2007年(平成19年)7月16日 10時13分に 中越沖地震が起きました。
生まれて半年のセガレのオムツを替え終ったときにグラグラっと。
海の日だったのかぁ。で、これからオヤツでも食べようか、という時でした。
パパちゃんは仕事で不在。保育園の娘と母と。
ここからしばらく被災生活が続きました。
初日は確かムシムシした夜で、私は子供たちとバモスの荷台を倒して布団をしいて家の前で寝ました。
家の前の道路をずっと車が通っていて、バスやトラックなども。
先でも渋滞しているのか、みんなゆっくり走ったり止まったりして、なかなか寝れませんでした。
自衛隊さんのお風呂に行ったり、炊き出しに並んだり、娘と一緒に「何かのイベント」という風にとらえていかないと、変になりそうだったかもしれません。
日々の暮らし、不自由だけど楽しんでいこう、と。
幸いにも、我が店(実家)は土台に少しひび割れがあったり、食器棚が倒れてめちゃくちゃになったりしましたが、家族にケガがなかったことと、何より電気が切れなかったこと。これが幸いでした。
親戚の皆さんからも沢山助けていただきました。
2004年(平成16年)10月23日17時56分に 起きた中越地震を経験したWさんたちの助けは本当に実感こもっていて的確で素晴らしかったです。
私が受けたことが、これから先何かに役立てるのかな。
娘がこの二年後くらいに心のカウンセリングを受けることになるとは思いもしませんでした。
長かった。
この経験は親子ともに切なく辛いものでした。
しかし、ようやく落ち着いたように思います!
まだ一緒に寝ているけれど、一人でトイレに行ったり風呂に入ったり、二階に行ったり。
一人でできるようになった。
すごいなぁ。
カウンセリングの先生のことを信じるしかなかったけど、大丈夫と言われ信じて良かったです。
もちろん子供のことも信じてきてよかった。
ときに私の余裕がなくて、やさしく出来ないときもありました。
人間だもの(笑)。
その頃のことがここに書いてありました。
地震発生後23日目の日記
東日本大震災や、台風、大雨などの災害で心を痛めている子供の家族も大勢いると思います。
一人で考えないで、恥ずかしがらず怖がらずに人に相談することで話すだけでもずいぶん違ってくると思います!
話してみたら以外とみんな色々あるものだし。
7年前かぁ。
もっとずっと前のような気がします。
あのころのセガレ。キャー誰だこりゃ(笑)
そして、震災前の記事
2007年7月8日
こんなだったのかぁ。
日記ってほんといいですね(映画評論家風)。
防災のこともついつい忘れがちですが思い出して。
乾物屋の今井商店 若林