新潟市中心部から少し外れた「下町地区」はホント探検しがいのある街です。
ノスタルジックな雰囲気が残っている地域で、築ウン十年の建物が点在しています。
個人的にはウン百年よりはウン十年が好きな私。
新潟市中心部でウン百年の建物っていわゆるセレブな方たちの建物ですよ。今残っているのは。
私が好きなのは庶民の家。
防災、防犯、空き家問題などかなりの問題児ですが、それに対してのアプローチをしながら、何かできればなぁと思っています。
でも、残っている理由ってあるはずですよね。
最初から問題だらけだったら、残っていないはず。
残さざるを得なかったかもしれませんが、ご家族が残したかったと思いたいですね。
そこに愛があったんだと!
さて、街中の狭小二世帯住宅はご契約を間近に控えている状態ですが、今月は主に工務店さんからの見積もりチェック及び折衝を行っていました。
施主様の代理人である私。
設計事務所はお客様の依頼を受けて仕事をしているので、工務店さんとの交渉も行います。
専門的な知識を使って、工務店さんと見積もりの中身について交渉する。
これが施主様と直接工務店さんとの価格交渉だと、的がぼやけた指摘になる可能性もありますし、単純な値引き交渉だけに終わる可能性もあります。
これに対して設計事務所なら、細かい部分での図面との整合性チェックから始まって、単価・数量の確認を行い、工務店さんに質疑を上げます。
そこから折衝が始まって、出したり引いたりの問答を行うわけですが、単なる値引き交渉だと関係が乾いちゃう可能性もあります。工務店さんがやってやるぜと燃え滾りながらのご契約金額の着地点を施主様に報告します。
この辺はプロスポーツ選手の契約更改と似ていますね。
そして、その作業を進めていた先週半ばに施主様から
「長期優良住宅にできますか」と質疑をいただきました。
今、新築戸建ての4件に1件が長期優良住宅です。
この割合が多いか少ないかどう思います?
慌てふためくところがあっても不思議じゃありません。
慌てずに、堂々と「無理!」と言い切るかもしれません。
ネイティブディメンションズはもともとの仕様を長期優良住宅の規定以上にしているので、対応はどのタイミングでも可能です。(※)
という事で、ひょいと申請書類できあがり。1冊の厚さは3cm以上ですね。
しかし、長期優良住宅が条件で補助金がもらえる地域型住宅グリーン化事業は実は今が谷間。
年度明けから7月までの長期優良住宅って、補助金の対象にほぼならないんです。
補助金が単年度事業のため年度末で締め切って、新年度の補助金は募集を一からやり直しになるので、採択が決まるまでの3カ月くらいは、全く受け付けていない状態。
だから、今時期の長期優良住宅って、補助金が貰えない分、施主様からしたら旨味がが少なく感じちゃうんですが、昨日の話じゃないですけど、
生活の質を上げたいと願って設計した結果のこの仕様に対して、これを末永く資産価値として残したいと施主様が感じていただいたから、申請を決めてくれたんです。
補助金もらえればベストだけど、目的はそこじゃない。
長期優良住宅の本来の目的は住宅の資産価値を公的に高めることであり、それを末永く残すことです。
「そんな長持ちしたって、うちらは死んでるよ」と施主様や工務店さんから言われることがあります。
もともと人の寿命と建物の寿命なんて合わせて設計してないですけどね。
子供たちがどういう使い方するかは任せるけど、後世に残せるんです。
きちんとした設計と施工を行って、建物の品質とそこで感じる豊かさを高めます。
愛があれば、この建物も末永くこの街に残るはずです。
もちろん、溶け込みながら。
そこを心掛けています。
(※)長期優良住宅は延べ床面積75㎡以上が対象となります。詳しくはお問合せください。
ノスタルジックな雰囲気が残っている地域で、築ウン十年の建物が点在しています。
個人的にはウン百年よりはウン十年が好きな私。
新潟市中心部でウン百年の建物っていわゆるセレブな方たちの建物ですよ。今残っているのは。
私が好きなのは庶民の家。
防災、防犯、空き家問題などかなりの問題児ですが、それに対してのアプローチをしながら、何かできればなぁと思っています。
でも、残っている理由ってあるはずですよね。
最初から問題だらけだったら、残っていないはず。
残さざるを得なかったかもしれませんが、ご家族が残したかったと思いたいですね。
そこに愛があったんだと!
さて、街中の狭小二世帯住宅はご契約を間近に控えている状態ですが、今月は主に工務店さんからの見積もりチェック及び折衝を行っていました。
施主様の代理人である私。
設計事務所はお客様の依頼を受けて仕事をしているので、工務店さんとの交渉も行います。
専門的な知識を使って、工務店さんと見積もりの中身について交渉する。
これが施主様と直接工務店さんとの価格交渉だと、的がぼやけた指摘になる可能性もありますし、単純な値引き交渉だけに終わる可能性もあります。
これに対して設計事務所なら、細かい部分での図面との整合性チェックから始まって、単価・数量の確認を行い、工務店さんに質疑を上げます。
そこから折衝が始まって、出したり引いたりの問答を行うわけですが、単なる値引き交渉だと関係が乾いちゃう可能性もあります。工務店さんがやってやるぜと燃え滾りながらのご契約金額の着地点を施主様に報告します。
この辺はプロスポーツ選手の契約更改と似ていますね。
そして、その作業を進めていた先週半ばに施主様から
「長期優良住宅にできますか」と質疑をいただきました。
今、新築戸建ての4件に1件が長期優良住宅です。
この割合が多いか少ないかどう思います?
慌てふためくところがあっても不思議じゃありません。
慌てずに、堂々と「無理!」と言い切るかもしれません。
ネイティブディメンションズはもともとの仕様を長期優良住宅の規定以上にしているので、対応はどのタイミングでも可能です。(※)
という事で、ひょいと申請書類できあがり。1冊の厚さは3cm以上ですね。
しかし、長期優良住宅が条件で補助金がもらえる地域型住宅グリーン化事業は実は今が谷間。
年度明けから7月までの長期優良住宅って、補助金の対象にほぼならないんです。
補助金が単年度事業のため年度末で締め切って、新年度の補助金は募集を一からやり直しになるので、採択が決まるまでの3カ月くらいは、全く受け付けていない状態。
だから、今時期の長期優良住宅って、補助金が貰えない分、施主様からしたら旨味がが少なく感じちゃうんですが、昨日の話じゃないですけど、
生活の質を上げたいと願って設計した結果のこの仕様に対して、これを末永く資産価値として残したいと施主様が感じていただいたから、申請を決めてくれたんです。
補助金もらえればベストだけど、目的はそこじゃない。
長期優良住宅の本来の目的は住宅の資産価値を公的に高めることであり、それを末永く残すことです。
「そんな長持ちしたって、うちらは死んでるよ」と施主様や工務店さんから言われることがあります。
もともと人の寿命と建物の寿命なんて合わせて設計してないですけどね。
子供たちがどういう使い方するかは任せるけど、後世に残せるんです。
きちんとした設計と施工を行って、建物の品質とそこで感じる豊かさを高めます。
愛があれば、この建物も末永くこの街に残るはずです。
もちろん、溶け込みながら。
そこを心掛けています。
(※)長期優良住宅は延べ床面積75㎡以上が対象となります。詳しくはお問合せください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます