このブログでも、感染症の影響で住宅ギョーカイでウッドショックと言われる木材不足がおきていることを伝えています。
新潟県でもそのことは発表していて、県内にある工務店・ハウスメーカー46社に聞き取りを行ったところ約9割の事業者が材料の入荷遅れや値上がりの影響を受けているとの回答でした。
同じく県内の製材工場32社に同じ聞き取りを行ったところ約8割で同様の回答があり、県内のプレカット工場13社においてはすべての事業者が同じ回答をしました。
つまり、住宅ギョーカイは現在とっても木がなくて困っているんですが、
同じ質問を素材生産業者、つまり県内の林業事業者23社に聞いたところ、影響が出ていると回答したのは約6割だったとのこと。
しかも、使う側は仕事ができなくて困っているけど、生産する側は、仕事が多すぎて、まぁまぁ困っているとのこと。
現在住宅ギョーカイにおける木材は主に輸入材に頼っていて、輸入が滞っているから困っているんです。
でも、皆さんもご存じの通り、日本には木が沢山あるのにね。
なぜ?って話になりますよね。
その原因とこれからについて、住宅ギョーカイはちゃんと考えようって動き始めています。
今度はそれを皆さんにも知っていただきたいんです。
まず最初が、「森をはぐくむ地域づくり講演会」
下越流域森林・林業活性化センター主催で11/25(木)に新潟市秋葉区文化会館で開催されます。
私たちも皆さんに発信したいと思いました。
住学主催で11/30(火)にクロスパル新潟とオンラインのハイブリッドで「新潟県地域材活用セミナー」を開催します。
講演会のあとにはパネルディスカッションも行います。
パネルディスカッションはパネリストだけではなく、参加者と意見交換もしたいな。
どうしたら新潟県の住まいづくりが良くなるんだろうって。
住学を始めて、一人で考えるよりもみんなで考えるのが楽しいしより前に進めるようになりました。
皆さん一緒に考えませんか。
住まいづくりというよりは、これからの地域のあり方について。
ウッドショックで困りごとが増えましたが、ウッドショックのおかげで地域を見直すようにもなりましたよね。
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