日本共産党足立区議団は、予算修正案を提案しました。
足立区の新年度予算案は、史上最高の予算規模(2741億円余)、ため込んだ基金も史上空前の1372億円。
一方で区民の要求は抑え千住一丁目再開発や区役所本体業務の企業委託に走る姿勢です。
日本共産党は、代表質問でこの予算の切り替えを求めたところ、区長にその姿勢がないため、2日から始まる予算特別委員会において、予算修正案を提案します。各党の態度が問われます。
●23区で一番高い低所得の保育料値下げ
1400人余を半額または無料に 2775万円
●被爆者見舞金 23区で唯一未実施を改善325万円
●給食費の無料化 小学校給食全員無料化にふみだす 2億4248万円
●子ども医療費 高校生の入院医療費を無料化 1650万円
●不妊治療助成上乗せ 都内22自治体で実施 9500万円
●介護・看護の人材不足対策 保育士同様に月額85000までの家賃助成 1億2915万円
●学童保育室の4室増設 8000万円
●若年ファミリー・若者家賃助成 1080万円
●精神障がい者補助の復活 450万円
●障がい者グループホームの増設 2000万円
●低所得者の介護利用料軽減(過半数の区で実施) 1785万円
●はるかぜ短期路線の実現 3000万円
●公園トイレの存続 10万円
●住宅リフォーム助成の創設 4000万円
●放射能(給食食材検査・測定器の貸し出し・内部被ばく検査)582万円
●震災対策 区が拒否してきた感震ブレーカーの無料提供・ペット同行避難のための動物用ケージの備蓄 900万円
●緑化推進(街路樹の剪定増等)6500万円
●一部償還免除型奨学金の拡充 1400万円
●乳がん・大腸がん検診の無料化 2014万円
●骨粗しょう症予防検診の実施 5343万円
※この2つの検診は医師会も要望
●ゆ~ゆ~湯入浴証 月3回→毎週実施に 4900万円
●難聴者の補聴器購入助成 6区で実施。2万円を助成 392万円
●生涯学習・スポーツ施設の駐車場 無料に戻す 2550万円
●共通商品券の活用で地域経済循環 人材確保で保育・介護・看護の入職祝いに3万円、出産祝いに1万円の商品券 8430万円
●削られた買い物難民対策復活 230万円
ためこんだ基金1372億円のごく一部を活用し
区民の望まない施策を削減、優先度を改め財源を生み出す
公立保育園の民営化ストップ 弘道・大谷田第二・沼田保育園の民営化予算を削除 5472万円
学力テストの中止 国のテストも実施の中競争教育に拍車をかけるため中止する 3900万円
管理的教員研修の中止 550万円
はばたき塾の中止 特定の子どもだけを超難関校に進学させるためのお金を削除 3350万円
千住一丁目市街地再開発の中止 特定企業の30階建てマンション建設への税投入の凍結 1億2280万円
天下りをなくす 週3日勤務で月給40万円の民間人登用は中止する 480万円
戸籍の外部委託の中止 委託経費を削除、非常勤職員増で当面は対応 1953万円
国保の外部委託の中止 委託経費を削除、非常勤職員増で当面は対応 2億169万円
保健所の外部委託の見直し 不祥事で指名停止処分のパソナへの委託を中止、非常勤職員で対応 8270万円
公共サービス研究会の廃止 区民のサービスを切り渡す研究会で不要なので削除 470万円
議員報酬の10%削減 5101万円
議員費用弁償の削減 一律3000円を廃止。公共交通使用時のみの実費支給 611万円
公共施設再配置計画予算の削除 公共施設を削減するための「計画」は中止 36万円
予備費の活用 1億円
財調基金などの活用 2億1154万円
★ためこんだ基金の1・5%を活用、区長提案額の0・01%増だけで上の新たな事業を全部を実現できます!