今回の休みは山にしようか山道にしようか迷ったが
久々の大好き日高であり
滝も花もありそうな様似山道へ行ってきた。
濃昼山道も有名であり各地の古い旧道や山道が
ちょっとしたブーム??
幌満トンネルを越えて橋を渡りすぐ駐車。
徒歩で橋を戻るとトンネル出口のところに
川原に降りる階段があり、橋の下を通って上流へ
すぐに山道入り口
沢沿いを登っていきます
廻りにはすでにエゾオオサクラソウやスミレ、オオバナエンレイソウ
など咲き乱れで綺麗だ・・・
いたるところにピンクや赤のテープがあり迷うことは
ないようだ
沢から登っていくと、やがてこんな感じで
地面が落ち葉でフカフカ気持ちいい徒歩が続く
ドキっとした
土の部分にはしっかりと獣の足跡が
鹿の足跡は結構見たが
このツメからして熊かな
鈴を振り回しながら歩いて行く
最初の顕著な渡渉地点でかわいいナメを見る
小さいながらも立派な滝つぼを持っており
ちょっとびっくりだ
落差1メートル F1とは呼べないなぁ
ここは渡渉後で
一番きついところか ロープ頼りだが右上には
すぐ道がついている
渡渉後に坂を上って振り向くと
あらら きれいなナメがあったんだ
何気ない山道に少しでもこんなの見つけると清涼感があるね
途中の崖上から海と国道が見えた!
やっぱり下の景色が見えると安堵する
平日だし人っこ一人いないからね
熊も怖いし事故も怖い
道中はエゾオオサクラソウのロードとなっていた
ふつうのオオサクラソウと違うのはエゾには茎に毛が生えている
日高地方のはエゾオオサクラソウが多いようだ
この時期の主役は何と言っても
エゾオオサクラソウ
いたるところに咲き誇る
幌満入口から約3km地点に原田宿跡がある。
1873(明治6)年から1885(明治18)年まで原田安太郎が旅籠を営んでいた跡で,4×7間の家屋跡が復元されている。
12年間の営業だったが、よくここで営んだものだ
旅人には熊の恐怖もあるし重宝したと思う
渡渉は4か所だったか…忘れた
今回の初見の花 マルバケスミレ?
白いスミレが咲いているサイトを見たので注意して探したつもりだが見つけられずに半分くらいまで来た
倒木に座って休憩中。
目の前の木の根元に白い小さな花が!!!
それがこれでした
ゆういつの初見の花 ひとしおうれしいね
アポイ岳は雲で見れず残念
今日一日ずっとすっきりしない天気だったなぁ
山から一気に下りたら昆布干し場のある舗装道路へ
これをそのまま直進すると再び山道へ入るが
ここ「コトニ」で終了とし国道へ向かう
結局今日はほとんど曇りで肌寒かった
おかげで大汗をかかなくて済んだので
結果オーライかな?
もう少し山道は続くらしいが今回は「コトニ」で国道に降りた
あとはこの道をトボトボと戻るだけでまったく味気ない
それでも民家の前に咲くミヤマオダマキを見る
これは庭から種が飛んできて咲いたか
日高耶馬溪と言われるこの海岸沿いを行かねば・・・
このままだとトンネルを二つも通らないといけないので
山中トンネルから右へ 旧道を行ってみる
車止めもなく車両通行は出来るようだが1台も通らない。
国道沿では大型も含めビュンビュン飛ばして走るから
歩道を歩いていても怖いのだ
すぐに民家?昆布漁の番屋か?
2棟の家の間に??
滝だ・・・
こんなところに!
下部にはホースなどで取水しているのがわかる
予想をしない滝が出現するとうれしい私だ
ここを通って良かったV
気分を良くし
山中第二隊道をくぐるとまた民家が・・・
上記のような滝が他に3つ確認でき、それぞれ民家が水を引いているようだ
上部が崖になっている地形ゆえ山道で見た沢が落ち込んでいるのだろう。
様似山道を越えてコトニで国道に降り
旧道から国道トンネルを通り抜けて無事に
車まで帰ってこれた
山では花あり熊の足跡あり沢もあり
小一時間でいにしえの古道を気軽に歩けるように整備してくれている
海沿いには断崖と集落があり、崖にあるものを見つけた
これは晩夏に来なければならないなと楽しみが増えた。
出発6:45~帰還10:00 所要時間 3:15であった
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