夕陽亭にら屋

愛犬と安穏な生活

もしもお彼岸だったら・・・

2008-09-24 08:59:49 | つれづれ
暑さ寒さも彼岸まで・・・昨日はお彼岸のお中日でした。
祝日としては秋分の日というのでしょうけれど、私的にはお中日のほうがしっくりくる気がします。
ちょっと暑かったけど、よく晴れて行楽日和になりました。
「も、もんちゃん、ボクをどこに連れてくんですか・・・!」
らーがひっぱってるように見えるけど!
わが町にも唐突にお色気スポットがあったりします。
もちろん犬はNG・・・だと思います。(確かめたことないけど、多分ね)
「おいろけなら、ボクも負けていませんよ」
おいおい、らーちゃん、お色気あるのかい?
「ごはんなら、おかわり5回はいけちゃいますね」
いえいえ、それは食い気です。
そんなところだろうと思ったけどね。
「おひがんて、なんですか?」
お彼岸て、私もよくわかんない。
彼岸て言葉だけなら、あっちの世、極楽浄土ってことだけど・・・
お彼岸の法要は仏事だけど、日本仏教だけの行事らしいよ。
どうせ昔の坊主がひともうけしようと作った行事が定着したんでしょ、きっと。
20年も昔の思い出話・・・
私の兄が結婚が決まり、お相手と式場探しをしていたときのことです。
最初に二人が喜んで予約を入れてきたのが秋分の日でした。
それまで万事本人達にまかせっきりだった母が、「お彼岸のお中日に結婚式なんて絶対にだめ!」と断固反対したのです。
結局、同じ年の冬に別の式場で結婚式をあげましたが、若かった私は(20年前だから・・・5歳よ!)お彼岸に結婚してはいけないのか・・・?と疑問に思ったのが、お彼岸って、一体何?って思ったはじめかも。
我が家は一応仏教徒とはいえ、いいかげんなもので、お彼岸だってお墓参りに行くだけだったし(それは今でも、そう)そんな特別なものなのかな~と思いました。
もしも兄達がお彼岸に結婚していたら、彼らの人生変わっていたのかなぁ・・・
と思ったりもするけれど、私よりも10㎝もでかく成長した上の姪はやはりひょろひょろしていただろうし、オタクの道すれすれを歩んでる下の姪も、やはりオタク人生を歩んでいることでしょう。
もしも~だったとしたら、なんて考えてもしかたのないことだけど、ただひとつだけ確実にいえることは・・・
秋分の日に結婚式を挙げていれば、雪景色の披露宴にはならなかった!ってことだけです。
その年は東京では珍しく、12月に2週つづけて雪の週末になったのでした。
前の週は兄の幼馴染の結婚式の日で、『あいつは日ごろの行いが悪いから雪が降った』(兄)なんて言ってたけど、翌週の自分も同じ目に!
朝は降ってなかったのに、お式が済んで神殿から出て外を見たら一面真っ白で驚いたものです。
お庭での写真撮影はできませんでした!
日ごろの行いが悪いからだね、やっぱり!(誰がとは言わないよ!)
「ボクもおこないに気をつけようっと!」
そうですよ、ここぞという時に、日ごろの行いがものをいうのです。
「ここぞというとき・・・いつかしら」
そうね、らーすけだったら・・・ワンコ大食い大会とかね!
もしもその時おなか壊してたら出場できなくて、大打撃じゃない?
「いいえ、ワンコおおぐい大会なら、けろっぴしながらでも優勝まちがいなしです!」
だめですよ、けろっぴしてるワンコは大食い大会には参加できません。
「そんなことだれが決めたんですか! それより、はやく帰って特訓しましょう! たべて、たべて、食べまくりますよ~!!」
いえいえ、らーちゃん、もしも~の話ですから!
大食い大会なんてないのよ、その気にならないで~~~