乾物屋の娘【乾物屋の今井商店 https://kanbutuya-imai.com】

乾物屋の娘が子供の頃から近くにある「乾物」を今見直そう!
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セガレの手術を終えて

2012年08月24日 | 娘の子供達の事
この夏の一番の思い出は…。
まだ夏は終わっておりませんが、もう決まっております。

セガレの虫垂炎の手術&入院

です。


突然の出来事で、初めてのコトで、かなり焦りバタバタして、不安になりました。

けれど、こういうことってきっと突然だったりするんだろうし、誰もが「初めて」があるわけで。
突然だから出来ることもあると思います。

この夏、私たちの家族はとても貴重な経験をしました。



一番辛かったのはもちろん、本人セガレ5歳。

次はきっとみんな一緒だと思いますが、娘10歳も大変つらい一週間を過ごしたと思います。
夏休みの予定で楽しみにしていた海水浴は行けませんでした。
セガレが保育園に通っていたら、ママちゃんを独占できたはずなのに、それもできませんでした…。
ゆっくり寝ていたかったけど、パパちゃんといっしょに5時に起きて、家事の手伝いをしました。

彼女の10歳の夏は、とても成長した夏となりました。
背もグングン伸びて大人っぽい顔立ちになってきました。
いろんなことが彼女のためになっていくでしょう。

そして、彼女がいなかったらママちゃんがいない一週間はもっと大変なものになっていたでしょう。
とても助かりました。
ありがとう。


そして、今回のセガレの病気と入院で、素晴らしい出会いもありました。
もう二度と会わないことと思いますが、日本赤十字病院の小児外科の廣田先生。
きっと腕前も素晴らしいことと思います。

セガレも先生のような人になってくれたらなぁ。なんちゃって。

沢山の看護師さんのお世話になりました。
夜中痛みで起きて泣いたり、「おもらー」して夜中にシーツを総取替えしたり。
沢山のご迷惑をおかけしました。
嫌な顔一つせず、本当に白衣の天使でした。
ありがとうございました。

入院中は掃除の人、ベッドメイキングの人、食事を作ってくれる人運んでくる人・・・、
沢山の人たちにお世話になりました。

おじいちゃん、おばあちゃん、ひいおじいちゃんひいおばあちゃん、おじさんおばさん、保育園の先生、お友達、
お姉ちゃんの友達、お母さんたち・・・。
みんなに心配をかけ、協力してもらって彼は元気になりました。

ありがとうございました。

私たちだけではとても無理なことが、沢山の人たちのお陰で解決してもらって嬉しいです。
本当にありがとうございました。


・・・きっと、彼はまた何かやらかすかと思いますが、
その時はまたよろしくお願いいたします。


友達からもらったお土産です。ディズニーランド行きたいなぁ・・・。


せがれの入院まとめ(手術後・2)

2012年08月19日 | 娘の子供達の事
8月8日(水曜)
主治医の広田先生よりおかゆの許可がでる。
前日より飲み物の制限はなくなっています。
プーが一回出る。
午前中、隣りの談話室にて少し遊んですぐ戻る。
「お腹痛い」もしかしてウ○コか?と思ってトイレに向かうがプーでした。

そして、初ご飯!!
初めてなので、おかゆと具ナシみそ汁かな、と思っていたら、なんと立派なオカズ付き!

スイカから食べる。
ご飯前に「お腹痛い」と言ったので、看護師さんより「ご飯少なめで」と言われた。
しかし結局おかずの八宝菜はほとんど食べる。

ご飯の後、様子を見るため遊びに行くのはナシ。
DVD見たり、ベッドの上で遊んだり、斜めベッドのYくんと交信。
私は頭が痛くて薬を飲んで少し寝る。起きたら治っていた。
セガレはそれから寝た。

夕ご飯、ほとんど食べた。
「おかゆ」は普段食べないので、こういうときも食べにくいらしい。

面会時間終了前に、仕事があったのにパパちゃんの弟家族がお見舞いに来てくれました。
ありがとう。
状況を理解していて、3歳の従妹もとっても静かで偉かった!
 
夜の検診のとき、セガレが見ていたDVDを消したら、キレた。
このころから、ちょっと疲れが出てきたのかぐずったり、キレたり、「家に帰りたい」と言うようになる。
夜はパパちゃん泊まる。


8月9日(木曜)
朝、お姉ちゃんと一緒に病院へ。
一日一緒にいたい、と(私と・汗)

パパちゃんと交代後、隣りの談話室にて朝食をとっていたら、部屋でセガレが泣いていた。
すみません。


朝ご飯中。

しかし、その後お姉ちゃんと一緒で嬉しくて、沢山笑ってお腹痛い・・・。
お腹をいっぱい動かしたせいか、なんとここで初ウ○コ!
嬉しくて、ナースステーションに歩いて行き広田先生に報告!
頭なでてもらった^^

午前中で尿の計測終了。
色々なことが日常に戻っていく。
嬉しい。

ご飯は大人なメニューのためなかなか完食はできない。
翌日から、パン食、おやつの許可がでた。


昼すぎに鼻血。
この日の夜中も一度鼻血出る。

パパちゃんの妹とお母様がお見舞いに来てくれた!
ありがとうございました。
皆さまにご心配とご迷惑をかけてしまいました。
すみません。

午後から、隣りベッドのSくん(小学4年生)からipadでスパイダーマンのゲームをやらせてもらう。

ありがとう。
大人も触ったことがないipadを触らせてもらって。
もう夢中です。

夕方、パパちゃんからお姉ちゃんのお迎えにきてもらった。
セガレはお姉ちゃんが来ていたのでお昼寝しなかったので、20時には寝る。
私泊まる。


8月10日(金曜)
朝6時起床。
セガレ即トイレでシッコ&ウ○コ

今日は思い通りにならないでイライラするセガレ。
そろそろ限界か?
元気の良い同室の男の子の元気の良い声にイラつく。
ベッドまわりのカーテンを全て閉め、私の首を触って落ち着きを取り戻す。
彼の気持ちを落ち着けるのは私の首をツネツネすることです…。

広田先生より退院のお話し。
「今週末を考えよう」と。
え?
今週末って、明日じゃね?


お昼は麺でした~っ


で、午後からあらためて「明日」と。

急なことで、「退院したら何に気をつけたらよいのか?」を慌てて聞く。
・全身麻酔をした後は、免疫力が低下しているので感染症にかかりやすい。
発症していない人との接触でもうつることがある。
なので、人ごみを避ける。
もちろん家族も手洗いうがいなどで気をつけること。
特に術後1~2週間は気をつける。

・シャワーは退院後から、お風呂は退院後の診察を終えてから。
など。

明日の朝、傷のチェックと退院指導。

最後に「点滴とオレ(せんべい食べ中」

退院が明日になったことを家族に連絡。

最後の泊まりはパパちゃん。
交代して、帰る。

娘のバレーボールのお迎え。
久しぶりに顔を出せた。
ママさん達と色々話せた。
こちらの方々にも沢山ご迷惑をお掛けいたしました。

セガレの手術後

2012年08月16日 | 娘の子供達の事
8月5日(日曜)、午後からセガレ虫垂炎の手術。
私は娘のエレクトーンコンサートの為、病院には行けず。
手術後彼が目覚めたころ、病室へ到着。

まだ酸素マスク、点滴、おしっこの管、指先になんか機械を取り付け、と痛々しい。
頭をなでて涙出た。

パパちゃんと交代、娘も一緒に帰る。

初めての泊まり。
術後でも一緒のベットで良い、と。
大丈夫なのか?

セガレは寝たり起きたり。
夜中も「痛い」と言って泣き起きる。
座薬のお世話になる。
そしてまた寝る。


8月6日(月曜)
回復は早いが、まだ傷の痛みはある。
主治医の先生が病室に来てくれて、見てくれる。
「一日350mlの水分をとっていいよ」と。
しかし、結局この日は3口くらいしか飲まなかった。

おしっこの管取れる。
初めて見た。
かなりの長さ、入っていた。うわ~ってくらい(?)。
ちょっと痛がる。オヨヨ。

最初風邪かと思われていた熱は、虫垂炎からきていたもので、熱もだんだんと下がってくる。
たまに上がる。

傷が痛いのでなかなか起き上がろうとしない。
しかし、点滴をずーっとしているので、おしっこの量がハンパない。
この後、退院まで自分でトイレに行くようになるのだが、一時間に一回くらい行くくらい。
で、オムツからもモレモレ(汗)。
シーツを総とっかえするために、ベッドから降りることに。
丸椅子に座って待つ。
これがきっかけで、ベッドの上で起きるようになる。
お見舞いにいただいた、本を見たり、付録で遊んだり。


お姉ちゃんのお友達がママと一緒に来てくれた!
ありがとうぅぅぅ。
・・・しかしその時、セガレは爆睡(涙)。
大変失礼いたしました。

この日の夜はパパちゃんと交代。


8月7日(火曜)
朝5時過ぎに家を出発。
娘を実家に預けてから病院へ。
途中、コンビニで朝ごはんを買う。

病院へ着き、交代してから談話室で一人朝ご飯。

せがれが絶食中はこんな感じでした。

で、この日は先に目を覚ましていて、泣いていた・・・。

「今日も頑張って動こうね!」と誘ってみたが、本人はその気ナシ。
その後、広田先生もお見えになり、どんどん動いていいぞ!と言ってくださいましたが、このときも本人にその気ナシ(汗)。

トイレに行こうと誘って歩かせようとベッドから降ろしたら、嫌がり床の上で崩れて泣くせがれ。
ちょうど看護師さんが来て止められる。
まだ早いのか?焦る。

セガレ、ベッドで横になり、DVD鑑賞。


実は、同室に同じ5歳の男の子、虫垂炎という同じ病気で、同じ日に入院という子がいました。
彼は薬が効いたようで、手術はナシということでした。
彼がとても元気よく、セガレを誘ってくれたので、歩いて隣の談話室で遊ぶことに。
ただトイレに誘っても上手く行かなかったことが、この子のおかげで進む。
ありがとう。

しかし、初めてのことで、頑張って歩いて隣まで。
15分くらいで疲れて部屋に戻る。

その後、ナースステーションまで歩き、プレイルームで本を見たりパズルをしたり。
部屋に戻り座ってお絵かき。
そのすきに私は隣でこっそりカレーパン(夕ご飯)。

私、二回目のお泊り。
夜中2、3回目覚めて泣く。


まだまだ続きます・・・。

せがれの入院まとめ(痛み始めから手術まで)

2012年08月15日 | 娘の子供達の事
8月2日夜、腹痛いとたまに言う。様子見。

8月3日朝、腹痛いと言うけれど、トイレに行って出すもん出したら、「スッキリして治った!」ということで、保育園へ送り出す。
ここで、朝、小児科の予約した診察をキャンセル。
夕方早めにお迎えに行く。担任の先生の話を聞くと、2回ほど「腹痛い」と言ったけど遊んだりしていた、と。


朝キャンセルした小児科へ。
喉が赤いし、白血球も少し増えているから「夏風邪かな。明日も痛いって言ったら来なさい」と。

夜、何回か起きて「お腹痛い」と言って暴れる。

8月4日朝、小児科へ。
熱も高くなってきた。腹もかなり痛い様子。
前日からほとんど飲まず、食べてもいないので、脱水症状出る。

翌日が日曜日だし、ということで近くの総合病院へ紹介状をもらって行く。

ここでも始めは風邪じゃないか、ということで点滴を打つ。

しかし、お腹の張りも心配だ、ということで腹部CTを撮る。


そこで「多分虫垂炎かも」というお話し。
虫垂炎の場合、ここでは小児の麻酔ができないから、ということで隣りの長岡市の日本赤十字病院へ。

とにかく、向こうの先生がお待ちだから、どこにも寄らず今すぐに行け、と。
救急車でもいいけど、行った後が大変だろうから、高速にのって今すぐいけ、と。


ひさーしぶりに高速道路での運転。
隣りではせがれがちっちゃくなって寝ている。
最近BSで「イニシャルD」を見ていたせいか、やたらと追い越したくなる(汗)。
手に汗かきながらかっ飛ばす。

30分で日赤到着。

救急外来へ急ぐ。
歩けなさそうだったからせがれをおんぶしたけど、後で考えたらこれが一番痛かったかも?!
しばらく待って、ようやく順番が。

紹介状とデーターを見てお話しが。
セガレのお腹を触って、それまではお腹のどの部分か本人もはっきりいえなかったのだけど、広田先生の的確な触診で「ここ!」というピンポイントが。

入院決定。


とりあえず薬で抑えることが一番。
今は切らずに「温存」という形が多い。
切るかどうかは、薬の効きを見て決める。
それが分かるのが、2、3日。


なんと、初めての入院なのに、私まさかの帰宅。
パパちゃんが泊まる。
なぜなら、翌日曜日はお姉ちゃんのエレクトーンコンクール。
準備もあるので私が行かないと、ということで。


8月5日、朝からエレクトーンコンクールのリハーサル。
本番は13時からスタート。
今回は運よく3番目の出番なので、演奏したらそこで帰る事に。

リハーサル後、本番までの間一時間、私髪を切りに美容院へ。
入院生活となれば、長い髪っていうのも大変そうなので、バッサリと。


そんなこんなしている間に、パパちゃんから電話が。
セガレの手術が決まったと。
薬が効いていないので、緊急手術になったと。
今までの病歴やアレルギー、最後の食事の時間などを聞かれる。
パパちゃんは麻酔科のお話など色々大変だったでしょう。

娘の出番が終わり、

仕度をして病院へ向かう。

着いたとき、せがれは目を覚ましていました。
その姿を見て涙が出ました。
目の下にはクマができていて、げっそり。
手術するまで痛かったでしょう。
しかし、これでようやく。

手術後のことはまた今度。