コーエン兄弟監督の映画「バーバー」でベートーヴェンのピアノソナタ8番「悲愴」の第2楽章アダージョ・カンタービレがなかなか効果的に使われていたので、普段あまりベートーヴェンなど聴かないのだが、ヴィルヘルム・バックハウスによる大変お得な廉価版(1,000円)を買ってみた。
映画では主人公の床屋が美少女役のスカーレット・ヨハンソンが弾くこのアダージョに「君がつくったのかい」なんてたずねるくだりがあって、なんとそこからこの中年おやじの悲愴がはじまるのだった。第一楽章の暗さに比べればこのアダージョは、「悲愴」というよりセンチメンタルな恋心に触れるような曲の色合いだ。そもそもこの曲に「悲愴」とつけたのは、ベートーヴェン本人ではなく音楽出版社のほうだったという話だが、映画でも美少女に夢中になる中年おやじのせつない心情をこの曲がうまく表していたと思った。
そのせいか、ぼくにもこの曲はセンチメンタルな恋か旅に似合っているなと思うが、中年おやじの恋なんて、結局その行方は悲惨なものかも知らんよな。フフッ。
映画では主人公の床屋が美少女役のスカーレット・ヨハンソンが弾くこのアダージョに「君がつくったのかい」なんてたずねるくだりがあって、なんとそこからこの中年おやじの悲愴がはじまるのだった。第一楽章の暗さに比べればこのアダージョは、「悲愴」というよりセンチメンタルな恋心に触れるような曲の色合いだ。そもそもこの曲に「悲愴」とつけたのは、ベートーヴェン本人ではなく音楽出版社のほうだったという話だが、映画でも美少女に夢中になる中年おやじのせつない心情をこの曲がうまく表していたと思った。
そのせいか、ぼくにもこの曲はセンチメンタルな恋か旅に似合っているなと思うが、中年おやじの恋なんて、結局その行方は悲惨なものかも知らんよな。フフッ。
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