旅するくも

『旅が旅であることを終わらせる為の記録』

サンシャイン

2009-08-09 21:19:43 | 
アメリカを横断中にある白人と出会った。

そいつは自分の事をサンシャインと名乗っていた。
本名はクリストファーという。
よくいる典型的な白人のヒッピーだと思って僕は近寄らなかった。
やたらギターを弾きたがるが3コードしか弾けない。

ある日キャニオン・デ・シェリーという名前だったと思うけど、ナバホ族の聖地に行った。
岩に囲まれたその谷の底は浅い川が流れていた。
水温は雪解け水のように冷たい。

反対岸に向かうのにみんな四輪駆動の荷台に乗り川を渡った。

そこに登場したのがサンシャインだ。
「ここは聖地なんだろ?何で車で入るんだ!」
と、一人素足になって冷たい川に入っていき僕らも彼についていった。

ある日の夜中ロウソクの光でサンシャインのテントが光っていた。
テントの中からサンシャインとサンシャインの彼女の声が聞こえてくる。
「LOVE!LOVE!LOVE!LOVE!LOVE!!!!!!」
イカれた呪文のようにLOVEを連呼していると、近くのテントの男に
「うるせー!ばかやろう!」と二人で怒られてた。

「この池にはワニがいます!危険!」と書かれた湖で彼はどうしても水浴びがしたかったらしかった。
「信じてれば大丈夫だ!」とワニに食われる事もなく気持ち良さそうに泳いだ。

ただのバカやろうだと思ってた彼は凄い奴だった。

ヤシの木!?

2009-08-09 20:55:13 | 静岡
土曜日の朝仕事に出かける前、部屋の扉を開けて空を見上げると
最高の天気だった。
これは気持ちがいい雲が期待できる!
って事で朝からカメラを持ち出して職場でパシャリと撮影!

今まで地球に刺さっているようにしか見えなかった鉄の棒が、何だか土曜は南国のヤシの木のように見えた。

そして、雲!
この季節の雲は最高に気持ちが良い。

中心の言葉

2009-08-09 08:58:59 | 最南端
昨日の午後3時まで仕事をして、やっと1週間の夏休みに突入!
毎日11時近くまで汗をかいて仕事をした。
とにかくこの休みのあいだに最南端の文章を作り上げて編集を終えなければいけない。

2号目を作るのに言葉選びにとてもこだわっている。
僕がいま目指しているのは腐らない言葉。

言葉ってやつは時間がたつにつれて腐っていく。
最南端はリアルタイムに読まなくても読める内容で組んでいるが、
きっと最南端の1号目の文章は1年後に読んだら言葉が腐っていると思う。

肉体には裏表があってポジティブやネガティブの両面がある。
でも、内側の中心には裏表が無い。
ただ存在しているだけだ。
これは僕が信じているわけではなくて、確信している。

そして言葉には中心というものがある。
中心の言葉は決して腐らない。
中心は時間がたっても動かないからだ。

そんな言葉を扱う人間を僕は知っている。

北山耕平さんだ。
北山さんの言葉は腐らない。

以前、スペクテーターという雑誌の中で編集長の青野さん?だったか、
北山さんとの対談があった。

その中に青野さんのこんな言葉がある。

「30年もの時を経ているにも関わらず、古さを微塵も感じられなかった事だ。
その理由を僕なりに分析してみた結果、どれもが一貫して地球人としての感覚をもとに発せられた言葉だからという結論に達した。」

そのとおりだと思う。

何かに属する言葉は中心を失い、あなたの理解の範囲を狭める。