視察三日目

2018年11月02日 18時02分07秒 | 日記

視察最終日は北九州市における認知症の取り組みについて学んできました。

北九州市認知症支援・介護予防センターの見学に行きました。

北九州市は高齢化率が30.1%で全国平均28.0%を上回っています。

そして75歳以上の後期高齢者がグッと増え、認知症高齢者が増えています。

こういう現状のもと、地域で認知症への理解を深め「やさしい地域づくり」を推進しています。

地域づくりは人づくり、まちづくりです。時間がかかります。

カフェ・オレンジ(常設型認知症カフェ)の運営は、行政から委託された団体が行い、本人、家族が何でも相談できる場所です。

専門の介護事業所、医療機関などにつなげる前の段階で、特に家族の方たちがどこにも話せずに悩みを抱えていた事が話せるだけでも気持ちが楽になる場所です。

地域の中で生きがい・役割を持って生活できるための一人ひとりに適した支援が求められています!