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日本最古の神社 三重県【花窟神社】

2020-07-11 | パワースポット

日本最古の神社【花窟神社】

三重県熊野市有馬町上地130https://maps.app.goo.gl/8B62J5XMhiyp4boF9 
 
紀伊半島東側、海岸線沿い和歌山県境近くに忽然とある。
 
日本最古の神社
 
社殿や拝殿などの建物はなく、巨大な一枚岩を祭る。
 
 
古事記のイザナギとイザナミの神生み神話由来の地で、イザナミはここに埋葬されたと云われる。
 
 
 
 
 
 
 
イザナキとイザナミの夫婦神は次々とこの国に神を生み出したが、火ノ迦具土の神を産んだ時にイザナミは火傷をおい死んでしまった
 
悲しんだイザナギは、黄泉比良坂から黄泉の国へと入っていき、亡くなったイザナミに会いに行ってしまう。そこで、見てはいけないものを見てしまった。
 
(ギリシャ神話のオルフェスの話しと同じ)
 
イザナミの身体は腐り蛆がわいていた。
 
あまりの変わり果てた姿に驚いたイザナキは逃げ出す。
 
イザナミは「よくも恥をかかせたな」と怒り狂いイザナキを追う。
 
黄泉比良坂まで逃げたイザナキは、千引岩を挟んでイザナミと対話した。
 
「愛する吾が夫よ!お前の国の者を日に千人殺してやる!」
 
「愛する吾が妻よ!ならば私は日に千五百人生んでやる!」
 
そしてこの国では1日に1000人が死に1500人が生まれるようになった。】
 
 
 
ここ花窟神社は、黄泉の国への入り口であるという。
 
イザナミが埋葬されたのは出雲の国(島根県)という伝承もあるが、マニアックな都市伝説では花窟から地下を通り出雲へのポータルがあるという🤔🤩
 
 
イザナミを祭る岩と向かい合わせに、火の迦具土の神が祭られている。
 
そびえ立つ岩の登頂が、イザナギイザナミの二人に見える?
 
 
 
 
 
イザナギとイザナミの顛末にはもう一つのエピソードがある。
 
黄泉比良坂で対峙し口論になっていた二人の間に、菊理姫が現れて、イザナギに何か耳打ちをするとそれを聞いたイザナギは笑顔で去っていったと言う。
 
菊理姫は神話では、ここにしか登場しない不思議な神様だが、白山信仰の神様で全国の白山神社で祀られている。
 
古事記には登場せず、同時代(8世紀頃)に書かれた日本書紀の別添にのみ書かれている。
 
 
菊理姫がイザナギに何と言ったかは謎とされてきたが、二人の仲違いをとり持ったことで、縁を結ぶ神様として崇敬を得ている。
 
(あるチャネリングによれば)
 
「見た目ではなく魂の本質を愛するように」
 
という様なことを言われたらしい
、、
 
まさしく的を得ていると思う。
 
 
◇◆◇◆◇◆◇
 
【古事記・日本書紀】は、キリスト教でいう旧約聖書・新約聖書にあたる日本のバイブルだが、
 
問題集のような史書で、エピソードがいくつもあったり矛盾があったりして、読む人誰もが(あえて本当のことを分からないようにしている)という印象を持ち、謎解きが始まる。
 
操作性が強いのは、支配者の都合で本当のことが書けなかったのだろうというのが古事記・日本書紀の一般的な評価だ。
 
確かなことはわからないが、
 
国生みをして、八百萬の神々たちを生み出した日本の始祖、
 
イザナキとイザナミ二人は、強く愛し合ってたことだけは確かなのだろう。
 
 
◇◆
初めて紀伊半島のスポットを書いた。
 
紀伊半島には、こうした磐や山を祭った社殿がない古式の神社も多く、
天孫降臨前の、古い歴史を感じる。
 
 
 


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