なな色メール 

シュタイナーの勉強会の仲間と始めたニュースレター。ブログでもその一部をご紹介していきたいと思います。

自在屋さんでの集い

2011年05月30日 | なな色シスターズ
5月28日協和町の自在屋にてなな色シスターズの会がありました。この日は小雨でした。緑が色濃くなんと綺麗だったことでしょう。黒文字の葉のにおいの芳しいこと!雨といっても、本当に小雨で、散策している間に止みはじめ、葉に溜まった水滴が雫となる様子を目の前で見て感動!雨もいいものです。

山菜はにかほ市の山にもありますが、自在屋で、協和の里山で川井さんと話しながら過ごすあの時間。タイムスリップしたかのような不思議な佇まいの大きな家。里山の食材の豊かさといったら!川井さんは次々に山菜の名前とどうやって食べるかなども教えてくれ、覚えきれずに何度も聞き直してしまいました。“あまどころ”サッと茹でてマヨネーズ、“うるい”おひたしや味噌汁。“ちょちょりこ”(山にんじん)など。また、訪れたいと思います。

自在屋では、午前中、自在屋の周辺里山を散策しながら山菜採り、それから自在屋に帰ると、川合さんが大きな木の板に自在屋に関するお題(クイズ)を書いたものをそれぞれ一人3,4枚持たされました。それは昔暮らしを知らないと答えられない問題ばかり。例えば

①うちにある蓑(みの)は何で作られているのか?
②壁や戸にある穴(直径12センチ程)は何のためのものか?
③囲炉裏の部屋に収納する場所があります。それはどこ?
④玄関の下の長方形のものは何?(床石)  ヒント:先祖は鉱山を持っていた。
⑤自在屋の簾の材料は?

答えは・・・ここで答えを書き込むと、このブログを読んで『自在屋』に行くことに決めた方の楽しみを取ってしまってはいけないので、こんな感じで。
①〇〇だの木 
②〇の通り穴 
③どこかに隠し〇が・・・。頑張って探してください。
④〇〇め
⑤山菜の一つ、”い〇〇り”

その後、いつもお昼のだまこ汁用に大きなすり鉢に大きなすりこぎでだまこ作りをします。お昼はだまこ汁と沢山の野菜中心のお料理に舌鼓をうちました。いつも食べきれないほどの量で、残りのお料理を持ち帰るタッパーとなべ(持参!)に詰めて、お土産。

それから、最近感動したこと気になったこと、報告したいことをそれぞれ話し、思いをシェアしました。
T・H:原発問題について関心を広めようとしていること(『六ヶ所村ラプソディ』の映写会と知人より配布の冊子『PKO法「雑則」を広める会』の紹介、今勉強中の原発についての本の紹介
E・S:被災地の支援に関わったこと(シュタイナーの勉強会での仲間、大潟村のS・Sさんが奔走してくれたとのこと)、東京のご友人がアロマサロンの仕事の合間をぬって被災地へボランティアへ行くと決めた話(ご友人のブログ
S・S:赤旗日曜新聞に掲載の「1900年以降に世界で起きた巨大地震の震源地と世界の原発所在地を重ねた地図」の紹介、小学校にヨミキカセボランティアで行っていること。絵本『カポックの木』アマゾンの木を切るのをやめた男の話の紹介
S・K:山川夫妻が昨年カミーノ秋田で講演をした際にもらったという直筆サイン入りカレンダー、以前原稿に書いたものに関する品(廃校になった小学校が作った校歌のオルゴール、初任の職場で出会った神父様のお写真)の紹介

それから、今回私(T・H)は木のポーズ(ヨガ)と、レイキでの天の気と地の気を体を通すというワーク(マクロビオティックの哲学にも通じる)をしました。Sさんが紹介してくれた絵本にも木が自然の象徴として扱われており、偶然のシンクロニシティを感じました。

秋田の里山の木々は気持ち良さ気に恵みの雨を浴びていました。

企画してくれたSさん、ありがとう。皆に会えて嬉しかったです。やはり、一年に一回くらい集まりたいと思いました。今回参加できなかったY・Ⅰさんにも本当にお会いしたかったです。一番年長で他のメンバーのことを優しく見守ってくれているY・Ⅰさんは4人にお揃いのかわいいティーカップをプレゼントしてくれました。

<編集:ひょうどうともこ>


なな色シスターズの集い

2011年05月29日 | なな色シスターズ
5月28日(土)久しぶりになな色シスターズの集いを持ちました。
場所は、協和町自在屋 50年前の暮らしを実践している川井さんご夫妻の自然体験塾です。

9時半に集合。小雨が降るなか、まずは野へ散策に出かけました。

あけび 花を見るのは初めてです。

うるい・・・おひたしが美味しいそうです。

日本の自然は、雨上がりが一番綺麗!川井さん+カッパ姿のなな色シスターズ

川井さんを囲んで♪

家に戻って、だまこ鍋作り。

かまどで炊いたご飯を使います。

よいしょ、よいしょ。大きなすり鉢で、お米をつぶします。

囲炉裏にかけられた鍋。魚も焼いていました。


川井さんの奥様、悦子さんが作ってくださったご馳走です。
うるい、うど、わらび、こごみ、たらのめに、あぶらこし・・・。素晴らしい山の恵みの品々に一同感激!
野菜のみでこれだけバラエティーに富んだ料理ができるとは、びっくりです。

野の花を入れて焼いたパンケーキ。形が綺麗に揃っています。優しい味がしました。

食事の後は、メンバーの皆さんの持ち寄りトピック紹介タイム。

トップバッターは、Tさん。
原発問題についてわかりやすく説明してある冊子を紹介してくれました。

原発や、再生可能エネルギーなどのテーマを扱った本、雑誌も持参。並べて見せてくれました。
よく勉強しています!刺激になるなぁ。

2番手は、Eさん。友人のエッセンスKさんの震災支援ボランティア活動について、サイトのコピーを手に説明しています。
エッセンスKさんのパワフルな活動があるのは、Eさんがネットワーク作りに一役買ったからですよね。
ひとりひとりの力が、大きな力につながる姿を見せてもらった気がします。

Sさん。なな色メールで書いた文章に関わるカレンダー、写真、オルゴールを持参してくれました。いつも温かい文章を書いてくれるSさん。ゆかりのある品々は、初めて見るものでも懐かしい気がします。

Sです。絵本『カポックの木』を紹介しました。アマゾンの熱帯雨林で、木を切ろうとした男の人に、森の生き物達が切らないでと語りに来る話。絵が魅力的です。
人間も地球の豊かな恵みを受けて生きているのだから、仲間の生き物たちと共存していきたい・・ことを、シンプルに伝えています。

Yさんがいらっしゃれなかったことを、残念に思います。
次回は、Yさんも交えて集いを持ちたいですね。
<報告者 しょうじせつこ>