本日、今期最後となるエリアデザイン調査特別委員会がありました。
私は委員長なので、今まで質疑は行ってきませんでしたが、最後ということもありどうしても聞いておきたいことがありました。
それは西新井駅のエリアデザインの取り組み状況についてです。委員長を副委員長に代わってもらい質疑をしました。
質疑の内容です。
「西新井駅西口駅ビルの解体が夏頃着手ということで、解体は南側の東武ストアが入居していた部分ということですが、北側のトスカの部分はどうなるのですか?話は出ているのですか?」
答弁―トスカの部分は東部ストア解体後です。
「先日、西口の階段を上っていた方が、最後の一段を上りきれずに転倒してしまい、周りの人たちに助けられたという話を聞きました。
東武ストアも閉まっていて、トスカ側のエレベーターも満員、階段でまあ、大丈夫かな、ということは十分考えられます。しかしあと一歩というところで力尽きてしまった。大事には至らなかったので良かったのですがこういう方々はたくさんいらっしゃると思います。
『高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律』いわゆる『バリアフリー新法』が平成18年に制定されました。
この法律は、高齢者、障害者等の自立した日常生活及び社会生活を確保することの重要性にかんがみ、従来対象となっていた建築物、公共交通機関、道路に加えて、路外駐車場、都市公園にもバリアフリー化基準への適合が求められ、また駅を中心とした地区や駅前広場に整備を推進することにより、高齢者、障害者等の移動上及び施設の利用上の利便性、安全性の向上促進を図り、公共の福祉の増進に資することを目的とするものです。
こういうバリアフリー新法の観点からも西口の階段はこのままにしておいていいのか?区としても何か策を講じなければいけないのではないでしょうか?」
答弁―そこのところは十分承知しています。
「トスカ側はまだどうなるか未定ということなら、すぐにでもできる対策として、トスカで使っていたエスカレーターを使うことはできないでしょうか?
西新井西口駅を見てきましたが、今、トスカのエレベーターが使われています。電源も繋がっているだろうし、店があった部分はシャッターや囲いなどがしてあって駅の改札に行けます。
今あるエスカレーターを動かし使うことは十分可能ではないでしょうか?ぜひ東武鉄道との検討会で提案して欲しいですがいかがでしょうか?」
答弁―検討します。
「今後、エスカレーターの設置や工事中の仮設のエレベーター・エスカレーターなどの問題も出てくるとは思いますが、すぐにでもできる対策として、今あって動いていないエスカレーターを動かし使うことは十分できるのではないでしょうか?」
A、検討します。
とまあ、こんな状況でした。
今回質疑したことで西新井駅西口の、「急で、狭くて、危険な階段を何とかしてほしい」「エスカレーターの設置を」というみなさんの願いが少しでも前へ進めばと思っています。
引き続き声を上げ要望していきます!