新幹線車両の検修において車体と台車を切り離す方式が、天井クレーンからリフティングジャッキに替わるそうである。毎年7月に開催される「新幹線なるほど発見デー」で実演されてきた車体上げ、載せが見られる最後の機会として、当イベントが今日明日開かれる。
午前8時位に浜松駅到着。あいにくの雨。北口を出たら警備員がいたので無料送迎バスの乗り場を尋ね、そちらへ向かった。ところが、乗り場付近に警備員がいなくて、人の塊が分かれていた。一番手前の列に並んだが、そこではなくてもっと奥の方が乗り場だった。8時半頃にバスが出発。工場の中まで入っていった。しばらく待ち、9時半位に受付に向かって列が動き出した。別門から入ってきた無料送迎バス以外の交通手段の人の列と合流し、受付へ。新幹線車両部品購入抽選応募券付き会場マップ、記念ポストカード、車両部品販売についての説明書きを貰った。車両部品購入もメインの目的であった。当たらないと買えないけど。複数の品に1枚づつ応募できるというので、第1回目だけ応募できる車掌用折りたたみ椅子と、車両銘板2種類に応募した。
第1回目は10時25分~だったけど、フライングしてそれとは別に実演が行われた。車両部品販売の抽選は正規の第1回目と合わせてだった。向かって左手の方の最前列で、しゃがんで見学した。車体が持ち上げられた。
そして、左方向に宙を舞った。目の前を通り過ぎるので迫力あって、歓声が上がった。
床下を見られるのが面白い。
奥に移動し、台車近くまで車体が下ろされた。
そして、また上げられ、途中までバックしていった。真ん中辺りの人への配慮である。
元の位置に戻され、実演終了。なお、先頭カバーが外されていて、床下機器が外されているのはすぐ分かるが、ロゴシールが無い状態だった。
部品販売の抽選までの間に、新幹線グッズ売り場で目覚まし時計を買った。これまで使っていたのが壊れたので。
吊り上げ作業の歴史パネルが展示されていた。EF58形がいいなあ。
正規の第1回目の実演が終わる頃に当選番号が発表された。次点(補欠)も含め、応募した全てで自分の番号「26」は入っていなかった。100番より前は無かった。早く行き過ぎたか?さっさと第2回目の実演に並んだ。
改めて受付を通り、各種用紙を貰った。とにかく何かに当たりたかったので、第1回目では応募しなかった時計にも応募した。今度は写真撮影をほとんどせず、見るのに集中した。そして、抽選発表を見に。またハズレ・・・。
第3回目。またハズレ(泣)
第4回目まで時間があるので、社員食堂で昼食を。値段が高い簡易メニューしかなかった。定食が食べたかったなあ。
まだ時間があるので、ゆっくり中を見学。何両か車両が屋内にあった。
安全作業でしっかりと車両が検修されるおかげで、安全に運行できる。
工場見学だね。
全般検査検修工程の流れ。全般検査は走行距離120万キロ以内または36カ月を経過するまでのいずれかで行われる。
以降も実演はあるけど、第4回目がラストの抽選。結局当たらなかった。行先字幕は各回5ロール販売なのに、3倍の当選者数がいた。買わないのに応募した人が多かったのだろう。買う気が無いのなら応募しないで欲しかった(怒) 入場者全員に応募券が配られたのも要因だろう。巻き取り機がなければ鑑賞し辛いので、僕は買う気無かったけど。
30分強バスを待ち、浜松駅へ。浜松名物浜松餃子とうなぎパイ、そして駅弁を買い、帰路に就いた。来年からの「新幹線なるほど発見デー」では、どんな目玉の催しが行われるのだろう?