先週末の朝の染井霊園です。
今日水曜日、東京地方は冷たい雨になり、桜の花もずいぶんと散ってしまいましたが、この時は満開で、まだ吹雪いてもませんでした。
染井霊園は都内の桜の名所のひとつです。
言わずと知れた墓地ですが、いくつかある小さな広場にはブルーシートが敷き詰められ、にぎやかな花見の宴が繰り広げられます。
「だあれもいませんケド・・・」
まだ朝ですからね。
今はまだ私達のように、お散歩がてら、花見をしている人がちらほらいるだけです。
お昼近くなると、あちこちで宴会が始まりますよ。
酒を満たした盃に、舞い降りてくるひとひらの花びら・・・なんていうと、ナカナカ趣がありますが、現代の定番は、お弁当にビールってとこかな。
ＢＢＱや、コンロを持ち込んで大なべを掛けたり、たこ焼き焼いたりの大掛かりなのやら、一言でお花見と言っても様々ですね。
「ピザですか！」
そうそう、今年はいろんなところで、ピザの配達をしているのを見ました。
ｉフォンのアプリケーションで、ＧＰＳ機能を使って、説明し難いような場所でも届けてもらえるんでしょう？
ずっと以前は、ピザ屋さんとお客さんとが、携帯電話で連絡を取り合いピザの受け渡しをしていたけど、今は直接宴会している場所まで届くらしいね。
便利な世の中になったものです。
酒屋さんは冷えたビールを宴席に届けてくれるらしいし・・・
お弁当や飲み物すら用意しないで花見ができるなんてとっても便利だけど、ものぐさな人も増えるよね。
けしからん！とか言うつもりはさらさらないけど、あまり便利すぎると人間はどんどん堕落していくような気がします。
ほどほどがいいんじゃないかな。
まぁ、そういう時代の流れなんだから、それに乗って生きていくしかないんだけどね。
「ものぐさな時代・・・ずんちゃんの時代ですね！」
え～、そう？ 私、来てる～!?
そうか、私ったら、時代を先取りしてたのね！
「ほめてませんケド・・・」
・・・ハイ、わかってます、反省してます・・・
近頃生来のものぐさに拍車がかかってます。
もう、な～んにもやりたくないの。
立ってるものを横にもしたくないっていうのかな。
だらだら、ぐずぐず、てれこんぱたんてれこんぱたん。
（昔、よく母に『テレコンパタンするな！』って叱られました・・・何語だったんだろう？）
幼少の頃、親戚の家で食事中に、『お水〜！』と叫んだ私。
その家のお姉さんに『自分で持ってらっしゃい』と言われ『じゃあ、いらない！』と返して、皆にあきれられたという逸話も残るほどです。
三つ子の魂百まで・・・このものぐさは一生モノなのだろうな、仕方ないな。
「ゆりかごから墓場まで・・・そのモノグサ、ココに捨てていきましょうか？」
それはダメです、いけません！
ゴミはちゃんと持ち帰りましょう～！