川添愛 『聖者のかけら』
タイトルに惹かれて読みました。
最初のページをめくって、登場人物の名前を見たとき
「あー、中世キリスト教の知識皆無だし難しいかな?」って思ったけど、
全っ然!!
面白かった!!!≧▽≦
とある修道院に届いた謎の聖遺物の正体を探る歴史ミステリーなのですが
その時代の(日本は鎌倉時代)キリスト教の知識なくても十分楽しめる🎵
小難しい言葉もなくてするする~と読めるし
次の展開が気になって、ページをめくりたくなる☆
中世時代なんだけど、どこか(人物の思考とかかな)現代風で
大真面目なんだけど、ぶはっ!!って思わず笑っちゃうセリフもあるし
ミステリーなんだけど、
主人公の人間的成長もあって。。。って感じで。
そして、そこはやはり、宗教や信仰を扱った物語なので
ちょっと自分の人生に照らし合わせてみたりして。
最後、仏教も出てくるんですよ。
読んでて楽しかった~
登場人物のその後も気になるし、続編とかあればいいな♪
久々に、この作者さんの他の著作も読みたくなりました~
※聖遺物・・・カトリック教会において、キリストや聖母マリアの遺品、
キリストの受難にかかわるもの、また諸聖人の遺骸や遺品をいう。
・・・だって☆(ウィキペディアにあった☆)