ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

殺処分ゼロの犠牲になる命

2019-07-14 21:50:03 | ノーキルだけでは救われない命
いつまで続く「殺処分ゼロごっこ」
鬼は誰ですか?ドコにいますか?

😈ピースワンコに殺された犬達
これでも「新しい試みを止めるな」「少しぐらいの失敗はしょうがない」ですか?



2016年4月からピースワンコは、広島県の殺処分対象犬を全頭引き取りを始めています。

現在収容数が約 3,000 頭、生死不明が800 頭以上。

おそらく1年足らずで、管理が追いつかず劣悪な環境で犬たちは、ネグレクトを受けていたと思われます。

スピード崩壊。
よく動物愛護活動を知らない者が思いつきで掲げたアドバルーン。

それに振り回される動物愛護団体や愛護センター。
殺処分利権に群がる自治体。
犬の命をカタにたかられる支援者。

身勝手な理想のために生贄にされる犬たち。
結局は小さな命にシワ寄せが来る。



ピースワンコの抱えている犬はどうなるのか?
ご心配されている方も多いかと思います。

私が求めているのは「改善」です。
🔻センターから引き取りの停止
🔻不妊去勢手術の徹底
🔻飼育管理の立て直し
🔻情報開示(対話すら拒むのは謎)


速やかに今いる犬たちのために管理体制を見直し、真っ当な運営は続ければ良いのではないでしょうか。

ピースワンコは保護した命に責任があります。

本来ならば、ピースワンコが自主的に改めるべき。
常識的には、広島県が監督指導すべき。
なのですが、一向に共々動かなかったため「告発」という苦渋の決断を下したワケです。

浅田美代子さん、杉本彩さんは矢面に立って下さっています。
竹中獣医師は実名を公開しての告発です。

あらゆる誹謗中傷の中、あきらめずに広島県とピースワンコへ要望を続けました。



殺処分なんてあってはならない。
殺処分ゼロに越したことはない。

ずっと動物のレスキューに携わって来た人なら尚更です。

でも、このまま無理を通したら危険だと思うのです。
社会に歪みが起き、
人間の動物に対しての意識は変わらず、
「人と動物の共生」は遠ざかってしまう。
やっぱり、動物たちは不幸で悲しいまま。

支援ありきで殺処分を停止することは、誰も幸せにしません。
殺処分ゼロを目標にするのはリスキー。
言葉にするほど簡単ではないのです。

広島県だけではありません。
殺処分をストップしたことにより、飼育放棄が増えています。
保護団体はキャパオーバーし、動物たちのメンタル&ケアは蔑ろ。

何のための「殺処分ゼロ」ですか。
誰のための「殺処分ゼロ」でしょうか。

殺処分ゼロ運動の影で、その尊厳を奪われている命があります😿



~ピースワンコ記事まとめ~
ピースワンコから「殺処分のこと」や「保護犬の存在」を知った人たちに届きますように🌟🙏