5月8日(日)
9:00(集合)
妙音山公園登り口(三国堺バス停付近)
参加者は下記までご連絡ください。
oita.sanrinsya.2022@gmail.com
これから走るだけでなく、トレイルの維持、管理もやっていきたいと考えてる方。
整備(トレイルのね、自転車じゃないよ)のための道具のお話も少しずつ。
まず、揃えてほしいのは(今回からのネタは、妙音山開拓を中心据えてお話しします)、
鎌ですが、写真用に若干、鉈(ナタ)にも近いような鉈鎌(ナタガマ)というタイプ。
これは、荒れてしまった場所では、地面から素直に生えそろっている植物ばかりではなく、高木からおちた枝などがあったり、
また、一番厄介なのが、ツタやカズラといわれる、ロープのように縦横無尽に這いまわっている植物。
これを切る時、また手繰り寄せるときに、この刃の部分が鎌よりも長く、先端の手前の剃り具合でひっかけやすくなります。
どの方向(左右)からでも切りやすい、両刃をお勧めします。
写真にはないですが、腰ベルトに吊るせる鞘があると便利です。
そして、
鋸(ノコギリ)です。
言わずもがな、木を切る道具ですが、大径木をきるのは、チェンソーなどの機械に任せればいいのですが、
腕の太さくらいなら、手鋸で十分対応できます。というか、大径木の伐倒は危険を伴うで、素人さんはしちゃいけないと思います。
鋸を買う上でのおすすめポイントは、
① 写真のように、鞘(サヤ)に収められるもの。
折り畳み式のもありますが、連続した作業となると折りたたむ作業が無駄になってきますし、ある程度時間がたってくると煩わしくなってきます。
こういう、ちょっとした手間を考えておくと、楽ではない作業も、心持ち、楽に進められますし、何よりも安全に進められます。
※ 僕が折り畳み式を携行するときは、ライド中、ザックに入れておいて、気づいたらちょっと切る、というときには使います。
② 腰(ベルトに通す)から吊り下げられるもの。
①にも関わりますが、伐っては、納め。納めては、また取り出し、伐るという連続した動作には、やはり腰から吊り下げた鞘に出し入れする方が便利です。
ずっと、手に持ったままだと、それこそ、転んだり、ちょっと両手を使いたいという場面で、どこかに置いておかないといけなくなります。紛失の原因にもなります。
③ 長さは、体格、体力的な物にもよりますが、好んで使うのは270㎝前後です。最近は、かなり長いものも出てきますが、②のように腰にぶら下げておくので、
しゃがんだりしたときに、鞘が地面にあたって、突っ張ってしまったりとか、なんやかんやで邪魔くさく感じてしまう場面があります。
そうしたときに、270㎜くらいであれば、鞘が草木にからんでも、取り外ししやすい気がします。
長くなりましたが、長年、取り組んできた感想も加えてみました。
今回の最後ですが、妙音山の整備にかかり、数度、調査のために訪れていますが、かなり道の崩落が起きています。
地質は、レキというのでしょうが、岩、石と土が混ざった地質です。
そのため、トレイルを均すために、鍬(クワ)ではすぐに道具を傷めてしまうことになり、また、到底、作業も捗らないでしょう。
そこで、
バチ鍬(クワ)をお勧めします。
ちょっと分かりづらいかもしれませんが、タケノコ堀にも使う道具なので、刃の部分が厚いです。
石や、また岩を引っかけて引っ張ったりする作業では、かなり威力を発揮します。
これがあると随分、助かる道具です。
あと、山整備になるので、基本的な恰好などについては、各自で考えてご準備ください、
一般的な除草作業などを考えてもらえれば、軍手だったり、長そで、長ズボンの衣服であったりと。
安くはない道具ですが、長くMTBライフを楽しんでいくための、自転車専用工具の一つに加えてもらえたらと思います。
「山輪舎」の連絡板を立ち上げます。
山輪舎については、詳細は連絡できませんが、MTB活動と山林保全活動を併せて行えるボランティア活動団体への組織づくりを目指しています。
賛同される方は、是非、こちらか、もしくはSNSで、ご連絡ください。
現段階で、現実的な活動は
① 大分県民の森MTBコースの整備、維持
② 妙音山を守る会との協力活動
が中心となっております。