Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

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神社仏閣を訪ねて その6 布施弁天

2017-09-14 | 日記
私は近隣の神社仏閣を訪ねるのがライフワークになりつつあります。
2年前から始めて、今日までに63寺社を参拝してきました。

今回は利根川手前にある、関東3弁天の一つ布施弁天に行ってきました。
江の島・江島神社弁天堂、浅草寺弁天山(弁天堂)、布施弁天の3弁天を関東三弁天と呼んでいます。

江の島・江島神社弁天堂


浅草寺弁天山(弁天堂)



布施弁天の入り口には楼門(ろうもん)があります。
二階建て(重層)になった門で、下層に屋根がなくて上層に高欄付きの縁をめぐらしたものです。



扁額(へんがく)
建物や寺社名が書かれた額のことです。(布施弁天の正式名称は紅龍山布施弁天東海寺)
神社に掲げられている額を「神額」、寺社に掲げられている額を「寺額」と言います。
竜、麒麟、亀、松、鶴といった素木造りの彫刻が彫られていました。



水屋(手水舎)
ここで、参詣人が口をすすぎ手を洗い清めます。
手と口を水で洗うことで、全身のけがれが落ちると考えられています。
手水をした後にタオルなどで拭いてしまってはせっかく水で清めた意味がありません。
手水をした後の手は、自然に乾燥させるのが良いようです。



本堂
本堂は、享保2年(1717年)に建立されたものです。
多くの部分に彫刻や彩色を加えるなど華やかな近世的な作り方が見られる点が特徴とされます。



三重塔 
三重塔はお釈迦さまの遺骨(仏舎利)を祀るために造られました。
布施弁天では、昭和48年、38代秀淳大僧正が建立しました。
お釈迦様の教えに一歩でも近づくためのものとして建立したと言われています。



鐘楼(しょうろう)
時刻や緊急情報などを知らせるため鐘を設置した建物のことを言います。
全国でも珍しい多宝塔式の総欅造(そうけやきつくり)です。
千葉県指定有形文化財(建造物)に指定されています。
基担は、みかげ石積み八角形、その上に12本の円柱で円形の本体を構成し、その柱頭に十二支の彫刻を配して方位を表しています。



神社仏閣を訪ねると、何と見事な建築物を造ったのかと、いつも感動します。
神社や仏閣の建築を手がける「宮大工」と呼ばれる大工は高度な技術、技法を用いて、素晴らしい建物を造っていったのです。まさに手先の器用な日本の職人達がなせる業ですね。