ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

地域猫活動☆成功の秘訣

2018-10-21 22:15:32 | 地域猫のススメ
ちょっと大きく出てしまいましたけれども…
ドキ(*´ェ`*)ドキ
現在進行形で、取り組んでいる方々へエールを送ります (๑و•̀ω•́)و 頑張れ!



〇 3つの条件

● 行政(保健所など)
● 自治会 or 町会+地域住民
● 愛護団体&ボランティア
3者が協力して働く「三者協働」です。

地域猫活動は、ボランティアの頑張りだけでは進められません。
そして要は、行政(港区では協働推進課)です。

これから“ 始めてみようかな ”と考えている方は、お住まいの自治体HPで「地域猫」「所有者のいない猫」を検索し、窓口を探してみて下さいね。



〇 行政のバックアップ

● 去勢避妊手術の助成金
● 捕獲器の貸出
● 自治会 or 町内会の調整
● 啓発(セミナー/パンフレットetc)活動

これを後ろ盾にして、地域住民へ活動を理解して貰います。

特に自治会や住民への広報やアプローチが積極的な行政であるかどうかがキーポイント。

“ 地域猫活動 ”というと「なーんだ、野良猫のやつ」と思われるのですが、実はコレ『人の問題』『地域の問題』なんです。

私は「環境省も東京都も港区も推奨している公共性のある社会活動」という説明を最初にさせて頂いています。



〇 ネガティブな行政の場合

もともと地域猫活動は、野良猫の苦情や餌やりを巡って住民間の軋轢がMAXになってから、編み出された奥義。

それから20年近くかけて、じわりじわりと認知されてきました。
もちろん、その間に試行錯誤し進化しています。

クレーム殺到のガス抜きみたいな意識の低い(広島みたいな)行政もあります。

が、その行政を動かすのは、地域住民なのです。
あきらめないで、声を届けましょう。

お伝えしたいのは、3つの歯車がハマり動き出すと、今までの苦労はなんだったの?トントン拍子だということ!

直ぐではないけれども、必ず外暮らしの猫さんは減っていきます (๑•̀ㅁ•́ฅ✧



〇 北海道旭川市のサクセス

■ 北海道新聞
17年度の旭川市動物愛護センター
犬殺処分5年連続ゼロ
猫は不妊去勢奏功で1匹


〈 昨年度の収容数 〉
犬/123→116匹
猫/401→380匹
〈 17年度殺処分数 〉
犬/0(5年連続)
猫/1(負傷衰弱のため安楽死)

● センターが市の中心地へ移転したため、年間3千人が訪れる。
● 新しい施設では70匹収容可能。
● センター内にて飼い主のいない猫を対象に去勢避妊手術を実施。
※5年間で手術頭数は 1,000 を超える!

「不妊手術の義務化」はイロイロなリスクを伴うため厳しいです。

1番は「全国統一無料手術キャンペーン」ですが、これもアレコレいかん。
助成金システムも全額支給でないと、遺棄&多頭飼育崩壊がカバー出来ない。

センター内で繁殖制限を行う...素晴らしいー♪
結果が出ているのだし、広がるとイイな *˙︶˙*)ノ"

【 ねこてん 公式HP 】

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