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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-05(lab)】かいたらばらせ-快適な小さい家-

2016-09-30 16:41:27 | ministock-05(lab)
小さい家をおすすめしているネイティブディメンションズ。

なぜかというと、

大きい(広い)と掃除が面倒くさいから。

結構、真面目に。

で、小さい家にしてモノが溢れちゃったら、こまごました隙間が増えて余計に掃除が面倒になっちゃう。

だから、掃除を楽にするために、造り付け家具も積極的にご提案しています。
掃除ができない変な隙間を極力作りたくないので。

私は、別に潔癖症というわけではありません。
ただの面倒くさがり屋です。

もちろん、造り付け家具の方が格好いいからって理由もあります。

どうせ買わなきゃいけない家具なら造り付けにしませんか。
とは言っても、置き家具よりは価格が高くなることもある。(安くなることもある)

高くならないように汎用材を使って、大工さんに作ってもらう家具を増やします。
(大工さんが安いというわけではないですよ。工事に関わる職種を減らすことが目的です)
また、既製品を隙間ぴったりにはめ込んで、ちょっとオリジナルのデザインを加えたりとか。

ミニストック-05も漏れずに造り付け家具や、ぴったりはめちゃえ的な工事があります。結構、たくさん。
お客さんと使い勝手のヒアリングと提案を繰り返してカタチが決まれば作図作業へ。

打ち合わせ内容を踏まえて、どうやって格好良くしようかと頭が沸騰するほどに考えます。
ようやく出来て、了解もらえたら、図面をばらす作業が始まります。


自分が描いた家具の部品リストを作ります。

私が描いた家具の材料が寸法通りに売ってるわけではないですからね。
汎用材が何枚必要かを把握することで、工務店さんから来た見積のチェックができます。一式見積だと妥当かどうかが感覚的な判断になっちゃいますからね。

それと、工事に入ってから工務店さんが発注を間違えない様にするためです。
多く発注しちゃうとお金もったいないですし、足りなくなって発注時期が分かれちゃうと、工事に遅れが出たり、ロット違いで全然色味や柄が違う可能性も出てきちゃう。

家具の木目を縦にするか横にするかで材料の数量も変わってきます。
その誤解や行き違いをなくすことも大切。

私が考えていることをすべて図面化して、その上で業者さんからの提案も受けたときに、最高のコラボレーションが生まれると思っています。。
設計という仕事は、パソコンの画面に線一本引いただけで、それが実際には数万とか数十万円のカタチに変わってしまう仕事です。


面倒くさがり屋には向いてない仕事です。

あれ?







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