2月、真冬の北海道で周る道北と道東の神社5社です。
『道北』上川神社 美瑛神社
『道東』帯広神社 帯広大明神 帯広三吉神社
【美瑛神社】北海道上川郡美瑛町東町
富良野と旭川の中間くらいにある神社
昼と夜、2回参拝しました。
暗くなってからのライトアップされた美瑛神社、雪化粧が映えている。
ご祭神
伊邪奈岐神・伊邪奈美神
家都御子神
大國主神
明治時代、和歌山県熊野より入植した方が郷里より御分霊を受けて祭った。
昼間の美瑛神社
鳥居をくぐると白蛇様が迎えてくれる。
灯籠に積もった雪が、まるで大蛇のように、、
毎年夏、熊野那智大社では火祭りが行なわれているが、こちらでも火祭りが行なわれているらしい、、
那智美瑛
【上川神社】北海道旭川市神楽岡公園2
明治時代に開拓守護、旭川鎮守として祭られた。
いくつかの神社が合祀されているらしいが、上川地方(道北)一の宮と言っても良いほどの威厳と高貴さがある神社。
ご祭神
天照皇大御神
大己貴大神
少彦名大神
豊受姫神
大物主神
天乃香久山神
建御名方神
譽田分命
敦實親王
鍋島直正命
黒田清隆命
永山武四郎命
岩村通俊命
例によって、天孫系の皇祖神と出雲系の国造りの神様を祭る。
敦實親王以下は、明治時代に活躍した開拓長官や総理大臣、函館戦争の軍人らが「命(ミコト)」の敬称で祭られている。
鳥居をくぐると神様の高貴を感じられる。
雪を纏う狛犬たち
摂社 天満宮
途中に寄った、白ひげの滝
美瑛町白金 青い池の近くにある。
右側の滝は、完全に凍っているが
左側の滝は、温泉で凍らずに流れ落ちている。
青みがかっているのは鉱泉成分らしい、
これも真冬にしか見ることのできない、不思議な光景。
【道東】
道東…と言っても帯広市の十勝川周辺の三社です。
『帯広神社』
ご祭神 大国主命
二の鳥居、三の鳥居が一直線に伸びる。
馬も北海道の開拓者の一員だったことが偲ばれる。
【帯広明神大社】北海道帯広市西4条北4丁目14
ご祭神
天之御中主大神
天照大神
七福神
昭和に鎮座した新しい神社ですが、鳥居の神額には「帯広明神」ではなく、
『日本神宮』と書かれています。
宗教法人「日本神宮本庁」という名称の宗教法人らしく、こちが本庁だそうです。
宗教法人「神社本庁」以外で本庁と名がつく唯一の宗教法人です。
【帯広三吉神社】帯広市西5条南2-6
明治時代、秋田からの入植者が、秋田県太平山三吉神社よりご分霊し祭った。
ご祭神
大己貴大神 少彦名大神 三吉霊神
三吉霊神は、秋田県太平山の郷土神で、力強い神として崇敬されていた。
摂社 稲荷神社
道北から道東方面の神社は、明治~昭和にかけて入植者たちが郷里の神様を祭った神社が多い。
本州との繋がりを残しつつ、どこにも無いうような新しい神社らしい独特の雰囲気が
それぞれ根付いてます。
途中、立ち寄ったトマム星野リゾート・アイスコタン
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