native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

「家づくりのつぼノート」著者 西久保毅人氏

2019-10-03 22:57:00 | 建築書籍
設計者側からのあるある話で、

お客様から言われた一言でプランが閃くとか、

あの時の雑談から妄想がドンドン膨らむとか、

必ずあるんです。

そんな一言、

そんな経験をまとめた一冊。

チョー面白かったです。

特にこの本で印象に残った言葉が、

「設計は地面を残す仕事」
建物を作るんじゃなくて、どんだけ余らせるかっていう仕事。
多く残すがいいじゃなくて。

このニュアンスすっごく分かります。

「街に貢献する」
独りよがりじゃなくて。

とっても大切なことです。

「街の続き」
さっきと似てますが、住まいは単体じゃないですよね。

私の仕事の意味や目的がすごく透明になりました。
部分的なキーワードだったり、全体的な印象だったり、感じることはその時々で様々ですが、住まい手の暮らしに沿うと見えてきます。

そしたら、私の今住んでる土地の「つぼ」も見えてきました。
家族に話したら失笑されましたが、多少の共感も得られた様なので、継続してアピールしてみようと思います。




一昨日フラッと帰ってきた上の娘が、今日東京に戻りました。


帰ってきた時はめちゃくちゃ嬉しかったけど、見送る時はそれと正反対の目盛り具合の寂しさでしたよね。
また、元気な姿を見せてね〜。




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