ひどい!足立区内学校の休校対応―国会で問題に
ある小学校の休校中の保護者通知(一部)
※本日配布する課題は、新学年の教科書等を使った内容も含まれます。
学校が再開した際には、復習をしますが、授業で再度丁寧に学習することはありません。
また、評価(あゆみ)の参考にもします。
子どもたちは3カ月も学校に行けず「学びの保障」も大切な課題です。
区内の小中学校では、きめ細やかな対応をしている所もありますが、上記のような機械的な通知で保護者が不安になっている学校もあります。
このおおもとには、「臨時休業中の学習について」の文部科学省の通知があります。
上記の学校は、これを機械的に保護者に流したのです。
15日の衆議院文部科学委員会で、共産党のはたの君枝衆院議員がこの問題を質しました。
すると萩生田大臣が「プリントをやったから、それで授業をやらなくていいという意味の通達じゃない。
誤解のないように」と答弁。
学校で家庭にプレッシャーを与える指導を改めるように、力をつくします。
水泳授業「3密だから」と中止に少人数学級こそ急ぐべき
足立区は水泳授業の中止を決定し、TVでも報道されました。
「検診が間に合わないので安全性が確保できないから」という理由はわかりますが、中止のもう一つの理由として「更衣室が3密になる」をあげています。
更衣室での着替えの時間はわずか数分、空き教室の活用など工夫をこらせば「密」を避ける更衣はできるのではないでしょうか。
「密を避ける」というなら、狭い教室に40人がぎゅうぎゅう詰めになる40人学級を放置していることこそ問題です。
現在は小学校1~2年生と中学1年生だけが35人学級で、それ以外は40人学級です。
「新しい生活様式」で「密を避ける」生活パターンが求められている中、少人数学級や統廃合の中止こそが必要ではないでしょうか。
改善を求めて力をつくします。