Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

サイクリング・テニス・散歩等の道すがら、公園・野原・湖畔・川辺等で見つけた美しい花をスマホで撮っています。

11月の花のアルバム ⑤

2022-12-17 | みんなの花図鑑
先回の続きです。11月の花のアルバム ④ 2022-12-15


今回も、花の名前や分類(科名、属名)は写真の後に表記しました。まず、写真と説明を見ていただき、花の名前を考えていただけるようにしました。

今回投稿した花や木も樹名板が無いものが多く、グーグルレンズを参考に名前を記載しています。間違いがあれば、ご指摘いただけると助かります。




お正月に欠かせない植物の一つです。 最近ではお正月の花という認識を越え、新たに冬のガーデニングの主役になりつつあります。



江戸時代には現在のように冬の季節に今ほど鮮やかな色の花がなかったために、冬に咲く牡丹の代わりに庶民がお正月に飾ったことが、お正月との関係性の起源になります。



<ハボタン(葉牡丹) アブラナ科アブラナ属> 11/8 アンデルセン公園



春に咲く一年草。流通は10月ごろから始まるため、上手に育てれば半年以上も開花する草花です。寄せ植え、花壇など、いろいろな用途で春の園芸には欠かせない草花のひとつです。





最近食べられる花「エディブルフラワー」としても人気があります。香りと味はごく繊細で、際立った主張もないため、食べやすい花として、料理にもスイーツにもどちらにも合う花です。





<パンジー スミレ科スミレ属> 11/8 アンデルセン公園



花はクリーム色の大輪、花の中心に向かうほどピンクを増します。一季咲きの多いつるバラでありながら、よく繰り返し咲きをし、秋までたくさんの花を楽しませてくれます。



フランス・ルネサンス期を代表する詩人、ピエール・ド・ロンサールにちなんで名づけられました。英語圏では「エデン85 」とも称されます。



<ピエール・ド・ロンサール(バラ) つるバラ 四季咲き 1985年フランス>
11/8 アンデルセン公園



今年はロシアによるウクライナ侵攻で、改めてウクライナの国歌であるこの花が注目を集めました。11月になっても元気に咲いていました。戦争が一日も早く終わるよう願っています。



ソフィア・ローレンの映画と、ヘンリー・マンシーニの美しい曲を思い出します。第2次世界大戦時に引き裂かれた悲運の愛を描いたこの映画をご覧になった方は多いのではないでしょうか? 実はこの広大なひまわり畑はウクライナで撮影されたものなのです。



<ヒマワリ(向日葵) キク科ヒマワリ属> 11/8 アンデルセン公園



アメリカ合衆国の南西部及び中西部に分布するキク科テトラネウリス属の多年草で、コスモスに似た花形の四季咲き種として紹介されています。



花弁に入る茶色い縞模様が特徴です。シルバーグレイの葉もなかなか美しいといえます。温暖地では宿根させるのは難しく、どちらかと言えば寒冷地に向いた草花と言えます。



<ヒメノキシス キク科テトラネウリス属> 11/8 アンデルセン公園



熱帯アメリカ原産のナス属の植物です。秋に実る黄色の果実を観賞します。果実には大小数個の突起があり、その形がキツネの顔に似ていることが英名の由来です。



水に浸けなくても数か月鑑賞できるため、生け花やリースに適しており、飾ると色鮮やかな黄色の実で、空間がひときわ華やかになります。



<フォックスフェイス(角茄子) ナス科ナス属> 11/8 アンデルセン公園


開花期は4~6月で、30~90センチほどの花房が垂れ下がります。開花期の幻想的な風景は多くの外国人観光客をも魅了し、サクラと共に訪日外国人観光客の人気が高い花です。



葉は羽根状で葉全体(葉序)の長さは20~30cmで、蔓から互い違いに生じます。秋にはやや透明感のある黄色に変わりますが、観賞すべき期間は短いようです。



<フジ(藤) マメ科フジ属> 11/27 手賀沼湖畔


枝の伸長が250cm以上になる大型のつるバラです。樹勢が強く枝葉がよく茂り、トゲが少ないのでとても扱いやすいつるバラです。



2012年チェコ共和国フランデツ・クラーロヴェ国際コンクールCL部門最優秀賞受賞。

<フランボワーズバニーユ(バラ) つるバラ 返り咲き 2010年フランス>
11/8 アンデルセン公園


アジア、アフリカ、オーストラリアの熱帯~亜熱帯の広い地域に分布する多年草です。観葉植物として扱われている種類が代表的ですが、一部に花を観賞する種類があります。



‘モナ・ラベンダー’や「ケープ・エンジェル」シリーズなどは、黒みを帯びた葉とサルビアに似た紫色の穂状の花が咲きます。



<プレクトランサス シソ科ケサヤバナ属(プレクトランサス属)>
11/8 アンデルセン公園



開花期間がとても長く春から秋にかけて長く楽しめる花が魅力の植物です。花は舌状花と筒状花の小花が組み合わさる頭花で、一重咲き・半八重咲き・八重咲き・アネモネ咲きなどの花姿があります。



フランス王室の庭で栽培されていたことからこの名がつきました。アフリカン・マリーゴールドはアフリカで栽培されていたものが16~17世紀にヨーロッパに持ち込まれたものです。



<フレンチマリーゴールド(孔雀草) キク科コウオウソウ属>
11/8 アンデルセン公園



900余りの原種と15000を超える交配種があります。世界中の環境に適応しているため、バリエーションが豊富です。



雄花と雌花が異なる「雌雄異花」の植物です。一般的には雄花が八重咲き、雌花が一重咲きで、それぞれが1つの株に咲きます。



直立した茎に大輪の花が咲くタイプや、シャンデリアのように枝が垂れるタイプ、葉の模様を楽しむタイプなどがあり、観賞する人々を楽しませてくれます。



フランスの総督であったミシェル・ベゴンにちなみ、同国の植物学者シャルル・プリュミエによって名付けられました。



<ベゴニア シュウカイドウ科シュウカイドウ属> 11/8 アンデルセン公園



アフリカの多くの地域とイエメンに自生するアカネ科の低木。 同じ科に属するサンタンカの花と姿が似ている為、和名をクササンタンカ(草山丹花)と言います。



小さな星形が特徴で、30~40輪まとまって傘状に咲きます。華やかで可愛らしい花ですが、原産地が熱帯地方という事で真夏の暑さにも強く春から秋口までの長い期間咲き続けます。



<ペンタス(草山丹花) アカネ科クササンタンカ属(ペンタス属)> 
11/8 アンデルセン公園



クラシカルな表情も見せる、明るいピンクのロゼット咲きで、5~10輪ほどの房になって咲きます。



春以降も繰り返し咲き、晩秋頃まで楽しめます。小さめの、光沢のある照り葉もきれいで、花をグッと引き立ててくれます。



<ホーム&ガーデン フロリバンダ 四季咲き 2001年 ドイツ>
 11/8 アンデルセン公園



熱帯アメリカ原産で、日本では戦後関東以西で帰化が確認されています。花期は遅く、関東では9~10月に咲きます。



花が小さいのが特徴で、赤紫色ないしピンク色の花色です。似たような花にマメアサガオ(豆朝顔)がありますが、花色は白色です。



<ホシアサガオ(星朝顔) ヒルガオ科サツマイモ属> 11/8 アンデルセン公園



別名では「チャイニーズ・マホニア」や「フォーチュンズ・マホニア」等とも呼ばれる中国が原産の常緑低木です。



優雅に広がる枝葉や、色鮮やかな黄色の花、濃い青紫色の果実が魅力の植物です。由来は小葉がヒイラギナンテンと比べて細い所からきています。



<ホソバヒイラギナンテン(細葉柊南天) メギ科メギ属> 11/8 アンデルセン公園



花は星の形で、特徴的な斑点が入ります。あまりたくさん花をつけるわけではありませんが楚々とした風情があります。



<ホトトギス(杜鵑) ユリ科ホトトギス属> 11/8 アンデルセン公園



淡いピンクの丸弁八重咲き花が株を覆うように咲きます。クセのないだれにも好かれるバラです。



1982年にADR賞、1987年AARS賞を受賞し、2003年 第13回 世界バラ会議 イギリス グラスゴー大会で殿堂入りしています。



<ボニカ’82(バラ) 四季咲き 1981年フランス> 11/8 アンデルセン公園



初夏から晩夏に、黄色い花を咲かせますが、11月になっても畑で花が咲いていました。実は付くのでしょうか?



<ミニトマト ナス科ナス属> 北柏ふるさと公園



葉の色は実がなりだす初秋の緑から、秋が深まってくると黄色く紅葉し、紫色の実との色合いがとても美しい光景です。



秋の初めごろ雑木林などの林縁や明るい林の中で鮮やかな赤紫色の小さな果実が目立ちます。実は葉が落葉した後もしばらくついていますが、冬に自然に落下します。



<ムラサキシキブ(紫式部) シソ科ムラサキシキブ属> 11/30 あけぼの山農業公園



中国南西部を原産とするスギ科(またはヒノキ科)の落葉高木。端正な樹形や四季折々に変化する葉色が美しく、各地の公園、庭園、街路などに植栽されています。



日本に渡来したのは1950年のことで、アメリカで育苗された100本の苗木が皇居を始めとした各地に配られたのがきっかけです。



<メタセコイア(曙杉) ヒノキ科メタセコイア属> 11/9 あけぼの山農業公園