ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

言葉を持たぬノネコの代わりに

2019-07-22 21:55:20 | 奄美ノネコ駆除問題
🌈幸せ未満で虹の橋を渡った奄美のねこ🌈

NO50/みきちゃん 手術後出血多量死
NO68/去勢手術後 風邪で死んだと伝えられた
NO9/桜耳の高齢のあだん君は空輸にてケルビムに来たが腎不全で約1ヶ月弱で亡くなった(麻酔の連続打ちも原因では?仮説)
NO27/のちなちゃんはケルビムで懸命な糖尿病治療を受けたが空輸から5ヶ月後 亡くなった



幸せになれるはずでした─
でも、生きて島を出ることは叶いませんでした。

1人でも多くの人へ「みきちゃん」のことを知って頂きたいと思います。


どうぶつ基金さん からの経緯説明を お読み下さい。
不妊手術事故で死亡した奄美の猫「みきちゃん」に関しての事実

私は30年以上、猫に不妊去勢手術をしていますが、こんな酷い事例は初めて聞きました。

これは、医療ミスや事故の範疇ではありません。
動愛法違反事案件です。
『奄美大島ねこ対策協議会』は、警察へ一報を入れるべきだったと思います。

埋没法であれば糸そのものが出ません。
たとえ引っ張ったとしても切れません。
猫は痛みから食いちぎることはしません。

病院でカラーや術後服を装着しなかったのは、どうしてなのか。
内蔵が露出し多量出血するまで放置していたのは、なぜか。

獣医師には命への責務があり、関係者に直接説明する義務があります。

不妊手術の翌日に、惨たらしい姿で天に召されるなど有り得ません。
悔しくて堪りません。



“脅威になるかもしれないから”と森にいる猫を全てを殺処分しようとするノネコ管理計画。

ノネコの定義は曖昧で、指定区域であれば飼い主がいるいないに関わらず捕獲されます。

また、奄美大島固有の在来種の推定数は発表されていません。
どの種が猫の被害で どのくらい減少しているのか?
ノネコを絶滅させて何を どのように守るのか?
明確な提示はありません。

科学的な根拠がない以上、風評被害でしかないと思います。
それをもって「殺せ!殺せ!」とするのは危険な風潮です。

このまま“ノネコだからという理由で殺処分を余儀なくされる計画”が進めば、「命の重さは平等」「命への責任」を蔑ろにする世の中を許容してしまうのではないかと心が凍る思いがしています。

人と動物が共生する将来を次世代へ繋ぐために。
命を慈しむ社会 命に格差のない国のために。

なぜ、みきちゃんはノネコのまま死ななくてはならなかったのか―
想いを寄せて下さるよう お願い致します🙏