再入院を繰り返している父が一昨日、再び退院してきたので、今日は午前中から一人で京都の実家へ。本日は試合のため長男が電車に乗って遠征しているため、妻と次男はお家でお留守番。私がたった一人で実家を訪れるのはもしかすると初めてのことかも…。
今日の目的は先日完成させた新作「危険な目に遭いやすい私」のミニポスターを両親にプレゼントすることと、我々家族の最近の写真をプリントしたものを渡すこと。特に懐かしのリビングを忠実に再現した新作イラストは、両親の新婚時代の懐かしい風景でもあるので、これを見て若かりし日の活気を取り戻してもらえたらと思い、さっそく父が寝ている介護ベッドのすぐ横の壁とリビングに、それぞれ同じものを貼付けてきました。
今日は私の到着後、弟とその長女、そして妹夫婦もやってきて、賑やかなお昼時を過ごしました。あと少しでここにやって来て1ヶ月を迎えるアメリカンショートヘアのリヨンちゃんは、すっかりとこの家に馴染んでみんなのアイドル的存在に。元々猫大好きで母の家にリヨンちゃんがやって来たことを大いに喜んでいるのが、弟のところの長女ちゃんと妹夫婦ですが、リヨンちゃんは度々サポートで実家を訪れている私の弟にとてもなついていて、今日も抱っこされながらうっとりとした顔で弟の顔を見つめている場面が見られました。何よりいつ実家に電話しても、母が嬉しそうにリヨンちゃんの話をしていることが、私には幸せに感じます。
さて、せっかく実家を訪れたので、先日記憶だけを頼りにイラストの中に描いた、葉っぱの模様のグリーンのグラスを母に探してもらったら、今でもフラワーベースとして愛用しているらしく、すぐに出して見せてくれました。当初は5つあったそうですが、残念ながら45年を経て残っていたのは2つだけのようです。私の記憶だと後の三つは、濃いめのすみれ色と朱色に近い琥珀色と深海のような藍色だったと思いますが、残っている2色だけを見ているとiittalaのタンブラーのカラーバリエーションの配色と同じであることに気付きました。まさに昭和レトロなデザインと配色ですね。