乾物屋の娘【乾物屋の今井商店 https://kanbutuya-imai.com】

乾物屋の娘が子供の頃から近くにある「乾物」を今見直そう!
子どもと一緒に、「ていねいな暮らしをしたい」と心がけて・・・

自家製乾物作り講座

2019年09月13日 | 乾物を使ったレシピ

令和1年9月8日(日)11時より、柏崎市で「自家製乾物作り講座」が行われました。

この講座は、食品ロスを少しでも減らすために自分で野菜を干そう、上手く乾物にするためのお話と、自家製乾物を使った調理の仕方を教えてくださいました。



都会から講師のお二人がお越しくださいました。


DRYandPEACE
のサカイさんと田平さんです。

お二人は世界に乾物を広める活動と、内モンゴルの砂漠化したところに植林活動をしている団体に寄付、協力をされています。
「食は未来を変える力を持つ」という想いのもと、さまざまな活動をされています。


具体的には、
乾物の活用法に関する著書は78,400部を発行しています。

また、乾物を使ったカレーを食べて、内モンゴルの砂漠緑化につなげるプロジェクト「乾物カレーの日」を立ち上げ、毎年6月第一週目の土曜日に書くお店で行われます。


柏崎ではカフェエトセトラさん、三条のSOYL CAFEさんにご協力いただいております。


都会では防災食としての乾物作りや乾物を使った料理教室などが多く行われているそうですが、地方でもぜひ、ということで、
キユーピーさんのみらいたまご財団の助成事業に選ばれ、柏崎で行われることになりました。


夏には同じ野菜が多く採れ、いただきものも重なります。

もったいない、と思いながらも泣く泣く廃棄・・・ということは一度や二度じゃないはず、です。



干してしまえば、日持ちします。
その干し方のコツを教えていただきました。
野菜の種類によって、干し方、下ごしらえの仕方が違います。


干しブドウと、干し杏と、乾燥青菜。
これがなんと「白和え」になります♪
豆腐の水分で戻します。



切り干し大根と煎り大豆の炊き込みご飯。
味付けは、料理酒を少し入れただけ!なのにうま味を感じ、皆さん驚いていました。




年齢も様々でしたが、初めて一緒になった方たちも調理実習でワイワイと。



シチュー、大好評でした!


先生が作られた分は、私もごちそうになりました!


最後に写真を撮り忘れてしまいましたが、最後片づけをしたとき、「ゴミ」の量がとにかく少なかったです!
災害の時にも、乾物を使うことは本当に役立つな、と思いました。



今回、どうしてこのような講座を柏崎で開くことになったかのか・・・。

私がたまたまラジオを聞いていたら、その番組でサカイさんが乾物の話をされていて、検索してみたらFacebookにつながり、お友達になっていただきました!何年前だったでしょうか。

その後、私が表参道の物産館ネスパス新潟館で販売会に参加したときに会いに来て下さり、母が作った煮物を食べていただきました。

そのようなご縁(?)で、今回の事業の開催地として、柏崎を選んでくださいました。


この柏崎で私が人を集めることができるのか、初めてのことで不安でした。
小学、高校の頃からの友だち、ママ友、会議所でご一緒した人、友だちの友だち、友だちの会社の人、今井商店のまちゼミに来てくれた人、新聞記事を見て来てくれた人、
Facebookをみて参加してくれた方、イベントでご一緒した方、チラシを置かせてくださったまちからさん、ドナさん、ハンギンゼアさん、年頭屋さん、エトセトラさん、多くの方に声をかけさせていただき、沢山の方からご協力をいただきました。
おかげさまでキャンセル待ちもでました。

そして、取材にお越しくださった皆さま、ありがとうございました。
記事になるのを楽しみにしています。

至らない点も多々あったと思います。しつれいいたしました。

本当にありがとうございました!!



最後にステキなお二人と一緒に撮っていただきました。
遠い柏崎までお越しくださり、ありがとうございました!


乾物屋の今井商店 若林

えごレシピ

2019年08月11日 | 乾物を使ったレシピ
暑い暑い毎日です。
甲子園の熱戦を現地で応援されている方も盛り上がっていますね!

夏に絶対!?食べるもの。

スイカやかき氷・・・

新潟では「えご」です。


えご草という海藻を煮溶かして、練って作ります。


「いご」や「えご練り」という人もいます。




ところてんの親戚、西のほうでは「おきゅうと」という食べ物に似ているそうです。(元の海藻は同じ種類?!)



えご草の産地によって、作り方や練り方、水の量や煮る時間も違うという、そう聞くと、なかなか難しそうな気もしますが、
基本、よく洗い、ナベに水から入れ、沸騰すると煮溶けます。
その後、ナベ底から木べらなどでよくかき混ぜながらお好みの固さになるまで練る、ということで作れます。




詳しくは、
えごの練り方のページ
http://kanbutuya-imai.com/newkuroegoresipi.html

を参考にしてください。


煮る時の「えご草の量」によって、練る時間が変わります。
一度作ってみて、どのくらい煮詰めたら出来上がったときの固さを覚えておいて、次に生かしてください。


ご質問がありましたら、ぜひご連絡をお願いいたします。

乾物屋の今井商店 若林

バレンタインデー

2018年02月15日 | 乾物を使ったレシピ
今年のバレンタインデーは週の真ん中水曜日でした。

ですので、もしかしたらこれから今度の週末に作ったり渡したりする方もいらっしゃることでしょう。

これから用意する、そんなあなたに!!
今まで食べたこともないチョコレートをご紹介いたします。



にぼチョコ


にぼチョコとは??




頭とはらわたを取りのぞき、背骨にそって割った煮干


水に煮干を入れ、だしをとった煮干


このダシをとったあとの煮干を、冷凍庫に入れ、たまるまでとっておきます。

普通?このダシがらの煮干しは佃煮にします。

酒、みりん、醤油、生姜、ゴマなどで煮ます。


その味のついた煮干を使います!



お好みのチョコレートを湯せんにかけてとかします。


(節分の残りの)落花生をビニル袋に入れ、棒でたたいたものをチョコレートに加えます。


よく混ぜ合わせます。



お皿に煮干佃煮を並べます。


溶かしたチョコを煮干にかけます。


チョコレートが固まったらそっと分けます。



味付けした煮干しを使う、

ここが意外とポイントの用です♪

ほんと、意外とイケます♪




乾物屋の今井商店 若林


かすべ煮ました!

2017年01月17日 | 乾物を使ったレシピ


プルプルした煮こごりもごちそうです!


もとはこんなです。
ガンギエイを干したものです。


水に入れて、3~5日水を替えながら戻します。
これを米のとぎ汁でもどす方もいらしゃいます。


水煮をして、一度ゆでこぼし、酒と水で煮ます。
竹串がスーッと入るようになったら、味付けです。

30分ほど煮たら、火を止め、冷めたら火にかけを3回ほど繰り返して煮詰めます。


軟骨ですので、全て食べられます!



これが柏崎の年越しのごちそうです♪


乾物屋の今井商店 若林

「ダシをいろいろ味わってみよう」の会

2016年05月27日 | 乾物を使ったレシピ
ただいま今井商店では「まちゼミ」開催中です!

今回は「ダシをいろいろ味わってみよう」の会です。


煮干し、出し昆布、かつお節、乾ししいたけの四種類のダシをそのまま飲んでいただいて、感じていただこう、と。


こんな感じで、四種類のとったダシをそれぞれ飲んでいただきます。



そのあと、お好きなダシを配合量も考えて合わせていただき飲んでもらいます。
皆さんでご感想などを話していただき。




ダシ汁はホッとさせる効果があります。
皆さん、一口飲んだとき、いい顔してくださいます。

素材そのままの味です。

ダシを加えると「味がきまる」という感覚もあります。

多めに取って、冷蔵庫で保存できますがなるべく早く使ってください。

椎茸のダシは3日くらいで使い切ってください。

この椎茸のダシ、上手く使えば本格的なお料理の感じ(!)になると思います。
少しでいいんです。

椎茸ダシは多すぎると、ほんとに椎茸味になりますのでお気をつけ(?)ください。


たま~にで良いので、何かダシとってみませんか?


乾物屋の今井商店 若林