設計者側からのあるある話で、
帰ってきた時はめちゃくちゃ嬉しかったけど、見送る時はそれと正反対の目盛り具合の寂しさでしたよね。
お客様から言われた一言でプランが閃くとか、
あの時の雑談から妄想がドンドン膨らむとか、
必ずあるんです。
そんな一言、
そんな経験をまとめた一冊。
チョー面白かったです。
特にこの本で印象に残った言葉が、
「設計は地面を残す仕事」
建物を作るんじゃなくて、どんだけ余らせるかっていう仕事。
多く残すがいいじゃなくて。
このニュアンスすっごく分かります。
「街に貢献する」
独りよがりじゃなくて。
とっても大切なことです。
「街の続き」
さっきと似てますが、住まいは単体じゃないですよね。
私の仕事の意味や目的がすごく透明になりました。
部分的なキーワードだったり、全体的な印象だったり、感じることはその時々で様々ですが、住まい手の暮らしに沿うと見えてきます。
そしたら、私の今住んでる土地の「つぼ」も見えてきました。
家族に話したら失笑されましたが、多少の共感も得られた様なので、継続してアピールしてみようと思います。
一昨日フラッと帰ってきた上の娘が、今日東京に戻りました。
帰ってきた時はめちゃくちゃ嬉しかったけど、見送る時はそれと正反対の目盛り具合の寂しさでしたよね。
また、元気な姿を見せてね〜。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます