本日、鹿浜菜の花中学校の「性に関する学習」の参観に行かせてもらいました。
鹿浜菜の花中は人権教育の一環として「性に関する学習」に力を入れて取り組んでいます。
今回は「生命誕生」をテーマに1年生の授業を参観しました。
とても良かった!小道具があり、クイズがあり、スライドもあり、子どもたちが班になって考える時間もあり、50分があっという間でした。
本当によく準備され、考えられ、練られている内容だと感じました。
印象に残ったことは、
・特に性の学習はみんなが心地よく、健康に生きるため、幸せに生きるための大切な学習
・胎児は母体の中で、ただ寝ていただけじゃない。約280日間、生きるためのトレーニングをずっとしてきたんだ
・へその緒を流れる血液は胎児のもの、胎児は個としての存在。母体から酸素や栄養をもらっているが、血液は交わらない。
などなど。
一人一人が大切にされること、そして幸せに生きることが命の誕生の時点から始まっています。
胎児はすでに母親から独立している個としての存在であることが科学的に学べ、体の見事さを認識することで自分を肯定的に受け入れることに。
性はいやらしいこと、恥ずかしいことではなく、大切なこと、自分自身の問題であること(大人として成長し自分は妊娠をする、させる可能性がある)など、
とにかく心にしみこんでくる言葉がたくさん、たくさんありました。
子どもたちもこの中学1年生という時期に、このような性に関する学習ができることはとても重要だと思いました。
次回は来年2月ごろ、「女らしさ?男らしさ?を考える」です。
ぜひ、また参観したい!