沖縄塗装工業

工事blogばかりですが見てあげて下さい。

雨漏り診断士が行く・・・屋根の形・・・

2022年01月20日 13時19分59秒 | 日記
 
 沖縄のコンクリート住宅では、一般的な陸屋根(陸のような歩ける屋根・屋上) 勾配はありませんが、水勾配(水の流れ、水が貯まらず排水に流れる)で排水まで流れます。 
セメント瓦(寄棟 屋根)の屋根、こちらもなじみの深い屋根ですが、長く持ちますが、やはり、経年劣化は出てきますので修繕が必要です。
トタン屋根(並勾配屋根)は、錆止めなど、定期的なメンテナンスは必要ですが、DIYでも行えるのでメンテすれば長持ち致します。 
 レンガ屋根(並勾配)レンガでコンクリートが保護されており、紫外線の影響を受け難いが雨の影響でレンガを止めるモルタルが取れて剥落の恐れがあります。 長い期間のお話しなので定期的に点検しておきましょう。
コンクリート屋根(急勾配)雨の流れが速いので比較的、漏水が起こりにくい。 その分、水の流れ(雨仕舞い)を整えないと思わぬところからの漏水が起こります。 
折半屋根(緩勾配)近年はガルバリウム鋼板などの屋根でメンテナンスフリーと思われがちですが、経年劣化により、ボルトの劣化、面戸からの漏水など定期的に点検が必要です。

 芯棒あり・なし瓦棒ふき・かん合形瓦棒ふき
詳細は、省きますがこちらも沖縄では、施設などによくある屋根です。 こちらも経年劣化により雨漏りが発生しますが原因の特定が部分的に難しい屋根です。 部分的な修繕もできますが一つ一つ原因を無くすような感じです。
 他にも、沖縄では、瓦屋根、スレート屋根などあります。 

 雨漏りが発生した際、屋根の形により発生しやすい又は、雨仕舞いを調べて原因の特定を行うので雨漏りの診断では構造を熟知していなければなりません。 
 また、屋根の角度により雨漏りしやすい、雨漏りしにくいなども関係があります。 急勾配、並勾配、緩勾配などで角度があるほど水が流れるので漏水をおこしにくいです。 但し、急勾配の場合は登れないので点検にも足場が必要な場合があります。 緩勾配では、軒先からの漏水などが発生しやすいです。
 沖縄塗装工業では、雨漏り診断も行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。



外壁診断士が行く・・・残念なお話し・・・

2022年01月18日 13時45分00秒 | 日記
  今回は残念なお話しなのですが、本当になんか、本当に残念なお話しなのですが、参考になればと思いお話しします。
 別の塗装屋さんとお会いした際に世間話の話だったのですが、たまたま、その塗装屋さんが応援(別の塗装屋さんのお手伝い)に行った際に、言われたのがピンでいいよとか、シーラー要る?などと言われたみたいで、いやいや、無理でしょう!一応、応援ですが、さすがにペンキも止まらないしシーラーも必要でしょ、という事を話ししてどうにか進めたそうですが、2度とこの業者さんへの応援は行かないと言ってました。 
 専門用語の解説を簡単に少し、シーラーとは、ペンキの前に接着剤を塗りペンキが剥げないようにします。
 ピンとは、1回塗りの事、通常は、シーラー(接着剤)、中塗り、仕上げ塗りの3回塗りの事ですが、ピン仕上げとは、中塗りを無くして、仕上げ塗りだけを行う事です。 
 ペンキが止まらないとは、下地の色が透けて見え、表面の色が綺麗に出ていない事。
 さて、この会話は大分、短めで納めていますが、これだけのお話しでも非常に残念です。 応援に行かれた塗装屋さんも、あれは、家主さんがかわいそうだよと言ってました。
  
 う~ん、何故でしょうか、安請負したからか、それとも、利益を求めたか?その考えはわからないですし、分かろうとも思いません。 
 但し、私達も予算がない工事がないわけでもありませんが、最低限は補修して、3回塗りで、それよりも予算がない場合は出来ませんとお断りしています。  
 安いからといっても努力している業者さんもいますし、高くても質の悪い業者さんもいますし、何が正解かわからなくなってきました。 
 すいません、いい話ではないですが、実際にあった話なので載せさせていただきました。 
 


雨漏り診断士が行く・・・・雨漏りがしやすい構造・・・

2022年01月17日 14時16分25秒 | 日記
 雨漏りがしやすい構造とは?と言うのは適切ではないかも知れませんが、それなりに対策はしていても劣化が早く雨漏りしやすい構造はあります。
 よくある例として、一番多いのは、増築などによる雨漏りです、増築部分と既設の建物のジョイント部分が止水処理は行なわれているが、定期的に点検又は、修繕を行わないと漏水につながります。
 
 次に多いのが、トップライト(部屋内の明かり取り・屋上の窓)の雨漏りですが、これも、各メーカー様、漏水処理や雨仕舞いなど適切にされているが、やはり、長期間は持たないので定期的に点検、補修を行うべきです。
 次に、アルミサッシからの漏水又は、サッシ廻りコーキングの劣化による漏水になります。  アルミサッシも性能的にサッシに水が入っても抜ける仕組みですが、20年~30年以上(日当たりや立地により差がでます)だと、劣化により漏水致します。 サッシ廻りコーキングも同じく劣化すると漏水につながります。 
 外壁塗装の御見積もりでお伺いさせて頂く際にも、防水はやったからいいよ~と言われますが拝見すると20年近く前などがよく見受けられますが、すでに劣化して、再度、防水から施工しないといけない場合が多いです。
 防水も一度やったら、大丈夫ではなく、防水層を守る為にも、遮熱のトップコートの塗り替えを定期的に行う事が逆に安くつきます。 
 

雨漏り診断士が行く・・・雨漏りは止めるだけではダメ!

2022年01月15日 16時24分14秒 | 日記
 雨漏りは止めるのが正解、ですが、雨仕舞いを考えた工事でなければいけません。   
  最近の工事でもよくあるのですが、屋上から水が流れて壁に侵入して、室内に漏水しておりました。  この場合は、ひび割れ補修で漏水は止まりますが、しかし、水が壁に伝る原因を解決する為、排水の樋を取り付け、この壁に水が伝わらない様する事でえ再発の原因を取り除きました。
雨仕舞いとは、雨水の流れる経路を作る事です。 コンクリートでも長期に渡り水が貯まると中に浸透していきます。 
 雨漏り補修とは、雨仕舞いまで考えた補修になります。 但し、現実的に、構造状で劣化が進みすぎると取り合えず雨漏りを止めて先延ばしする工事もあります。(もちろんですが、お客様にその趣旨をお伝えしてあります。予算と解体予定などを検討して)

塗装屋さんが伝える・DIYのススメ・・・鉄部・アルミ・プラスチック・木の塗装

2022年01月15日 10時54分10秒 | 日記
 ここをキレイに塗装しよう!と思った時、どんな材料をどうやって塗ったらいいのか以外と悩む問題です! 何年か前は、よくお問い合わせで、ニ〇リさんの家具を運気のいい色で塗ってほしいなどや、テーブルが汚れて入りので塗装してほしい!などなどありました。 
 ですが、職人が一人塗装するのに一日かかるとその分の費用、移動、乾燥期間などを含めると多分、買われた方が安くつきますとお伝えしてよほど思い入れのある物でないとなかなか難しいです。

 そういう事でDIYをお勧めしています、まあ、とりあえずホームセンターに行ってみたら結構いろいろあって迷うと思いますが、実は上塗り(仕上げの色・完成形の色)はあまり気にしなくてもいいです。 重要なのはどんな下塗りを使うかで、間違った下塗りを使うと塗装そのものが剥げ落ちて「やらなければよかった」という結果になる事もあります。 
 鉄部であれば、下塗りの錆止め、木部であれば木部の下塗り用、プラスチックやアルミであれば専用の下塗りがあります。
 
 下塗り材が決まりましたら、今度は塗装ですがまず、塗装される物が新品であればまずは、目粗し(研磨・表面に傷を入れます)を行い、塗装の下塗りが密着(剥がれない)するようにしましょう。
 また、新品などは、油分(ワックスなど)があるので脱脂も行いましょう。
それから、お好きな色を塗り重ねて、中塗り、上塗りとなり完成です。
細かく書くと長い、長い文章になるのでとりあえずポイントだけお伝えしましたが、もっと詳しくお知りになりたい場合はお気軽にお問い合わせください。