Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

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スポーツドリンクの話

2017-12-16 | 日記
私はテニス、卓球、サイクリングなどで、いつもスポーツドリンクのお世話になっています。
今回はこのスポーツドリンクについて、色々な角度から考えてみました。
国産初のスポーツドリンクは、1980年に発売された「ポカリスエット」が最初だそうです。

ポカリスエットのCMには多くの有名女優が登場してきました。
印象に残る「ポカリスエット」CMガールランキングがあるのを見つけましたが、納得です。(2分)

1位 一色紗英(1992年~1994年)、2位 綾瀬はるか(2005年~2006年)、3位 宮沢りえ(1980年代)


自動販売機のみならず、スーパーやテレビでよく見るスポーツドリンク。
現在300種類以上が各社から発売されていますが、ポカリスエットとアクエリアスが良く知られています。

アクエリアスCM 80年代(30秒)


『ポカリスエット』も『アクエリアス』もほとんど同じ商品のように見えますが、コンセプトに違いがあります。

大塚製薬が開発した『POCARISWEAT(ポカリスエット)』のコンセプトは「飲む点滴」です。
「人の体に近い水」を強くアピールし、病気回復の助けをする飲料ということで開発されているようです。
風邪をひいて寝込んだときの水分補給のために飲むと、早く治るという効能は良く知られています。



コカ・コーラが開発した『AQUARIUS(アクエリアス)』のコンセプトは「スポーツ飲料」です。
「水分補給」を強くアピールし、スポーツに適した飲料ということで開発されているようです。
運動時に必要なアミノ酸とクエン酸を配合することで、運動するカラダをさらにサポートしています。



スポーツドリンクは吸収率の高さから、スポーツ時の水分補給飲料として最適な飲み物とされています。
しかし、そこには思わぬ落とし穴、「糖分」が潜んでいることをご存じでしょうか。

一般的なスポーツドリンクに含まれる糖分の量は500mlのペットボトル1本で20~30gもあるのです。
これは、スティックシュガー10本分、角砂糖なら8個分の量に相当し、飲み過ぎには十分注意が必要です。

清涼飲料水に含まれる糖分・塩分(イメージ)


スポーツ時の水分補給として、スポーツドリンク以外で最も適しているのはカフェインが含まれていない麦茶です。
スポーツ後やお風呂上がりなど、汗を大量にかいた後には、カフェインが含まれているお茶はふさわしくないそうです。



カフェインには利尿作用があるので、摂取した水分が体内に吸収されず、尿として排出されてしまうことがあります。
これでは水分補給になりません。茶葉を原料とするお茶には、麦茶以外すべてにカフェインが含まれています。
のどの渇きを潤す、という程度の水分補給なら、どのお茶でも問題ありません。



脱水症はスポーツ時の発汗だけではなく、気温や乾燥などさまざまな要因によって季節に関係なく起こりうる症状といわれています。
体液は体の60%を占める水分とミネラル、タンパク質などで構成され、生命維持に関わるさまざまな役割を果たしています。

冬場は汗をかく量が少ないので、水分補給が少なくてよいわけではありません。
一日に最低、1200mlの水分を最適な飲み物をチョイスしながら、補給するよう心掛けたいものです。