今月は数ヶ月前から予約していた1/6スケール・フィギュアの到着ラッシュ。これまでに紹介したターミネーターやマイケル・ジャクソン、ミスタービーンなどをご覧いただけばわかるように、最近のフィギュアのクオリティは、まさに「小さな本人」とも言える凄まじいレベル。もはや「似てる似てない」の論議さえ過去のものであるように、とにかく「似てる」のではなくて「小さな本人」という表現がぴったりなのです。
特にホットトイズの製品は、顔の造形に関してはいずれも完璧であることは当然ながら、何より惹き付けられるのが肌の質感の自然さ。オフィシャルサイトの画像を見ると驚愕することうけあいだと思いますが、「塗装されている」という印象が全くないのが何よりの特徴です。
本日到着したカジュアル衣装のブルース・リーは、とっても珍しい「笑顔のリー」を再現したフィギュア。この商品の発売がアナウンスされたのはもう随分と前のことですが、いつものように受付が始まってすぐに予約をいれていました。劇中での姿はいろんなメーカーから何度も商品化されているリーですが、このようなプライベートな姿の立体化は珍しく、60~70年代ムードたっぷりのその素敵な衣装と、付属のストライブのビーチチェアだけで、充分に「買い」の要素が成立です。
もうひとつ、ホットトイズ製品の大きな魅力は、素体のバリエーションがかなり豊富なこと。一部の例外を除き、ほぽ共通素体を使用しているサイドショウ等の他メーカーのフィギュアと違い、身長や体系に関しても限りなく本人に近い再現が徹底されています。ちなみにこのブルース・リーでは、リー専用の素体が開発されて使用されているため、体つきもまさにリーそのものです。