ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

餌やりで野良猫は増えません

2020-12-10 22:30:00 | TNR&地域猫活動マニアル
逆に、餌やり行為を止めると野良猫は増え続けてしまいます。

餌やりを禁止では、野良猫トラブルで悩む人も、過酷な野外での生活を強いられる猫もいなくなりません。

人が関わっていかなければ問題は解決しません。

🍀餌やり禁止で野良猫は増える
🍀殺処分で野良猫が減らない理由https://blog.goo.ne.jp/nekoten2015/e/5ecbbfa4db7bea64800d9f1daefd95c7



猫は繁殖して増えますから、増やさないようにするには不妊去勢手術をするしかありません。

野良猫へ繁殖制限を施すTNRを効率的に実施するには、定点定時の給餌が必要不可欠。

その後の個体管理や頭数コントロールも、全て給餌を通して行います。



餌やり禁止で外猫を根絶した事例は、地球上に存在しません。

飢餓状態にすると、かえって本能的に犬や猫の繁殖力は高まります。
猫への給餌給水を禁止する法律はなく、故意に給餌給水をしないことは動愛法違反にあたります。

そもそも「餌やり行為が野良猫を増やしている」とする根拠になるデータはありません。

対して、給餌を中心とした飼い主のいない猫の繁殖制限対策(TNR)と地域で管理(地域猫活動)をすれば、成果はハッキリと数字で現れます。
🔻センター収容頭数
🔻殺処分頭数
🔻ロードキル頭数
🔻クレーム件数
これらは、地域の外猫不妊化率と比例して右肩下がりになります。

住民主導のボランティア活動であるTNR→地域猫活動は、税金の節減も実現可能にするのです。

つまり、飼い主のいない猫を増やさないよう不妊化し、トラブルを軽減するため地域で管理する給餌活動は「社会貢献」になります。



私の居住する街もですが、東京都市部は野良猫さんを見かけません。
外にいるのは、ほとんど耳カットのある一代限りの命として見守られている地域猫。

もう誰も餌やるな!なんて言いません。
もう誰も家で飼え!なんて言いません。

🍀耳カットの意味

しかし、問題解決の正解であるTNR→地域猫活動に行き着かず、周知されていない地域では、給餌活動への嫌がらせが後を絶ちません。

それは、人と猫を苦しみの連鎖から解放するのを阻むだけではなく、殺処分で奪われる命や事故などで人知れず亡くなる命を増やし、無為に税金が消費される結果を招きます。



野良猫が増えると人のトラブルも増え、税金投与も継続されます。

増やさないようにするためには、TNR→地域猫活動。
およそ3年で半減、10年で終了が目安。
早く始めれば早く終わることが出来て、犠牲は少なくなります。

皆さんにとって迷惑な存在である野良猫は、餌やりして手術、餌やりして管理しないと永遠に増え続けます。

どうぞ明るい未来に向けて、情報更新をお願い致します🙇‍♀️



野外猫の過剰繁殖は人の問題で社会問題。

TNR→地域猫活動は問題解決の最善策。
これは地域のため住民のためのボランティア活動。

TNR→地域猫活動は、費用対効果が高く税金の節約にも繋がります。

保護や排除では、絶対に永久に問題は解決しません。

🐱正しいTNR活動を知ろう!

TNRは問題解決のメソッド
よく言われる苦肉の策ではありません

また動物福祉視点から命の尊厳を守るアプローチでもあります

🐱チャレンジTNR 人も猫も幸せに

今ある不幸を取り除き 人も猫も幸せに生きる世界を実現するのはTNR→地域猫活動しかありません

なぜならば 代わる成果が早く確実でコストパフォーマンスに優れている方策はないからです

🐱TNR始めましょう!

TNR活動の流れをご紹介🌸

飼い主のいない猫を増やさないことで人のトラブルや環境被害を減らす唯一の問題解決策

野良猫に出会った時は 排除・保護ではなくTNRの選択肢も加えて下さい🌟🙏