旅するくも

『旅が旅であることを終わらせる為の記録』

ボツになったもの。

2010-04-10 02:52:03 | 最南端
最南端3号目の裏は文字でぎっしり。
僕の文章ばかり載せているので減らすことになりボツになったもの。
まあ当然か・・・。

アメリカの森の中でアメリカ先住民のトミーという男と二人で焚き火をしていたときの事だった。
トミーは僕に「タバコをくれ」と無愛想に言い、僕は吸っているタバコを差し出すと 彼は
「違う!これはタバコではなくてシガレットだ!」と少し声を荒げて言った。
彼の言うタバコは紙で巻かれているものなんかじゃなくて、スピリットたちの好物と言われる、 ささげものとしてのタバコだった。

そんなタバコに関することで僕が個人的に調査をすすめている事がある。
テーマは「タバコと乳首の関係性」
紙で巻かれたタバコの太さは女性の乳首の太さと同じサイズにしてあるという
話がある。
タバコに依存しているのはタバコに含まれる成分だけではなく、子供の頃に
吸った母親の乳首を思い出して依存しているというのも大きな理由のひとつとしてあるようだ。

そこで僕は旅で会う喫煙者の男性によくこんな質問をする。
「女性のどこの部分が好き?」
すると高い確立で答えは
「胸です!」

どうやら喫煙者は子供の頃の母親から受けた愛情をタバコから思い出しているようだった。
もしかしたら乳首のサイズは母親の愛情のサイズだとも言えるのかも知れない。

調査するからには非喫煙者の回答も対象にしなくては調査にはならないので、 旅で出会ったタバコを吸わない学生にも質問してみた。

僕「女性のどこの部分が好きなの?」

学生「やっぱり胸ですかね~。」

僕「胸のどこ?」

学生「そりゃあ、乳首ですよ!」

僕「んん・・・。」

結局、僕が独自に調査している「タバコと乳首の関係性」は、わからなかった。
でも、わかったことはどうやらみんなママが好きなようだ。

街ですれ違う喫煙者に冷たい視線を送るのではなくて、「思い出してるんですよね!」と、気の利いた一言があっても良いのではないのだろうか。

来なきゃ損た”せ”っ!

2010-04-06 01:08:14 | ロマンず☆~
やっとロマンず☆≡イベント第2弾のチラシが出来上がった!
コピー用紙持込で一枚するごとに1円という低予算のチラシだけど、無駄のないデザインが
僕はなかなか気に入っている。
昨日、生まれて初めて2000枚コピーした!
30分くらいかかるんだぞ!

イベントはかなり内容が濃くて、来なきゃ損!っていうくらい出演者が豪華☆
いまはイベントの宣伝を頑張っている。
是非、友達誘って来てほしい!

以下詳細!

『 元気!もり 森 ~森からはじまる一滴~ 』in みのる座☆

ロマンず☆≡イベント 第2弾!!
テーマは『森!水!街!』

森を守る事は水を守ること!
水を守る事は森を守ること!
それは、地球を抱きしめること!!

荒れ果てた人工林を蘇らせ、街を元気に!
私達の未来をイメージして!デザインして!!実現する!!!
豪華ゲストの講演と音楽を94歳の映画館みのる座で!!

~出演者~
田中 優
『 森と地域の活性化を実現する 』
 坂本龍一、桜井和寿、小林武史が立ち上げた環境をテーマに融資する「ap bank」監事。
講演、執筆、ネットワーキング活動、国内外で平和・環境・持続可能な社会作りの活動をする。
http://tanakayu.blogspot.com/

大西 義治
『 森の蘇らせ方 』 
NPO法人 森の蘇り代表
荒れ果てた人工林を子供から女性までもができる間伐方法で山に光を取り戻す。
キャンドルJun、クマモリ協会、ケンジュウの会や
田中優、てんつくマンなど、いまさまざまな活動家の注目を集める。
http://mori-no-yomigaeri.org/

山田 俊尚
『7世代先へ』 
昨年、大阪から東京までの7世代先の未来を思い描く徒歩の旅を大成功で終えた7GenerationsWalkの代表。
今年は長野から東京までを歩き、イベント当日に島田を通過する。
映画マトリックスのサントラを担当したジュノ・リアクターと共演した曲が映画で使われるなど、
ミュージシャンとしても活躍。
http://www.7gwalk.org/

Rocomoon
『みのる座への奉納の歌』
日本語でも英語でも、どこの国の言語でもない、「言葉」の枠を飛び越えた独自の声を持つ。
大地、木々、水、あらゆる自然と呼応するように紡ぎ出される声は、
力強くてやさしい風のように聴く者を包み込む。
そして躰の奥に眠る遠い記憶の泉に、静かに深く、波紋を広げ響いていく。
http://www.rocomoon.net/

6月12日(土曜日)
13:00~開場
13:30~田中優さん講演 「森と地域の活性化を実現する」
15:00~休憩
15:30~大西さん+田中優さん 「森の蘇らせ方」
16:30~7Generations Walk 山田さんトーク 「7世代先へ」
16:45~Rocomoon ライブ 
17:15 イベント終了

19:00~ロマンず☆≡アジトにて交流会!※予約制
21:00 交流会終了

~会場~
みのる座 静岡県島田市本通り6丁目7834
☆島田駅から徒歩10分
☆みんなが知っている場所ですので、道に迷った方は通行人に訊ねてください。
必ず着けます!!
☆駐車場はみのる座から徒歩3分、1時間100円 「P5」をご利用ください。
☆みのる座への駐車、路上駐車はご遠慮ください。

~交流会会場~ 
『ロマンず☆≡アジト』 島田市大代3012
☆交流会参加者は車で30分のロマンず☆≡アジトまで来れる方に限ります。
☆休憩時間に田中優さんの本の販売があります。
☆イベント終了後、RocomoonちゃんのCDの販売があります。

~チケット~
大人前売り 1500円(当日 1700円)
高校生以下前売り 800円 (当日 1000円)
交流会参加費 1000円(食事代込み・)※予約制
☆保護者同伴の座席を使用しないお子様は無料です。
☆座席数190席☆交流会 定員25名(先着順)

~チケット予約・交流会予約・お問い合わせ~
roman-zu@live.jp
090-1277-5732 平川☆≡ 

~チケット取扱店~
☆伊太利亭 (静岡市)0542510456
☆ELAN VITAL(島田駅前)
☆チャールストン (島田)0547-37-1213
☆楓(てのひら)(島田)0547-35-6060
☆パン・レザンレザン (藤枝)0546-46-5133
☆Village (掛川)0537-22-3799
☆Big Moon Cafe (島田駅前)0547-35-5995
☆ほのま(島田)
☆ボノロン外国語学校(焼津)0546ー24ー5342
☆まるか村松商店(藤枝)080-5290-4824

イベント詳細・空席情報などロマンず☆≡ブログにアップされます!
ロマンず☆≡『Earth Hugs Blog』→http://hirakawa.eshizuoka.jp/

自然との折り合いか・・・

2010-04-04 23:02:44 | 最南端
7Generationswalkで葉山に住む真砂さんの畑とギャラリーを訪ねた。
真砂さんは音楽(インディアンフルート)、絵、文章を書く人で、ライスペーパーという
大きな規模のフリーペーパーのライターとして僕は会う以前から知っており、一度、直接
会って話がしてみたかった人物の一人だった。

あの時は確かギャラリーで水彩画についての話を映像と音楽をかけながら聞かせてもらった時だったと思う。
真砂さんの言葉と、なんというか雰囲気に僕は飲み込まれていったことを良くおぼえている。

以下、そんな真砂さんの春の報告メール。

・・・ここで田んぼをするようになって、もう11年目、  
冬期湛水にして耕さなくなって6年目。

ここには森の腐葉土と少量の糠以外、肥料を入れていない。
でも毎年ほぼ同量のお米を、ここからいただいた。
・・・森の片隅でガーデニングをしているようだ。

まったく経済的な行為ではないが、自然との折り合いを感じることができる。
何より自分のいのちが喜んでいる。

経済って何だろう。

・・人間の生活に必要な活動の結果、形成される社会関係。
であるなら、経済を論ずる前に、まず自分が本当に望んでいる有機的な生活をつくることが先だろう。
有機的って何だろう。

・・生きているということ。
いのちという関係。

森は、誰が計画したわけでもなく、ひとつひとつの命が、一本一本の樹が、  
輝いて生きぬくことで自然に多種多様に共生し合い、生い茂って成長している。
僕たちも個を輝かせ、有機的な世界を生き始めているのだろう。・・・                    
真砂秀朗 Essayより

河掃除

2010-04-04 22:01:06 | 静岡
今日、僕が住む島田市は朝から近所の人と河ざらいといって用水路の掃除をした。
生活排水を流す用水路の草や水草、泥や石などを取り除く市内に住む市民はみんな用水路を掃除をする日だ。
平川家の男は子供の頃から、この日の朝はどこにも行けず、強制的に手伝う事になっている。
思いコンクリートを持ち上げたり、くさかったりと良いことなんて何もない。

でも、子供の頃僕はこの用水路の掃除がとても好きだった。
用水路から取り出された水草やコケの中からたくさんザリガニが出てきて、
それを捕まえ、突いて怒らせると爪を大きく持ち上げて威嚇するのが面白しく、
それは、子供の頃の楽しい行事だった。
ザリガニだけじゃない。
その用水路にはたくさんの生き物がいた。
そのころのそれは、用水路なんかじゃなくて、たくさんの生き物がいる、それはまだ川と呼べるものだった。
少なくとも僕がまだ小さい頃はそうだった。

今日、ゴミ袋に水草を入れながらザリガニを探したけど、どこにもザリガニはいなかった。

川はただの用水路になっちまって、つまらない用水路の掃除になっちまった。