何の事かさっぱり分からないタイトルですね。どこを目指しているんでしょうか。
さて、
平成26年度のゼロエネルギー推進事業の採択発表が先日あり、ネイティブディメンションズからは申請しなかったものの、工務店さんの設計協力という立場で2社応募していました。
結果は2社とも採択!
自分の物件より荷が重たかったかも。
1社はどうせやるならという事で超ハイスペック仕様のご要望。
Q値1.0W/㎡kを前提とした設計をお願いされました。
例年それほどの断熱仕様であれば、有無を言わさず採択は間違いなしという雰囲気ですが、それほどの断熱性能であれば、建物がワンルームに近い間取りであるのは必然で、改正省エネん基準の場合、それをゼロエネにするのは至難の業。
この課題を何とかクリアして、無事採択となりました。
もう1社は採択されることが目標の設計。
暖房面積を考慮しつつ、適切な断熱材を選定し、必要なソーラーパネルの計画を行います。
どこが落としどころか。
現代における必要な断熱性能を見据えつつ、ゼロエネをクリアし、コストも意識する。
これもなかなかの至難の業。
だって、採択のボーダーが分からないのに、ボーダーを狙った設計をしなきゃいけないですからね。
2社とも違うアプローチでのゼロエネ申請でしたが、設計の要点は同じです。申請には見えてきませんが、断熱・気密・換気・暖房のバランスが取れているかという事。
そこを外さなければ様々なご要望に対しての設計が可能になります。
また、その様々を理解してこそのネイティブディメンションズの提案もあります。
例えばミニストック。
偏った考えではなく、全体の中から選択していることが設計者の責任です。
とにかくよかった。よかった。
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