
梅雨も明けて、火力発電所も青空が似合います。
いいですね。さわやかな要塞。
ピークシフトしたり、そもそも電気を使わないようにしたり。ただし、我慢はよくなかったり。
世間がエコ、えこ言ってますからね。
時代は省エネを突き進んでいますが、エコロジーなんて考えながら省エネになんて取り組まなくていいですよ。
エコロジーな提案を受ける必要もないし。
エコノミーで行きましょう。
エコノミーな提案を受けると、結果、エコロジーになっているかも。
私も、エコノミーな提案ばかりです。ただし、それは生活の質を豊かにするための提案です。
そこはぶれません。
けど、最近なんか違う。
私じゃなくてね。
先日、グリーン化事業のグループ採択の発表がありました。
応募した全グループが採択されたそうです。
足切りがないほどに、どのグループも高性能な仕様を提案してきたんでしょう。
すごいですね。
今年度の私とグリーン化事業との関わりは、補助金の採択用件でもある「省エネルギー技術者講習」の講師を今年もやること。
予定では海外(!?)でも講師を担当します。
で、私が何を感じているかというと、
補助金って、そもそも経済を活性化したいとか、着工棟数増えるようにとかが目的じゃないんです。
補助金を理由に、建設会社・工務店が高度な技術に取り組むことにより、業界の技術レベルを上げるのが目的なんです。
その技術の採用率が上がれば、それに必要な建材の流通量が増えて、価格は下がりますよ。
そしたら、補助金を使うまでもなく、建物単価は下がっていきます。
要は建てやすい世の中になるってこと。
例えばソーラーパネルなんて分かりやすいですよね。
昔は結構な額の補助金が出ていましたが、今年度は雀の涙程度どころかなくなってしまった行政もあります。
しかし、その補助金をもらわなくても、数年前に比べたらソーラーパネルの単価なんて3-4割下がっていますよ。
つまり、補助金もらわなくたって、今買う方が総額は安くなっています。
だから、技術や購買量が平均的に上がることって、すごいことなんです。
よって、補助金とは、その技術を今まで使ったことがない方たちに分配されるのが本来の筋なんです。
グリーン化事業でも、長期優良住宅に限っては、今まで長期優良住宅を申請したことがない工務店さんには優先的に補助金が分配されるような仕組みになっています。
ただし、
しかし、
なぜだか、
ゼロエネ(ZEH=ゼッチ)だけはそんな空気がない。
こちらは、加算ポイントもありの、成績優秀順に補助金が配られています。
要件に対しての数値が低い応募はどんどん切られます。
相関性があることは確認してませんが、補助金に取り組んだことのない工務店さんがいきなり飛び切り数値の高いZEHに取り組むとは思えません。(確率的にね)
設計や施工に慣れている会社ほど数値が高くなる、高くできる傾向があるんじゃないでしょうか。
その時点で補助金の目的からは外れています。
加えて、ZEHの数値をよくする方法って、理屈さえ知っていれば結構簡単に上げることができます。
私が問題に思うのは、こっちの方。
生活の質を上げるために取り組むはずの省エネ技術が、補助金をもらうための技術に変わってしまい、さらには、そのせいで生活の質を下げてしまうような設計も出てきます。
現に、私は生活の質を下げて(主観)いいなら、数値をどーんと上げることができます。
しないですけどね。
数値競争みたいなこともしないし。
エゴになってしまってはいけません。
いいですね。さわやかな要塞。
ピークシフトしたり、そもそも電気を使わないようにしたり。ただし、我慢はよくなかったり。
世間がエコ、えこ言ってますからね。
時代は省エネを突き進んでいますが、エコロジーなんて考えながら省エネになんて取り組まなくていいですよ。
エコロジーな提案を受ける必要もないし。
エコノミーで行きましょう。
エコノミーな提案を受けると、結果、エコロジーになっているかも。
私も、エコノミーな提案ばかりです。ただし、それは生活の質を豊かにするための提案です。
そこはぶれません。
けど、最近なんか違う。
私じゃなくてね。
先日、グリーン化事業のグループ採択の発表がありました。
応募した全グループが採択されたそうです。
足切りがないほどに、どのグループも高性能な仕様を提案してきたんでしょう。
すごいですね。
今年度の私とグリーン化事業との関わりは、補助金の採択用件でもある「省エネルギー技術者講習」の講師を今年もやること。
予定では海外(!?)でも講師を担当します。
で、私が何を感じているかというと、
補助金って、そもそも経済を活性化したいとか、着工棟数増えるようにとかが目的じゃないんです。
補助金を理由に、建設会社・工務店が高度な技術に取り組むことにより、業界の技術レベルを上げるのが目的なんです。
その技術の採用率が上がれば、それに必要な建材の流通量が増えて、価格は下がりますよ。
そしたら、補助金を使うまでもなく、建物単価は下がっていきます。
要は建てやすい世の中になるってこと。
例えばソーラーパネルなんて分かりやすいですよね。
昔は結構な額の補助金が出ていましたが、今年度は雀の涙程度どころかなくなってしまった行政もあります。
しかし、その補助金をもらわなくても、数年前に比べたらソーラーパネルの単価なんて3-4割下がっていますよ。
つまり、補助金もらわなくたって、今買う方が総額は安くなっています。
だから、技術や購買量が平均的に上がることって、すごいことなんです。
よって、補助金とは、その技術を今まで使ったことがない方たちに分配されるのが本来の筋なんです。
グリーン化事業でも、長期優良住宅に限っては、今まで長期優良住宅を申請したことがない工務店さんには優先的に補助金が分配されるような仕組みになっています。
ただし、
しかし、
なぜだか、
ゼロエネ(ZEH=ゼッチ)だけはそんな空気がない。
こちらは、加算ポイントもありの、成績優秀順に補助金が配られています。
要件に対しての数値が低い応募はどんどん切られます。
相関性があることは確認してませんが、補助金に取り組んだことのない工務店さんがいきなり飛び切り数値の高いZEHに取り組むとは思えません。(確率的にね)
設計や施工に慣れている会社ほど数値が高くなる、高くできる傾向があるんじゃないでしょうか。
その時点で補助金の目的からは外れています。
加えて、ZEHの数値をよくする方法って、理屈さえ知っていれば結構簡単に上げることができます。
私が問題に思うのは、こっちの方。
生活の質を上げるために取り組むはずの省エネ技術が、補助金をもらうための技術に変わってしまい、さらには、そのせいで生活の質を下げてしまうような設計も出てきます。
現に、私は生活の質を下げて(主観)いいなら、数値をどーんと上げることができます。
しないですけどね。
数値競争みたいなこともしないし。
エゴになってしまってはいけません。
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