化の向上と自身で考えられる人間形成のためになり、笑うことは前向きなエネルギーに、誰でも無料で受けられる医療は健康の権利の提供が平等に受けられるということでした。日本には見習いたいところばかりです。ホメオパシーや漢方薬、鍼灸など代替療法も積極的に取り入れられているとのことでした。

ひょうどうともこ

ミツバチリレー(2)

2011年09月01日 | ともこ
7月に山川夫妻が心のエコピース芸術文化際にいらっしゃるというので是非行きたかったのですが子供のスポ少の行事と重なり残念な事に参加できませんでした。東日本大震災の被災地に向けて皆で祈る場面もあったとか。参加したKさんに少しお聞きしたところ、宇宙レベルのお話であったこと、“オ・ホノポノの4つの言葉「ありがとう。」「ごめんなさい「許してください。」「愛しています。」を大切にしていつも自分にも相手にも言えるようにしている。私たちは魂そのものだから自分自身をあいするように。”とおっしゃっていたということでした。Sさんが司会を急遽務めることになったそうです。色々つながっています。私も今回上映会のことでお世話になったり、新しく賛同してくれる方々と出会ったり、色んなことが起こっています。皆さんにも紹介したい活動が数点あります。

ARTS for HOPE (熱帯森林保護団体“Rain Foundation Japan”のお知らせ『あぱっさ』に掲載の文を紹介します)
被災地への視察を終えて                   Arts For HOPE代表 高橋雅子
 現地視察は、気仙沼から南三陸、志津川、石巻、松島町、仙台へとひた走りましたが、現地被害の壮大さと無残さは想像を大きく超えて、呆然としました。石巻で災害時の避難場所でもあった学校には、避難のための渋滞の車が、津波で一気に学校に押寄せ、ガソリンが引火して火の海。学校にも引火。避難者と子どもたちもろとも津波と火の海に飲み込まれたそうです。中に入って2F、3Fと歩くと、焼け爛れた真っ黒の教室や廊下。焼け残った部分は逃げ惑い荒れ狂う痕跡と滴り続く血痕。ランドセルや小さな靴の散乱。まさに地獄絵でした。子どもたちの叫び声が聞こえる感じがして、もう我慢できず、大声を出して子どものように泣きました。
 これに直面した人々に、私たちが力になれるのか?と怯みました。事実「こんな惨憺たる状態なんだから、マスコミ報道にあるように、そんな急に前を見て明るく元気に生きられる訳が無い。放っておいてほしい、というのが私たち当事者の本音です」という声も聞きました。でも「心のケアは当事者にはできない。これは外部の人にしか出来ないことかもしれない」と現地美術館の学芸員は言いました。
 そして、避難場所の学校で人々を見ながら、子どもたちと高齢者にはいますぐ必要なこと、私たちに出気る事があると、再び奮い立ちました。めげずに実行に移して行きたいと思います。

RFJの代表南研子さんの古くからのご友人、高橋さんが東日本大震災の被災地に出向き、子供、お年寄りや障害者の方たちに寄り添ってアートを通して感情を消化する、希望をみつけるなど手伝いたいと“ARTS for HOPE”というプロジェクトを立ち上げたのです。

RFJでも協力していくとのこと。賛同いただけたら、以下に寄付の協力、また呼びかけをお願いしたく思います。ホームページ:http://wap.petit.cc/ mail ad.
寄付金送付先:・ゆうちょ銀行 総合口座 10140-93560791 アーツフォーホープ
・三菱東京UFJ銀行 成城支店 (普)0086309 アーツフォーホープ タカハシマサコ
寄付前にメールかファックスにて連絡先を教えてくださいとのこと。


こどものたべもの基金 (福島のこどもたちのために市民放射能測定所をつくる会)

事務局 石川県 真宗大谷派常福寺 畠山 浄 http://johukuji.nanaoarchive.com/top/?p=1614
福島県の農産物全てが検査を受けているわけではありません。不安に思った農家が望んでも県で必要ないからと検査を受けさせてもらえないので、市民団体で行っているところへ持ち込んだところ、規定より7倍の数値が出たため、今年の稲作づくりをあきらめたという方の事がニュースでありました。

80キロ離れていても、ホットスポットとなっていたり、風向きで違うのがわかっているのに、被害を小さく見せたいが故のやり方です。そして、それを拒否すれば、風評被害だと人権侵害のように言われるのです。子供たちだけでも汚染の基準を上回るものが口に入らないようにしたいと、食物の放射能汚染を調べる機械を贈るというプロジェクトです。もうすでに一台は贈ったということです。
秋田県南のミツバチリレー(鎌仲ひとみ監督の『ミツバチの羽音と地球の回転』リレー自主上映会)に一緒に関わっているYさんのお寺と同じ宗派のお寺の方が発起人です。

以下に、『こどものたべもの基金』よりの文を紹介します。
現在、福島県「浜通り」「中通り」地域では、 100万を超える人々が、福島第一原発事故による放射能汚染によって高い線量率の中、今なお避難することができずに生活されています。今、妊婦さんたち、こどもたちが汚染されていない地域へ避難・一時避難できるよう手助けをする運動が大切であると同時に、決して忘れてはいけないのが、避難できる人よりはるか多くの避難できない妊婦さん、こどもたちがおられることです。 そんな妊婦さんたち、こどもたちのために、少しでも被ばく量を減らすための運動が、今、求められています。 そこで、私たちは真宗大谷派のお寺のご縁でつながりのある中通りの二本松市に主に食品の放射能を測定する「市民放射能測定所」を設立するためのサポートをすることを決めました。
準備として、たんぽぽ舎をはじめとする東京都千代田区、江東区、小金井市の市民放射能測定所を見学し、さらに各メーカーへの問合せするなど情報収集をすすめました。そして、神戸大学の山内知也教授(放射線計測学)に放射能測定器の選定をにご協力いただきました。山内教授には、今後も相談に乗っていただける約束です。
私たちは、福島県に市民放射能測定所を設置し、食品の放射能測定及び放射能対策に必要な体制づくりをサポートするための募金を呼びかけます。 
すでに福島県では、こどもたちの内部被ばくが見つかっています。事態はまさに緊急事態です。 一日も早く、妊婦さんとこどもたちを被ばく、中でも食品摂取からくる内部被ばくから守るために、なにとぞご理解のうえ、募金にご協力よろしくお願いいたします。募金はいくらからでも受付けます。
このプロジェクトを試金石として、全国へ市民放射能測定所の輪を広げていきましょう。
こどもたちには
汚染されていない食べ物を!
募金はいくらからでも受け付けております。よろしくお願いします。
◆ゆうちょ銀行 振替口座◆
口座記号番号 00730-0-76803
口座名称 こどものたべもの基金
◆他行からの振込の場合◆
店名(店番) 〇七九店(079)
預金種目 当座
口座番号 0076803

日本人の夢 送電線の国有化を願う1000万人署名

7月7日までに集まった163,254筆は要望書とともにMAKE THE HEAVEN理事長てんつくマンこと軌保博光さんが経済産業大臣政務官中山義活氏に渡しました。
 送電線の所有を今までは電力会社の一企業が独占しており、そのため、自然エネルギーの利用をできない状態でした。送電線が国有化されれば、接続自由になり企業や都道府県、市町村などが独自でその地域の特性を生かした自然エネルギーを用いた電力を創りだせるようになるのです。また、東京の電気を賄うために、新潟や福島、青森から装電しロスが多い上に費用もかかり、そのため電気代も高くなるわけです。
7日午前中には田中優さんが院内集会で議員に向けて「自然エネルギーから未来を考える」という話をしたそうです。今後も署名を集め、衆議院、参議院議長に渡すということです。JAPAN DREAM 事務局  URL:http://maketheheaven.com/japandream/
〒651-1145 兵庫県神戸市北区惣山町1丁目14-1

グリーンピース 

グリーンピースは放射能汚染調査を第三者機関として独立した立場で正当に行っています。日本政府の情報隠蔽は世界でもあきれられています。グリーンピースの海洋調査を断った国はインドネシアと日本だけだそうです。調査チームの現地派遣費用、サンプリング調査には民間の協力が必要不可欠です。
それから、全国各地での原発依存に反対し自然エネルギーへの転換を求めるパレードの呼びかけや署名を集めています。また福島の子どもたちを守ろうと他のNGOと協力して以下のことを政府に求めて活動しています。
・高線量地域に暮らす妊婦さん、赤ちゃん、子どもについて避難・疎開・保養支援を行うこと
・すでに受けた被ばく量について、とくに子どもについては早急に調べて対策をとること
・ 放射能を浴びるリスクをきちんと認識し、市民に説明すること

賛同していただけたら、余裕のある時に寄付をおねがいします。

ひょうどうともこ